自作真空管アンプ製作日記

オーディオ用、真空管アンプの製作に挑戦。 簡素な装置で、メーカー製に負けない、デザインのアンプに挑戦しています。

真空管式ラインコントロールアンプの製作 回路の公開

2007年10月13日 | オーディオ
デザインやシャーシー加工が先走りましたが、回路の決定が先ですね・・・。

真空管アンプの
出来上がった写真



製作の
  コンセプトは、
     
     高域、低域が十分出せる様、低インピーダンスとする。
     マルチチャンネルとする。
     徹底した、SN比の向上。
    

 * 低インピーダンス化は、高域の減衰を防ぐ為の目的です。
 * マルチチャンネル化は、低域のボケを無くすためです。
 * 高SN化と高音質化を目的に、ライントランス化しました。


 私の個人的な見解ですが、今までの経験から、上記の点を考慮すると本当に音が変わります。

 もちろん測定器によるデーターを無視するわけではありませんが、
人間の耳は鈍感であり、人間が感じる範囲の帯域の質を向上することが重要です。

 もちろん出来上がった時点で、発信機、オシロ、ミリボル等により測定をしていますが、
一定以上のあれば、音質とは無関係と感じています。

 それよりも、ライントランスの使用や低インピーダンス化は、
音質に出て来ますので、この目的にぴったりです。 
(欠点として、少々費用がかさむ事ですが、十分満足できます。)




以上を考え、下記のように回路を作りました。
  (MJ等の雑誌回路を参考にし、コンセプトに合う様回路変更しました)
  (少々の回路変更や、抵抗コンデンサー等の定数変更は、製作後調整しました)
   



回路図の拡大は、下記です。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/51/c718749d67b7e82f24aa5afd9a02ffe8.jpg

回路は各ブロックにて、プリント基板で製作しました。
 一部マニア間では、基盤化には否定的な人もいますが、人間の聞き分けられる
 帯域での使用は十分です。 それよりもたくさんりメリットがあります。







回路図の拡大は、下記です。 (電源回路)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b6/4e4d968a1a1dd2a930547fc83e9be212.jpg

電源回路は、クロストロークを良くするため、電源トランスの容量を
大きくし、各左右のプレート電源にそれぞれ定電圧回路を組み込みました。
また、ヒーター電源も左右それぞれに、スイッチングレギレーターを組み込みました。

電源制御や入力切替回路に、PICを使用(プログラム製作)しリレーにて、
動作しています。

製作に当り、配線やシールド線、半田等、高品質なものは一切使用していません
今までの経験で、音質の違いが判明できませんでした。
お金のかける所を変えています。



もう少し具体的に 続く


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