戦場にかけろ 2011年7月22日 五

～不腸～

家に戻るとリビングは玩具が広がっていた
お絵かき帳に積み木に電車に
足の踏み場はあるのは部屋が広いおかげか

シャワーを浴びて 寝室を覗くとヨメの声で雄太を寝かしつける声がした

時間は21時30分頃
いつもなら良く寝ている
ヨメも一緒によく寝ている
そんな時間帯

夕方
ヨメからのメール

「Yuta Ponpon Itai」

聞けば 便の回数も多いらしい
昨天 エアコンに当たりながら長い昼寝をしたからかも
とは言っていた

夜にしろ昼にしろ寝汗はすごい
暑さと寝汗の中での体温調整は難しいかもしれない

朝
最近では父と出会った喜びダンスは少ない
静かに起きて
静かにうろうろして
必要あれば お茶とパン

今朝も起きたはずなのに なかなか寝室から出てこない

ひとりかくれんぼ

押入れはお仕置きの代名詞なのに 自ら入って自ら扉を閉めていた


再び夜
ヨメがようやく寝かしつけてしばらく
寝室で物音がした
見に行った
雄太は寝ていた
自分もガソリンきれそうなので 一緒に横になってうとうとしてた

そしたら
雄太が
4回転ひねりで寝返りを繰り返し
結局
寝ぼけながら泣き喚いた

何が悪かったか
眠りを妨げたらしい