15inchの励磁スピーカーユニットの自作してみました。 no-2

先ずは、全体像を説明しなければ判りくいと思いますので、写真で説明します。


改造前の、マグナボックス　１５インチフルレンジユニットです。




励磁用の鉄フレーム磁気芯を外しました。　接着剤で付けていますので、ドライバーで無理にこじて外しました。




次に、フェライトマグネットを外しました。
ここで注意する事は、コーンやボイスコイル等は利用しますので、破損しない様慎重に外しました。

下に有る者が、外した励磁用フレーム及びフェライトマグネットです。




外した、励磁回路のベースと励磁芯が一体となった物です。
（この、心の外形の精密測定が必要です）　測定結果、直径は37.7ｍｍてした。





ここからが、少々アイデアが必要になります。
要するに、フレームとコーン、ボイスコイルは利用しますので、電磁石に置き換える為に、磁気用鉄心とボイスコイルの微妙な感覚を
調整するための、取り付け金具をベースにねじタップで固定しました。
スピーカーの中央に見えるのが、ボイスコイルでその周りの物が、磁気フレームベースです。
間隔が狭いですね、これが重要で、狭い方が磁気の無駄が無くなりますので、効率の良いスピーカーになります。
狭すぎると、ボイスコイルとフレームが接触すれば、鳴らしたとき歪が発生しも焼損しますのでも大変重要です。




今回制作した、励磁回路の鉄心やベースの寸法です。
これは、私では作れませんので鉄工所で制作していただました。　（２組）
（中の写真は、工作する人が判るようにイメージの写真を添付しました）




励磁の芯です　（純鉄製）　中心に6ｍｍの取り付けボルト（タップ切りしています）




励磁のベースです　（純鉄製）　


組み合わせました。




出来上がった物を簡単に組み合わせています。
（コイルは、まだです）




一応、自作コイルを付け拡大した所です。





続く