ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

夕暮れ迫る武庫川左岸(宝塚~尼崎)のグラベルコースを走る 前篇

2017-03-05 05:48:39 | サイクリングコース

久し振りに、このブログらしい記事を投稿します。
自転車工房エコーさん(TADAフレーム)で作ってもらったグラベルロード、色合いからカメレオン号とか呼ばれています。
32Cのグラベルキングを履いて、多少の悪路でも気にせず走破できるこのグラベルロードで、ほとんど舗装化されていない武庫川左岸の道を南下して行きたいと思います。

スタート地点は、阪急宝塚駅から少し西へ。武庫川に架かる宝来橋から少し道沿いに南側へ走ったところにある河川敷への下り口です。

余談ですが、現在、吹田市に店を構えておられる自転車工房エコーさんですが、近々に三田へ移転してこられることが決まったそうです。
三田に新しい自転車屋さんがやって来る!(^^)! 嬉しいですね。しかも、ホームコースの千丈寺湖畔に来られるそうです。とても楽しみです。


河川敷に下りてみると、人がたくさん。ポカポカ陽気で天気も良かったので、散歩している人、親子で遊んでいる人、たくさんの人で河川敷が賑わっていました。
この写真の左側にある赤い屋根の建物群は宝塚市が全国に誇る宝塚歌劇場や宝塚音楽学校の建物です。

対岸は、その昔、宝塚温泉街で賑わっていた頃には温泉宿が林立していた区域ですが、今ではリバーサイドなマンション群となっています。
まぁ、近くに日本三大古湯と呼ばれる有馬温泉があって、道路も舗装化されて車で簡単に行けてしまう時代になってしまってからは、宝塚の温泉街は寂れるしかなかったのでしょうね。
今では住宅都市というイメージの強い宝塚ですが、昔はファミリーランドがあって、温泉街があって、歌劇もあってという遊興の歓楽地であったことが今では考えられませんね。


綺麗な舗装路区間だったのに、この先、30mほどは何故か石畳区間になって、グラベル乗りを楽しませてくれますが、
何故にここだけ石畳になってしまったんだ??堰堤があることと関係している?歌劇の建物があるから、景観を合わせてみた?謎です。

ママチャリで走る人は普通に難儀してます・・・。


ガタガタ石畳区間を越え、阪急電車の橋や宝塚大橋を越えると舗装は終わって地道になります。グラベルロードが楽しい道になっていきます。


おっ! またもやパヴェ(石畳)出現!!

写真じゃ分かりにくいですけど、くの字に凹んでいます。おそらく武庫川に流れ込む小さな支流を埋め立てた跡に作ったものだと思います。
臆せずに坂を下って、ガタガタの登坂を勢いを落とさずに登り切ります。楽しい"(-""-)"


木製の小さな橋があったりして気分をちょっぴり盛り上げてくれます。


グラベルを快調に進んで行くと、支流が道を遮ります。先に河川敷の道は続いているので、左側に入ってすぐの車道の橋を越えて河川敷に復帰できます。


支流をパスして河川敷に復帰するのですが、階段です。ママチャリだと嫌ですね。グラベル号は何の問題もなく担ぎ下りです。


河川敷に下りるとしばらくは舗装区間になっています。右岸に宝塚市役所、その手前に末広公園という広い芝生敷の公園の敷地があります。左を見ると、六甲山の山並みが綺麗に見えます。


振り返って写真撮影。武庫川に落ち込む山の崎は六甲山系の東端、塩尾寺からの東六甲縦走路の登山道があるコースですね。


夕陽を浴びながら、更に進んで行きます。宝塚新橋を越えて河川敷はグラベル感が強まってきました。
右岸は綺麗に舗装されて、武庫川サイクリングロードの延長としてロードバイクが行き交う場所になり賑わいを見せますが、左岸は草ボーボーの荒れ地で人の姿は疎らです。


良い雰囲気!! 河川敷の荒れ地を進む一本道。


宝塚のクリーンセンターを過ぎると堰堤区間。このコンクリート地帯は通り抜けできます。


河川敷に下りても走れますが、堤防上の砂利道を行くことにします。


景色が茜色に染まってきました。道は砂利はなくなって土の道に。


もうすぐ天王寺川との合流ポイントです。道の左側はちょっとした緑地公園のようになっています。


緑地公園から先、河川敷に下りるところがあるので下りてみます。


行き止まりになっていました。ここが天王寺川との合流ポイントです。緑地公園まで戻って、天王寺川を越えて、武庫川河川敷に復帰しないといけません。


上記の写真の場所を記しています。