薄紫にも濃いのから薄いのまでいろいろある。
日あたりの良い場所では、1本の茎につく花の数が多い。
これは花がほとんど白だ。
種類が違うのか個体差なのかよくわからない。
あっちこっち向いて思うようにならない。
そこが良いと思う竜脳菊。
おやぁ?
野菊のような顔をして咲いているけど、きみはヒメジョオンではないか。
ぽつんと残ったオシロイバナが、朝の10時に咲いている。
落ち葉の季節の到来。
発酵熱であったかいんだよ。
(ツカツクリかい!)
なぜか右半分だけ黄葉したカラスザンショウ。
これは「わな」です。
(と、動物にむかって警告しているわけではない)
これは鹿の足跡。
(と、猟師さんが言ってた)
猟をする人も高齢化が進み、見たところ60代後半から70代の人しかいない。
罠の仕掛けの細いテグスを結ぶのに、ずいぶん手間取っている。
4、5人集まって話しているのを聞いていたら、足が痛いとか腰が痛いとか、目が悪くなったとか耳もよく聴こえないとか、そんな話題で「俺もだ」「俺も」と盛り上がっているので、こういう人たちが鉄砲持ってて大丈夫かと心配になるのでした。
畑のおいも掘りをしました。
あまり期待していなかったけれど、今年のおいもは、びっくりするくらい大きくて、色も形も良いです。
そして、おいも掘りっていえば…
これ、これ!
こねこのえんそく あきのもり | |
文・竹下 文子 絵・さこ ももみ |
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ハッピーオウル社 2016年 |