閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ウラシマ近況

2016-06-30 17:38:44 | 日々

丸2日ほど、姿を見せなかったウラシマ。 

2夜連続で、さんちゃんと外で大喧嘩したので、
もしかしたら、ここは駄目だと判断して、河岸を変えたかなと…
せっかくさわれるようになったのに、残念ではあるけれど、
それはそれで、まあしかたないかと、半ばあきらめていたところ、
納屋で鯉の餌をひっくり返した奴がいて、逃げて行く姿が、ウラシマ。
いつのまにか、納屋の棚のてっぺんから物を落とし、
ひとりぶんの居場所をこしらえていた。
なるほど、そこなら雨もあたらないし、さんちゃんにもおこられない。
いい場所をみつけたね。

ゴハン食べに来なかったのは、さんちゃんに阻まれたせいもあるけれど、
おそらく、新しい猫ドアのせいだ。
以前は開きっぱなしの穴で、のれんをくぐって、すっと気軽に入れた。
いまは西部劇の酒場のドアくらいの抵抗感がある。
人は「ドア」と知っているけれど、閉まっていれば、猫には「壁」と同じ。
ウラシマは、「突然入り口が消えて閉め出された」に近い。

いや、猫ドアでよそ猫を「閉め出す」ことが可能なんだったら、
最初から「馴らす」方向じゃなく、「徹底して閉め出す」方向も考えたかも…
と思うのですが、いまさら遅い。もうゴハンあげちゃってるし。
なにしろ「食べたい一心」なので、すきまを開けて誘えばするすると入る。
しかし、入ったら最後、頑として出たがらないので、練習にならないのだよ(笑)

 

さんちゃん(手前)との距離は約2メートル半。
一触即発のぎりぎりライン。
 

 

 

そろりと前進して、2メートル圏内に入ると、
たちまちさんちゃんが「ファーッ!」と威嚇態勢に。
これは一跳びで攻撃できる距離。 

 

 

ここは、さんちゃんのホームテリトリーだから、
アウェイのウラシマは不利。
文字通り「尻尾を巻いて」退却する。

 

 

さらにややこしいことに、背後にはクレがいる。
ウラシマ、はさみ撃ちのピンチ!

 

 

 

 

「え? ボク、どうしたらいいの?」
と、クレちゃんは何もわかってないんですが(笑)

 

 

やっぱり親方は迫力あるよなあ。
(黒いだけ、なんですけどね) 

 

 

「なんとかしてください」とこっちに言われてもなあ。
猫同士の問題なんだから、自分たちで解決しなさいよ。
 

 

「ウラちゃんに噛まれた!」と、Mがあわてて帰ってきた。
おもてで、なでたり膝にのっけたりして遊んでいたら、
何の前ぶれもなく、いきなりがぶっとやられたそうな。
以前、マドリに噛まれたときほどではないものの、
右手の親指のつけねにくいこんだ歯形がくっきりと。
ありゃー。
あとで腫れなければいいけどねえ。

この子は動作が落ち着かないだけでなく、精神的にもまだ不安定だ。
ゴハンくれるヒトに対しては完全に「子猫ちゃん」になりきるし、
他の猫に対してはおとなのオスとして対応する。
何かの拍子で切り替えを誤り、ギアが「戦闘モード」に入ってしまう。
いちおう、納屋がベースキャンプに決まったらしいので、
これでいくらか落ち着くといいのですが。
のぞくたびに棚の上から目を光らせて、ピーピーと大声で鳴く。
なんだか猛禽のヒナでもいるような感じ。
猫って、たしかにフクロウによく似ていると思う。 

 

猫ドア、早く覚えなさい。入りたいでしょ?

 

 

「入りたい!」
ヒトに訴える。

 

 

ひたすらひたすら訴える!

 

 

 

 

入れてもらいました。(やかましいので根負けした…)

 

 

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ほおずき、きゅうり

2016-06-30 14:43:23 | 日々

食用ほおずきの、まだ青い実。
きれいな五角形だ。
昨年植えたのだが、今年はこぼれ種でふえてふえて…
成長もめちゃくちゃ早く、畑が大変なことになっている。

ナス科の野菜(ナス、ピーマン、トマト)は連作障害が出るので、
毎年場所を移動しなければならず、同じくナス科のほおずきが
参入すれば、さらに状況が複雑になる。
今年は種が散乱しないうちに採ってしまわなくちゃ。

 

 

あじさいもそろそろ終盤。いまのうちに。 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナベルは、他のあじさいよりも日あたりが好きなようだ。
挿し木して大事に育てていたのに、芯に虫が入って枯れてしまい、
その最後の一枝を挿して、復活! 

 

 

 

 

 

今年も、きゅうりの季節がやってきた。
サラダに、酢の物に、冷たい麺にと、がんばって使っても使い切れず、
あっというまに冷蔵庫の野菜室がきゅうりで一杯になってしまう。

 



チーズトーストに、スライスきゅうりをトッピング。
塩は振っても、振らなくても。

毎日のおかずは、なるべく「ナントカときゅうりのナントカ」を考える!
火を通すと、生の倍は消費できることを発見。
 



ということで、エビときゅうりの中華風炒め。
奇跡的にうまくできたので、アップで載せちゃえ。
(でもたぶん再現不能です)

 

 

本日の…じゃなくて、今週の…



たなくじ!


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雨の日

2016-06-28 16:03:29 | 日々

クレちゃん、ずーっと膝で寝ております。重~い。

 

 

 

きななは押し入れん中。小型夜行獣っぽい。

 



すもも嬢さん。撮影拒否されました。

 



真鈴。ずっと寝ていて、猫ドアの練習ができない。

 

 

そして…さんちゃん(笑)

いつも猫率が高すぎるこの部屋ですが、
5匹全員そろうのはちょっと珍しいかな。 

 

 

本日の「いいね!」

サピエ図書館

視覚障害者の方のための書籍データベース。

わたしの本も、40冊が点訳されています。
サンゴロウファンの点訳ボランティアさんのおかげで、
「黒ねこサンゴロウ」「ドルフィン・エクスプレス」シリーズ全巻と、
「風町」「木苺」から「酒天童子」まで入っています!
指先で読むとどんな感じなんだろう。
サンゴロウ1~5巻は音声データもありますよ。

 
 

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猫ドア

2016-06-26 17:29:19 | 日々

念願の!猫ドアつけました。

これまで、猫穴は手製の板で、出入り口にはタオルのカーテン。
猫的には気楽だったと思うけど、ヒトにとっては、冬は風が入るし、
夏は虫が入るし、見た目もいまいちで、どうしても改善したかったのです。

パネルにドアがセットされていて、サッシにはめこむだけ。
ロック機能はなく、誰でも出入りできるスイング式のドア。
ドアのサイズが2種類あって、
小さいほうは「5kg以下の猫ちゃん用」、
大きいほうは「10kg前後の大きい猫ちゃん用」
と書いてありました。

これはすごく迷う。
6kgをちょっと超えるさんちゃんは、どっちなの?
万一つっかえては困るので、いったんは大を注文しかけましたが、
(もちろん、ドアが大きければパネル幅も広いし、お値段も高い)
いや待てよ、と、いつもさんちゃんがくぐって行き来している
ワイヤーメッシュの寸法をはかった結果、小でも余裕だとわかりました。

わが家の場合は、メインクーンみたいな大型猫さんは
やってこないだろうから、さんちゃんさえ通れればオッケーなのです。
ところが… 

 

通ってくれないよ~(笑)

1匹ずつ順番に、ドアから押し出して教えましたが、
これまでと素材ががらっと変わったせいか、みんな不審そうにしています。

さんちゃん。かなり不機嫌。
(いや、だから、サイズ的には通れるんだってば!)

真鈴。ちょいと押してやれば出る。
ほっとくと、じーっと見てるだけ。

すもも。まったく抵抗なく出ることは出た。
(ちかごろ「老猫力」が増して、こだわりがなくなってきたのです)

きなちゃん。ぎゅっと押し出され…そのまま行方不明に。
(1時間後に、玄関前でボーッと待っていました)

そして、クレ。
さすがに若い子は適応力が高い。
まず「出る」を覚え、夕方までには「入る」もマスター。

 

お、クレちゃんお帰り~。
前足でちょちょいとドアを揺らして…
 

 

しゅぱっ!と。
(速いので撮れない) 

そして、くるりと向きを変え、 




また出る!という。
 

 

 

こうやって…

 

 

おててが出ればいいんだよ。

 

 

 

遊んできまーす。

 

 

…と、あっというまに木の上へ。

(こういう柄を「ハチワレ猫」っていうんですって。
別名「タキシードキャット」とか。クレは白手袋に白ソックス) 

  

一日目終了時点で、クレちゃんだけ合格。
他の子たちは、明日も追加講習。

ドアがぴたっと閉まって、これまでのような隙間がなくなり、
空気の流れがないので、通路という認識がしにくいみたい。
来週にはもうひとつ、ベランダ用の猫ドアが届くはずなんだけど。
みなさん、がんばってください。
当分のあいだ、わたくしは門番兼インストラクター。

 

<翌日追記>

クレに続いて、さんちゃんも合格しました。
ヒトの顔を見ると、「開けろよー」と要求しますが、
見てないと、ちゃんと(しぶしぶ?)猫ドアから出入りしている様子。

真鈴先生は、例によってお出かけ中ですが、現在いないということは、
ひとりで出た、ということで。
黒猫ズは、もともとアウトドア志向が強いので、
出たい一心で早く覚えた。なにごともモチベーションが大切ね。

ウラシマは、逆に、「入りたい」欲求が強いので、
これはこれで早く覚える、かもしれない。
しかし、入ったはいいが出られない、というときに、さんちゃんが
外から帰ってきたりすると、厄介なことになるため、慎重に観察中。

不思議なのは、すもも嬢さんです。
「いつのまにか外にいる」
「いつのまにか帰ってきている」
しかし、出入りの現場を目撃できない!
なんとなく化け猫の域に近づきつつあり。

問題は、きなちゃん。
あまりお外に行かない子なので、いちばん長くかかるかな。
でも、ベランダには出たいはずだから、そのうち覚えてくれるでしょう。
覚えてね。

 

 

本日の「いいね!」


Van Gogh on Dark Water

トルコのアーティストGarip Ayによるデモンストレーション。
エブル(マーブリング)という技法です。 

 

 

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蝸牛

2016-06-25 15:33:16 | 日々

このあいだ、ちびカタツムリを撮りそこなったことを書いたら、
すぐにMが2匹見つけてきてくれました。

 

 

このモデルさんたちはだいぶ大きく、2センチくらいあります。
殻がころんと高くて、右巻き。
ニッポンマイマイ、というのかな?

 

 

カタツムリを見ると、「でんでんむし」の歌をうたってしまう。
「ツノだせ ヤリだせ アタマだせ」
という唱歌ではなくてね。
 
「雨も風も吹かぬに 出ざかま打ち割ろう
でんでんむしむし でんでんむしむし…」

これは「蝸牛」という狂言に出てくる囃し歌です。
あやしげな山伏が登場して、自分はカタツムリだと主張し、おもむろに
〽あめもかぜもふかぬにィ~~
とうたいだすと、太郎冠者も主人も、催眠術にかかったみたいに、
扇で拍子をとりながら、
〽でぇーんでぇーん むっしーむっしー
と機嫌よく踊り出してしまうという…。
なんだかサッパリわからないんだけど、妙におかしくてしょうがない。
ナンセンスなコントって、昔からあったんですね。

この話は、ある人が祖父の長寿を願ってカタツムリを進上しようと
思い立ち、召使いに探しに行かせる、という設定なのですが、
縁起物としてカタツムリを贈るという習慣が昔はあったんでしょうか。
どういう状態で持って行くの? (三宝にのせて、とか?)
もらった側はどうするの? 飾っとくの? 食べるの?
ペットとして飼うの? と、いろいろ謎の部分も多いです。
「年を経たものは人ほどもある」って、ねえ、
悪名高いアフリカマイマイだってそこまで大きくはならないよ。

そして、「でんでんむし」は「出ん出ん虫」で、
「出ん」は「出む」で、「む」は推量の助動詞だから、
「でんでんむし」って、もともとはカタツムリの別名ではなく、
「虫さん出ておいで~」という呼びかけの言葉だったんだ!
ということにも(いまごろやっと)気づく。

 


<6月26日追記>

時鳥さん情報で、カタツムリは薬にしたのではないか、と。
こういうものの黒焼きを売る専門店が今でもあるそうです。
腎臓・糖尿に効く。なぁるほど。
陸に棲んでるけど、れっきとした「巻貝」ですからね。
海のサザエみたいなもの。大きく分ければ。
そして、カタ様のみならず、ナメ様だってほんとは貝なんだけど、
殻がないと「出ん出ん」といって遊べないから人気がないわけだ(笑)
 

 

 

 

 

「ことば」がモノクロだとしたら、それに色をつけたのが
「うた」なんだねえ、というようなことも考える雨の午後。

 

 

 

ゴハン皿の定位置。
むこうの額は、Mが描いた、ありし日の茶々姫。

毎日欠かさず来ているウラシマです。
毛が短く、身体はがっちりして骨太。
さわった感じ、やっぱりクレよりは年上で、
もしかしたら3歳か4歳くらいの猫かもしれない。
声がとても高い。
男子のテノールというより、かん高いようなピーピー声で、
「ピャーッ! ピャーッ!」と大声を出してゴハンをねだる。
こんな猫は初めて。 
こちらが床に座ると、ピーピーいいながら周囲をくるくる回って、
ゴンと頭突きしてきたり、ずかずかと膝にあがりこんで爪出したり。
早くも甘たれ猫の本性を発揮しつつあり。  

性格は、いまのところ、「落ち着きのない奴」。
食事中にもすぐお皿を離れて、くるくるせわしなく動く。
テーブルに上がる。台所のドアが開くとすぐ入る。2階にも上がる。
新参者は遠慮しておとなしくしていればいいものを、
ビビリつつも動きまわるから、しょっちゅうさんちゃんと目が合って、
うなり合いがとまらなくなってしまう。
一度、真鈴にまで飛びかかったために、株価が大幅に下落した。
黒いので、さんちゃんと間違えたのかもしれない。
さんちゃんのほうも、間違えてすももに「シャーッ!」と威嚇したり、
気が立っているせいもあるだろうけど、猫の個体識別能力って
意外と低いのかもしれない。

 

玄関の網戸のむこうにやってきたところ。
昨夜はひどい雨だったので、結局お泊りしていきました。

「ウラちゃん」という呼び名が、いまひとつしっくり定着しない。
どこかにかすかな違和感が残っている。
もともと、よそ猫の名前としていい加減につけたせいだろうか。
きょうなんか、間違えて「ハマちゃん」と言ってしまった。
 

誰ですか、ハマちゃんて。

 


本日の鳥さん。

ペティロホ(スペイン語で「コマドリ」)というチリワイン。
ひと瓶あけたのはわたくしではありません(笑) 

 

 

本日の「いいね!」
(資料として)


世界の文字


日本の文字のひらがな・カタカナは、
「現在世界で使用されている唯一の純粋な音節文字」
だそうです。  

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ハナ

2016-06-24 18:58:59 | サンゴロウ

中国語版「黒猫三五郎」を見ていたら、三五郎という表記が
だんだん目になじんできました。いいんじゃないかな、これ。

それはさておき。
ぱらぱらめくっているうちに、「あああ!」と叫んだところがあります。
『キララの海へ』の、原本でいうとp.45ですね。
マリン号がキララの海に入り、潮の流れが速くなるところ。
 

(ボウズ岩を右にみて、ハナをまわれ。
ひろい道をとおるな。おとし穴に気をつけろ。)

というサバ黒じいさんの言葉が回想で入るのですが、
ボウズ岩が「和尚礁石」はわかるとして、そのあとに「花」の字が見える。
「在开花的地方」って、ひょっとしたら、「花が咲いている場所」じゃないかな?

「岬のハナをまわる」みたいな言い回し、船乗り用語というか、
海から見て、突き出た陸地の最先端をハナっていうわけで、
漢字で書けば「端」か「鼻」(これも顔の先っぽだからね)になるでしょう。
そもそも、サバ黒じいさんみたいな老練の船乗りが、
いつ咲くかわからない花のようなものを航海の目印にするはずはない。

そもそもカタカナで書いてあるのがまぎらわしい。
(たぶん漁師のスラングっぽい雰囲気を出したかったんだと思う)
日本語は同音異義語がすごく多いですからね。
おまけに、数ページあとには本物の「花」が出てくるので、
偶然にもつじつまが合ってしまう。
翻訳者さんがハナ=花と思ったとしても、これはしかたありません。

わたしが「あああ!」と叫んだのは、もしかしたら、日本国内にも、
読み違えている方がいらっしゃるのでは…と急に不安になったからです。
読む人が読み違えないように書くのは基本中の基本。
「花」だと思ってた人、ごめんなさい。
って、20年以上もたって今さら気づいてもなあ。

絵を描いた人に聞いてみたら、「だからボウズ岩に“鼻”を描いた」
と言っており、この人はいちおう正しく理解していたので、ややほっとしました。 

 

 

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「黒猫三五郎」中国語版

2016-06-22 23:21:00 | サンゴロウ

前にちょっとお知らせした中国語版「黒猫三五郎」5巻セットの
完成品が届きました。

(前の記事は→こちら )

 

サイズはちょっと小さいだけなのですが、 

 

ペーパーバックなので、かーなーりー薄い!

これ、本文のページ数は、原本とほぼ同じです。
紙が薄いのね。
片手で5冊らくに持てる。保管に場所とらなくて、いいかも。 

表紙が、ちょっぴりキラキラの入った風合いのある紙で、
(昔々、うちのふすまの紙がこんなだったかな)
なかなか品の良い感じに仕上がっています。
なんだか、ぎりぎりでデザインが変更になったりしてたので、
だいじょうぶかな?と思っていましたが、だいじょうぶでした。

 

 

そして、横組み。

 

 

目次だけ縦組み。どういうわけか。

で、本文はぜんぜん読めないんですけども、
絵を見れば、原本のどのあたりかわかるので、
「ああ、あれが、こうなるのか」という楽しみ方ができます。
(わたしは外国の文字を見るのが大好き)

イカマルがサンゴロウを「親分」と呼ぶところは
「老大」となっていて、ほう、と思います。
(中国語の老は、必ずしも年寄りの意味ではないんですよね) 

ぱらぱらめくっていたら、「黄狸猫」というのが出てきました。
『黒い海賊船』の最初のほうです。
たぬきねこ??
えー、そんなもん書いたっけ?
と、いくら考えても思い出せず、原本をひっぱり出してみたら、
「赤毛の船乗り」であった。
なぜあれがこうなるのかは不明。

(黄狸猫っていえば、アタゴオルのヒデヨシを連想するのですが、
「狸猫」をグーグル翻訳にかけると「ベンガルヤマネコ」と出てくるぞ…) 


ついでに、クイズ。

以下は、『黒い海賊船』の中で、サンゴロウが
イカマルに言っているせりふですが、
それぞれ、どのシーンで、何と言ってるのでしょうか?
わかった人はメッセージかメールくださいね。 

1 工作第一。

2 別担心。 

3 干得漂亮。 

 

<6月24日追記>

綾さんから回答いただきました。

1 工作第一 = 「仕事がさきだ」 p.46

3 干得漂亮 =「上できだ」 p.116

おみごと正解!
(賞金は出ません。ごめんなさい) 

2は、惜し~い。
p.58の「よけいなお世話だ」は「多管闲事」だそうです。
(管の次の文字は出ないかな…繁体では門がまえに月みたいな字) 

 

<さらに追記>

kiraraさん、ご名答!

2 別担心=(心配するな) p.101

でした。Don't worry. 

わざわざ中国語辞典をひいていただいて、申し訳ないです。
怠惰な閑猫は、グーグル翻訳の「手書き入力」が頼みの綱(笑)
あ、ライフブイは「救生圏」というんですって。

他にも考えてくださったみなさま、ありがとうございました。
 

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照り降り

2016-06-22 20:52:36 | 日々

梅雨時に雨は降らないと困る。
うちにはないけれど、近隣には田んぼがたくさんあるし、
そういう景色を通りすがりにただ眺めているだけでも、
農業にはどれほど水が大切かということがよくわかる。

そして、降りすぎてもまた困る。
ほどほどに、という選択が、人間にはできない。

照るのも、降るのも、風が吹くのも、地が揺れるのも、何もかも、
地球全体の尺度からすれば「ほどほど」なのかもしれないが、
すみずみのちっちゃい人間のことまでは配慮してもらえない。
人間は、なんて柔らかくて、無防備で、無力な生き物なんだろう。
火星や金星に観測衛星が飛んでいくような時代になっても、
相変わらず、日照りのときは涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き、
てるてるぼうずをこしらえたり、「久しぶりの洗濯日和」に喜んだり、
ちっちゃくいっしょうけんめいに暮らしている。 

 

 

ナンテンのつぼみに水玉。

 

 

こちらが葉っぱ。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

三角の植物レンズ。

 

 
 

 

 


 

通路にはみだしたアジサイの花を切る。
切らないと伸びすぎてしまうから、惜しまず枝ごとばさばさと切る。
葉の裏に、小さい小さいカタツムリの子どもがいた。
アジサイとカタツムリって、6月の絵にはよくあるけれど、
実際にはそんなにアジサイにいるものではない。
写真を撮るのに、せっかくだから、お花の上にのってもらいましょうと、
移動させようとしたとたん、ぽろっ、と落ちてしまった。
殻が5ミリほどしかないから、地面に落ちたら最後、
目を皿のようにしても見つかるものではない。

「目を皿のようにする」という表現が凄いと思う。
「どんぐりまなこ」どころではない。皿ですよ、皿。
うちにある一番小さいのでも直径9センチはある。

アンデルセンの童話「火打ち箱」に、お宝の番をする犬が出てくる。
一度読んだら忘れられないキャラクターだ。
1匹目の目玉は、茶碗ぐらい。
2匹目の目玉は、水車ぐらい。
3匹目の目玉ときたら、なんと教会の円塔ぐらい!
(というのは直径15メートルだそうです)
この犬たち、最後に婚礼の祝いの席にも招かれるんだけど、
直径15メートルの目玉を2つ、ぐりぐりさせた犬が
ゲストとしてテーブルについている光景というのは、
絵にしても映像にしても、見る人を納得させられるとは到底思えない。
だけど、言葉のワンダーランドでは、これがちゃんと成り立ってしまう。
「ありえねー」とかいって笑いながら聞けばよいのです。
面白かっただろうな、アンデルセンおじさんに「おはなし」を
してもらった子どもたちは。 

と、話がそれましたが、
このあいだ、Mがメジロの巣にいるヒナの画像を見せてくれた。
ちょうど親鳥が餌を持ってきたところで、何か丸いものをくわえている。
拡大してみたら、カタツムリだった。
くちばしの大きさから考えて、直径およそ5ミリくらい。
小さくて殻もまだ柔らかいカタツムリは、この時期、メジロだけでなく
いろいろな鳥の餌になるのだろう。
ご存じのとおり、カタツムリは足が遅いし、護身用の武器も持たない。
だから、みつからないよう葉の裏にいる。
危険を感じると、ぽろっと落ちて身を守る。
よくできている。

(以上、カタツムリの写真を撮り損ねた長い言い訳)

 

本日のにゃんこ。
最近はウラちゃんネタばっかりなので、
たまには真鈴先生にも登場していただきましょう。
 

え、っと。先生、何ですか、それは。
空飛ぶ円盤を捕獲したところ?

 

 

ではないらしい(笑)




本日の鳥さん

 

モノクロでよくわかりませんが、たぶんウグイス。

(「庭のうぐいす」っていうお酒のキャップだから!)
 

 

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本日のウラちゃん

2016-06-20 15:34:14 | 日々

きたきた、

 

きた。
ウラシマ食堂ランチタイム。

 

 

スミマセン、いただいてマス。

 

 

当分の間は「ゴハン皿とツーショット」ばっかりになりそうだなあ。

このとき、画面右後ろの椅子の上では、真鈴ねえさんが
寝そべったまま小さい声で「うううう、うううう」と言っているのですが、
さんちゃんほど怖くないらしい。
気になるけど、それよりゴハンが先だ、ゴハンが。

(さんちゃんは2階のベランダでお昼寝中でした)

 

ごちそうさまー。

立つと足が長い! ひょろっとしています。
ここまで何を食べて育ったのかねえ。
ひょっとしたら、クレと同期(昨春生まれ)か、
1級上くらいではないかしら、と思うけれど、
まだ詳しくはわかりません。


 

座ると、こんな感じ。
どの猫も、一番「いい猫っぽく」見えて得なのが、このポーズ。

 

 

ばんごはんに、また来ますね。ヨロシク。

 

 

 

こちらは、おなじみすもも嬢さん。
ウララの写真と見比べてみてください。
柄と白の比率や、グレイの下地に茶が入っているところなど、
雰囲気が非常によく似ており、
(すももは全体に小柄で、シッポは短い鉤型ですが)
視界の端をかすめたりすると、どっちだかわからない。
鳴けば、すもものほうが圧倒的にうるさいので、間違えっこない。

すももが終日玄関で寝るようになると、ああ夏が来たんだなと思う。
わが家の夏の風物詩。
昨年にも増して、誰が来ても動じなくなり、むしろ来た人を
たじろがせています。


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雨が待ってる

2016-06-19 21:59:18 | 日々

紫陽花は撮りやすいので、無駄にいっぱい撮ってしまう。
特に珍しい品種もないけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

年々好きになっていく白い花。

 

 

 

<てまりてまり>
華麗な花ではないけれど、秋遅くまで色の変化が楽しめる。 

 


 

 

 

 

これは一番古くからある西洋アジサイ。

 

 

 

 

 

 

 

浦島ウラちゃんの、その後。


翌日も、ほぼ同じ時間帯の夕食どきにあらわれました。
入るのに、だんだん躊躇しなくなっています。
ゴハン2杯食べたあと、少しくつろいでそのへんに座っていたり。
しかし! こちらがちょっと台所に立った十数秒の隙に、
音もなくテーブルに上がり、煮魚の皿を狙う!
まーったく油断も隙もないね。
そのあとも、のびあがって、ときどきテーブルを気にしつつ、
3杯目を平らげて、お水飲んで帰りました。

ひょいと「立つ」のがうまい猫で、びっくりする。
(もちろん前足は椅子にかけているのですが、かなり直立に近い姿勢)
おなかと四肢が白いので、立つとほとんど白い猫に見える。
肉球は黒豆。
しっぽは、くっきり縞、細くてまっすぐ。
テーブルの食べ物を狙うことに、まったくためらいがない。
どうも猫フードよりもそっちが魅力的に見えるらしい。
ここしばらく、ヒトの食卓をおびやかす猫はいなかったので、
これはいささかマズイことであります。
自衛のため食卓用のフードカバーでも買っとくかなあ。 

そのあと、夜遅くにふたたび来たけれど、あいにく、このときは
さんちゃんが在宅で、即座に叩き出された模様。 


その翌日(というのは、つまり、きょうです)。
お昼過ぎ、西側の窓の外に姿をあらわしました。
軽く「の~び~」をしてから、「さて」という感じで、縁側に。
おお、早くも余裕じゃないか。
ヒトよりも、猫のほうを警戒しているようで、
さんちゃんが留守のときを慎重に選んで来ているようです。

お昼もしっかり3杯食べてったので、
(さわられることにもちょっと慣れた。毛が荒れてぼさぼさだ)
夜はもう来ないかなあと思っていたら、暗くなってから来ました。
しかし、さんちゃんに阻止され、退散。

『にゃんともクラブ』でも書いたように、すでにおとなになったよそ猫というのは、
家畜と、野生動物、それぞれの良いところを持っていて、
(それぞれの悪いところも持っている、かもしれないけどね!)
ちっちゃい子猫から飼うのとはまったく違った面白さがあると思います。
相性もいろいろ、つきあいの深さもいろいろ。
こっちは一介の給餌係で終わるのか、めでたく里親になれるのか、
はたまた、濃密な愛人関係(?)にまで到達できるのか。


「うち猫」と「外猫」をわけてお世話されているお宅もあると思いますが、
わが家では、「外」では絶対ゴハンをあげません。
場所柄、猫だけでなく、蟻やカラスやタヌキやアナグマなどなど
「招かれざる客」たちをどっと集めてしまう恐れがあるからです。
ちゃんと表から入ってきて、ゴハン食べて、うちの子たちとも
うまくやれるかどうかは、一種の採用試験のようなもの。
いま現在も、さんちゃんは猫穴に貼りついて、ときおり低くうなっており、
まっくらな外にライトを向ければ、おめめがふたつ、ぴかりん、と。
この難関をいかにして突破するかが、当面の最重要課題でしょう。
隊長は手ごわいが、ウララの「機を見る」能力もなかなかのもの。
とりあえず、しばらくは、様子見。


本日のタイトルは、懐かしの『風町通信』より。

 そのアジサイいろの雨傘を買った日、レイコはうれしくて、
 部屋の中をひとり歩き回りながら、傘をひらいたりとじたりしてみた。

 

風町通信
竹下文子・作
飯野和好・絵 
偕成社 1990年
(新装版) 


稲子さん、ありがとう、思い出させてくれて。

 

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