ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

三田MTBポタリング。飯盛山公園、有馬富士公園。最後は雑貨&喫茶のBarnshelf(バーンシェルフ)にて。

2014-11-08 14:48:53 | MTBで走る

今日も前回の記事に引き続きMTBポタリングネタでいきますよ。午前中のちょっとした時間を使って自転車に乗るとなれば、この季節はロードバイクよりもMTBですよね。ロードバイクもMTBも乗られる方には私の気持ちも分かっていただけるのではないかと。ホントはアワイチ5時間切りを目指すためのトレーニングに励むべきなんでしょうけど、ここ最近は小径車やMTBに浮気中ですよ。今回は千丈寺湖畔の飯盛山公園から、有馬富士公園を目指してMTBならではの道をのんびりとポタリングをしてきました。それにしてもずいぶんと使い込まれたサドルだと我ながら思います。ここまで来たら「味がある」と言っても良い?

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飯盛山公園、黒川沿いの散策路。プロムナードという名に相応しい秋の散歩道をMTBでのんびりと。落ち葉からはそこはかとなく甘い香りが漂ってきます。


この甘い香りの原因はカツラの落ち葉なんです。カツラの葉は落ち葉となって枯れるとほんわりと甘い香りを発します。まさに秋の風物詩ですね。


公園の小道をゆっくりと走っていくと、鮮やかに紅葉したラクウショウの木が見えます。


紅葉したラクウショウが立ち並ぶ芝生の広場がポタリング気分を盛り上げてくれますね。


ラクウショウの木の下で。


ところ変わってこちらは有馬富士公園の休養ゾーン、芝生の大広場と「里山風車」。あの建物は、世界的にも著名な造形作家の新宮晋さん作です。三田で言えば、青野ダムサイト公園にある噴水のモニュメントも新宮晋さんの作品なんですよ。


また場所を移して、こちらは有馬富士公園のシンボルゾーンというところです。有馬富士公園は広大で、いくつかのゾーンに分けられています。


シンボルゾーンの中の平坦なトレイルをMTBで走ります。気持ち良いですね~。


トレイルの脇には小さな沼があったりして雰囲気抜群です。


担ぎが必要な登りも急峻なダウンヒルもない、けど、こういうのも楽しいのだ。


有馬富士をぐるりと取り巻くトレイルもありますよ。登山道を担いで有馬富士山頂まで登れないこともないけど、今日はそこまで頑張らない。


MAPのオレンジ色のルートが林道っぽくなっていてMTBでも走れる道かな。一方、肌色のルートは登山道ですね。


木製の道標が良いね。


左の登山道を行けば有馬富士の頂上広場か。けど、今日は直進してこのままMTBを走れる道で行きます。


有馬富士の中腹までは登ってきていたようで、少しは見晴いの良い感じになっています。


公園内のどことも分からぬトレイルを走って行きます。この道は一体どこに繋がっているんだろう。


しいたけ園有馬富士という施設までやって来ました。「しいたけ園有馬富士」という大きな看板を見たことはあるけど中に入るのは初めてです。


この施設は有馬富士公園の一部のようで、施設内の出入りは自由な感じです。バーベキューに釣り、あまご、ニジマスの掴み取りなんてのがありますね。


釣り堀小屋の横でお兄さんたちが釣りの準備をしていました。


ここが釣り堀ですね。見間違いのないほど目立つ看板です。


そこからまたトレイルを走って行くと、


福島大池に出ます。この池の周りをぐるりと1周、気楽に楽しむことができますよ。散歩の人やハイキングの方もいるので自転車で走る時は注意が必要です。


福島池の脇お小高い丘を少し登ると、こんな東屋があって、


平安時代の後半、天皇に即位された花山天皇(花山院)がこの地について詠まれた歌です。三田市、小野という集落には、この歌を由来として、様々な名前に「松風」が使われています。有名な鶏肉屋さんは「松風地どり」ですし、地域の少年野球チームは「小野松風ホープ」です。他にも色々なところで「松風」が使われているんだろうな。それにしても往時の天皇(読まれた時は法皇でしたが)がその地域のことを歌にして詠まれるというのは、途方もなく名誉なことだったのだと思います。


福島池、ポプラの木の下で。ポプラは良いですね。枝が空に向かって伸びて行こうとする姿が実に良い。


有馬富士公園、MTBポタを終えて、近くのBarnshelf(バーンシェルフ)という雑貨&喫茶のお店にやって来ました。このショップのことはまた別で記事にしたいと思います。


色とりどりの雑貨が立ち並ぶショップですが、喫茶コーナー(というか店の端に椅子とテーブルがあるだけ)で珈琲を頂きました。やや酸味が効いて古めかしい部屋の匂いのような独特の香りのする珈琲でした。