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千葉市東電敷地への 最終処分場建設絶対 反対

2015-05-20 17:25:50 | 山本太郎

 千葉市にお住まいのみなさん! 4月25日、国は突然、千葉市の東京電力火力発電所敷地に最終処分場を建設すると発表しました。
 これは、なんら説明もなく、建設を強行するものです。住民の意思を踏みにじった暴挙です。
 最終処分場は、「核のゴミ」を長期間、厳重に管理しなければならない施設です。これを東京湾の沖合、しかも地震の震源地である千葉市のど真ん中につくるというのです。ひとたび事故が起こればどうなるでしょうか。東電はまったく事故の責任をとっていません。福島を切り捨て、原発再稼働に突き進む東電・国に対して、私たちの怒りを声に出していきましょう!

処分場建設を白紙撤回せよ!

すべての責任は東電にある!
 そもそも、最終処分場とは、汚染された「核のゴミ」(原発から出た高濃度の汚染物質)を、地中深く埋めて何万年も厳重に管理するための施設です。県内で放射性廃棄物が520トンをこえ、仮置き場では管理できないという理由で建設がすすめられています。
 「千葉県から出たゴミだから千葉県で処分すべき」という論調・主張は間違っています。そもそも核のゴミはどこから来たのでしょうか? 福島原発からです。東電がつくりだした核のゴミなのです。原発事故によって全国に飛散した放射性廃棄物質は、東日本全土を汚染させました。飛散した先々で処分場をつくることは、汚染の拡大をもたらし、放射能被害のリスクを拡大させます。本来であれば、日本中のあらゆる英知を集め、一か所に集め、厳重に管理すべきなのです。
 しかしそれは、同時に高濃度汚染地から人びとを避難させ、原発事故を一刻も早く収束させることと一体です。原発再稼働や帰還強制などもってのほかです。

 

●全国の闘いとともに!
 処分場建設の検討内容を白紙に戻し、候補地の選考過程を一からすべて公開するべきです。しかし、国は「環境アセスもやらないと」言っています。住民無視もはなはだしいかぎりです!
 処分地は、蘇我の住宅地から3キロも離れていません。千葉市の海岸沿一体が、液状化地帯であり、地震の巣です。ひとたび事故がおきれば、東京湾や千葉の住宅街が汚染される最悪の事態になります。
 すぐさま、地域の住民や漁民から憤りの声があがっています。最終処分場建設を全国各地の反対運動とともに、白紙撤回させるときです。

 

最終処分場を受け入れは東電の責任を免責し、原発再稼働に協力すること

 いま安倍政権は、原発事故はなかったものとし、放射能汚染を過小評価し、「福島は安全」キャンペーンを大々的に展開しています。「過酷事故は克服できた」と国内外に宣伝し、「帰還強制」をおこない、再び原発再稼働させようとしています。
 これと一体で、各地に最終処分場をつくり、あたかも「痛み分け」のような形で、原発事故の責任を全国の人びとに押しつけようしています。最終処分場を受け入れるということは、加害者である東電の責任を免責し、原発再稼働に協力することを意味します。
 また今回、国は千葉県の東電敷地に処分場をつくることで、あたかも「東電が汚染物質を引き取る」ような印象をもたせていますが、とんでもない! 国が東電の敷地を買い上げるのです。私たちの税金が東電につぎ込まれるのです。こんなデタラメが許されていいわけがありません! 全国の運動とともにストップさせていきましょう!

 

塩谷町民・栃木県民による「最終処分場」反対デモ - 2014.11.9 宇都宮市



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