漏れ気味 2013年5月31日 五

～十人十色～



数分後
「濡れた」
とかで
不機嫌に起きた雄太
もう
本当にあと少しのところ
昨晩就寝前に水を飲んでいたので心配ではあったが
夜中無理やり起こすことも考えたがそれで覚醒しても困るし
で
地図

親はそう思っている
「天才謙吾は親の姿をみてリモコンを手にすればエアコンに向かってリモコンをかざす」



実際は
何か持てばかざす
それはまた
雄太が何かに変身する姿を見ているせいかもしれない

会社での発表会
過去2回続けて部下が1位だったが
今回は参加賞
それどころか
他部門が発表で自分たちの部門攻撃
それはそれでそういうものなのだが
それで傷ついた輩もいて
「もうあいつらとは仕事しない」
と憤慨
いろいろとなだめてはいるが
よくよく考えたが
周末もう少し考えてみる
そこでいじけては何も始まらない

そんなわけで事故渋滞もある月末周末

ユウトラマンは昼間に3人でプールにも入ったとかで
今宵も縦横無尽



謙吾は椅子に座らせられて父のシャワー見学



まあ
月末だからどうということもなく
雄太をベビーベッドに入れてみるくらいか



そしてまた
お腹が西瓜



さてどうでしょう

ばかとけむり 2013年5月30日 四

～怖がり～

帰り
スムーズに来ていたが
最後の大橋で渋滞
その様子からして予想通り事故渋滞
というか
また
橋の上に人が登ったらしく
消防車の横でエアクッションが畳まれていた

春先から登る人続出で
登らないように有刺鉄線がぐるぐる巻きにされた
でも
それも
手が届く範囲までで
少し踏ん張ればその壁は越えられるとは誰でも想像がつく
登る奴もどうかと思うが
その対応もどうにかして欲しいもので
100mちょっとの橋で10分かかった

まあ
我が家は怖がりである

ちなみに
「暑がり」
を
「怕热」
「寒がり」
を
「怕冷」
と
言うわけで
「怕」
はもともとが
「怖い」ということだから
「怖がり」
は
「怕怕」
となる

ことはないらしく
「小胆子」
つまり
「ちいせぇやつ」

今宵も渋滞の中
広州タワーの観覧車を見ながら
帰った

ちなみに
謙吾はまだどうかわからない



とりあえず目に入るものに向かうが
その周りの状況は見えていない



雄太がそうだったように
いつしか物心がついたころ
怖がるのかもしれない

「しーぐわー食べる？」
と雄太に聞いてみた
少し考えて
「赤いのがいいー」
と
夕飯時

風呂上り
「しーぐわー食べたい」



その後お茶も飲んで
おもらし覚悟

お腹が西瓜 2013年5月29日 三

～ミネラルウォーター～



兄が寝ている頃
謙吾はすでに目が半開き



朝から広州郊外
飲料関連会社
上午だけで終わるだろうと踏んだが
今まで食べた中で一番薄味
と
食べた気がしない昼食を終えてもまだ打ち合わせが続き
それが
まあそういうものなのか
ぐーぐーだーだーと時間は過ぎた

話の中で
広州で水ならコカコーラの「冰露」というのが一番よいということであった
味の違いはよくわからない

結局16時半過ぎに終了
会社に戻っても定時過ぎるのでチョッキ
それでも
雨と渋滞に合い
約2時間のドライブ
ちょっとひどい

ともあれ
いつもより早めに帰宅

ならば
と
忘れかけていたしーぐあー



雄太が目を輝かせた
切って(゜д゜)！の黄色西瓜も
夢中で食べた



謙吾はまだ早いか



それより流行りの風呂でゆっくり
夏なのに
長風呂



夏だから長風呂



エアコンも水抜きが終わり
効きがよくなった
酷暑は続く中
左足人差し指の爪がどこかに行った
足でも人差し指と言うのだろうか

ぢゃんらん屋 2013年5月28日 二

～酷暑～



明け方水と牛乳を買いにでかけた
まだ涼しい

出勤前に謙吾は泣いた
しかし
添い寝すると
そのまま寝息を立てた



暑いのであろう

そういえば
明け方よりもっと前
黒い物体がいた
数日前に逃したやつかどうかはわからない
今回は
しっかりと仕留めた
というか
なかなか逃げなかった
というか
体力的に弱っていたのか

蚊は多く出るが
ゴキは言うほど出ない
もう少し暑くなれば
蚊も出なくなる

一応
こないだ
ホイホイは買ったので設置はしなくちゃ

リビングのエアコンから水漏れしたとの連絡
そりゃまた
暑くなった夕方
寝てた



ジャイアンがジャイアンを倒すようなイメージ



見た目はジャイアンではないな

チェアーに固定されて
父や兄の風呂を見学
ついでに
歯磨きをしているふりをさせられた謙吾



夕方寝たから
夜は寝付かないか

ユウトラマン

条件反射 2013年5月27日一

～雨季の谷間～



小さい頃から身体が柔らかい雄太
出勤直前に布団を抱えて起床
これは毎朝の癖か
リビングで2度寝しようという腹積もり
泣くことはなかった

突然の来客で夜食事して帰宅
謙吾はいそいそと笑いながら這い這いして寄ってくる
それまでは縦横無尽に遊んでいたはずなのに
一度抱っこすると
それから抱っこをやめると泣き出す



「壊されるから」と注意されそうなものだが
あまりに様になる雄太とパソコン



まあ
壊されるだろうから
すぐにやめさせた

それから眠くなったらもういくら抱っこしても嫌がる
そして
母が来ると喜ぶのである

雄太は
無料のウルトラマンDVDに夢中だった
しばらくは放置していたが
さすがに眠くなると
DVDを止めても何も抵抗せず歯を磨きした
できれば
ある時間とともにそういう風になってほしいが
まだ欲望には負ける

バランス 2013年5月26日 天

～ぶどう～



朝から騒々しい
雄太が前掛けしている横で
気持ちよく起きた謙吾が騒ぐ
悪いことでもない

「買い物行ってくる」
「行ってらっしゃい」
と雄太に見送られてラグビー
夜半からの雨で地面は湿っている
時より入る風が涼しい
暑いには変わりない

昼
六合家宴
金ぴかビルの3F4F
1時頃だったせいか並ぶこともなく入った
ここ最近の流行りは白饅頭ではなく白粥
雄太も謙吾も食べられる
味の濃い中華には口直しになる



店によってことなるがこの店は油条とセット
やけにたくさん油条があるなと思ったが
「港式炒面」というのも油条だったらしく
通りで焼き麺が来ないと思った



雄太は食べたのかよくわからないが
お茶で遊び



アイスを食べた



Shabel&Bellとかいう新しくできた店
Haagen-Dazsより量は多く
試食をいくらでもできる

その喜びのまま
雄太は帰宅のバスで寝た
まだまだベビーカーが必要らしい
ちなみに
謙吾も抱っこしたまま寝た

その間
ヨメは洗濯にでかけた

先に起きた謙吾



気持ちよく眠れたのか
泣くこともなく



しきりに兄が寝るベビーカーを笑いながら襲撃しようとした
さすがにタイヤは危険なのでと
父と押し問答を繰り返した

何がどう疲れていたのか
いびきをかきながらベビーカーで2時間寝た雄太
いろいろしゃべりながらも夕食は食べた

小さい頃
なぜ牛乳を飲むと口髭になるのだろう



雄太の場合
このまま白髪になったとしても
そんな爺さんはいそうである

夜
大河ドラマに夢中になった
そして
謙吾を攻めたてて親の気を引く雄太
何も雄太の邪魔をしていない謙吾に身体を寄せて
明らかな嫌がらせ
怒りつつも
もうちょっと雄太と遊ぶべきか

5月も末
暑くなっていろんな虫が騒ぐ

謙吾9.1kg
雄太17.6kg

あこがれのペアルック 2013年5月25日 六

～発想飛び～

昨晩飲み会から戻ったとき雄太は寝室で
母と弟のベッドで寝ていた
その後広州タワー部屋に移動させられていたのだが
早朝から就寝までの模様を解説してくれた
一人で寝るにはもう少し時間がかかりそうだが
ともあれ
布パンツでのお漏らしはなかった



ウルトラマンといえば
カラータイマーだろうて



胸に取り付け
これが肝

晴れ間は除くが酷暑とまではいかない土曜日
バスで買い物
ポイントはあらかじめ言っておくこと
「おもちゃ屋さんに行くけど今天は買わないで見るだけだからね」



そりゃ欲しいわな
とウルトラマンコーナーでの変身メガネ
でも
そう泣きもせず我慢できる雄太

オープン前に何度となく訪れていたが
オープン後数か月してようやく行った一風堂
雄太はラーメンよりもシールに夢中



下午
ヨメはひとり外出から戻ったのと入れ違いで
「外に行きたい」
とは雄太
父はあまり好きではないキックボードを持参してどこまで行くかと思えば
外に出て50mも行かないところで遊びだす
キックボードが何やらの工場風情の一部
石ころやら葉っぱやら



頭の中はどうなっているかわからないが
そういう風景は悪くない

それからかくれんぼ



この子怖がりで
おどろかされ上手

それから汽車ぽっぽ部屋
ここでは謙吾も乗車



雄太は何やら充電作業があるらしい





酷暑ではないものの
汗をかくには十分
雄太は汗疹が多いので首には布おむつを巻いているが
帰宅後すぐにお着替え
ここで
父が
無理やり着替えさせた感はある
汗かいていたというのもあるが



以前からやりたくて上午から計画していたペアルック大作戦







泣こうが喚こうが
というのは
ちょっと行きすぎだったか
最後は雄太お気に入りの肩車
普段は謙吾もご機嫌になるのだが
やはり
父か

そうか



結局昼寝なしの雄太
夕飯時にどうかなることもなかったが
早々に寝支度となった

値上がり 2013年5月24日 五

～円安の散髪～



ぎりぎりアウトだった雄太
出勤直前の7時ごろ
「濡れたー」
と半べそで起きた

と
ほぼ同時刻に
謙吾が
「にゃぁ」
駆けつければ寝返りしてこっちを見てた



息があっているようだ

部門飲み会があり
行きつけの散髪屋に近いので
飲み会に遅れながらも散髪に行った
値段表があった

散髪8元
洗髪10元

前回は春節前ということで10元だった
その前が髭剃りで1元プラスされて7元だったから
2元は上がった

8元
1年前なら100円換算だったが
今は
130円くらい
消費税導入よりも質が悪い

もちろんサービス向上したわけでもなく
夕飯時だったこともあり
若干待たされ
食後の一服しながらの散髪
バリカンでほぼ仕上げて
その割に最後に隙ばさみでこだわりの仕上げ
「短すぎるとかっこ悪くなるからね」

飲み会の場所はカラオケボックス
ブッフェスタイルで料理を部屋に持って入る
騒々しい
腹が減っていたのでいそいそと料理を探す
3周くらい回ったが
炒飯だけしか盛られていないではないか

謙吾過多 2013年5月23日 四

～バランス～



流れるように過ぎる
何げに久々に一日中青空



夏バテ気味で堪え性がなくなっている
ヨメのひとこと
雄太のじゃれごと

家に帰って自分が喋っている言葉が小さすぎて
ヨメに聞こえない
それで聞き返されるのもまた億劫だったりして
あかんたれ



謙吾はまだ写真機の存在を認識していないので
撮影しやすい

雄太はおそらく



「うざっ」
と
思っていることもあるはず

実際
撮影しなきゃと思うのは
将来子供の頃を振り返るため
つまり子供たちのだめ
と思うのだが
若干義務的
誰がやれと言ったわけでもないのにである



そんなわけで
謙吾も風呂場で落ち着くものだから
へんな髪形にされる

今宵も雄太が歯磨きをしないから
やってあげようとしたら
「自分でやりたい」
すでに時間も遅かったので
イラッとしてしまい
「お父さんにしてもらいたくなったら呼んで」
と
しばし放置
結局雄太は謙吾を寝かしつける母のところへ逃げ込んで愚痴をこぼすのであった

帰宅してからは謙吾を抱っこすることが多いので
謙吾が寝た後は雄太と仲良くしたいのだが

シャッターチャンス 2013年5月22日 三

～義務でもない～

おはよう



寝ぼけ顔
兄はまだ寝たまま

朝から小雨が続く
お陰で涼しい
最近は夏バテもあるのか
帰宅時の疲労度が激しい

契約期間もあと10か月ほど
実際駐在はどうなるのか
電話の機会があったので上司に聞いた
答えは
また今度

ヨメはあと1年延長でもよいとも
雄太は広州生活の方が長いし
「借りてる家」だけど楽しんでいるだろうし

自分自身は半々だが
広州の生活は便利には違いない

謙吾は



最近風呂に入る時間は眠いこともあって
足が着水するだけで泣くことが多いのだが
今宵
一人でじゃぶじゃぶと遊んでいた







もちろん返り討ちに合うこともあるのだが
それはまた兄の時もそうだった気がする

兄は兄で
丘サーファーっぷり



疲労もあって
雄太に強制させる元気が親に無く
シャワーにしろ歯磨きにしろ
雄太を待った
自らやろうというときは無理強いするよりよい
ただ
時間がかかる