チェリーボンボン

その日見た映画のストーリーとか感想を書いてます(*´∇`*)
今後は過去に見たのもUPしよっかな

スクラップ・ヘブン

2006-04-27 10:05:14 | えいが♪
【ストーリー】
デスクワークにうんぜりの警察官シンゴ(加瀬 亮)、自由に生きるテツ(オダギリ ジョー)、薬剤師のサキ(栗原 千明)ら三人の運命はバスジャック事件に乗り合わせたことによって手繰り寄せられる。
 「想像力が必要なんだ。」というシンゴに対し、復習屋を提案するテツ。そして二人はそれを実行するが、やがてテツはエスカレートしていき、ついには拳銃を盗むことを思いつく。はじめ反対しながらもそれに乗るシンゴ。やがて事態は思いもよらぬ方向へと向かっていく・・・。

【感想】
とにかく加瀬亮が最高演技うますぎじゃない今までも彼の出てる作品はたくさん見たけど、そのたびに、その役の彼が本当の彼だって思ってしまう。役そのものに見えるこれこそ役者だなって感じ
作品も面白かった今までと変わらぬ平凡な毎日が一つの事件をきっかけに180度変わったものになってしまう。そのくらい現実って実はもろいものなのかもしれない・・・。

親切なクムジャさん

2006-04-27 09:54:01 | えいが♪
【ストーリー】
イ・クムジャ(イ・ヨンエ)は、誘拐殺人犯として13年間の刑務所暮らしを終え、出所する。彼女は真っ赤なアイシャドーをし、まばゆい美しさであった。
 彼女の刑務所内でのあだ名は親切なクムジャさん。なぜなら、いじめを受けていた新人の代わりに復習したり、なにかと弱い者に親切にしたからであった。ところが、実は彼女は無実で、真の誘拐殺人犯は彼女が高校生のときの教育実習生であったペク先生(チェ・ミンスク)であった。かれはクムジャに罪を押し付けた上に、彼女の娘をオーストラリアに養子に出してしまったのだ。
 彼女に刑務所内で世話になった女性たちは、ペクへの復習に協力。そして、実はペクが殺害した少年少女の遺族たちを呼び寄せ、ペクへの復習を果たさんとする・・・。

【感想】
パク・チャヌク監督の復習三部作の最終作。一部、二部もかなり残酷だったから、今作もどんなにかぐろいのかと思ったら、やはり予想以上確かにペクがしたことの代償としては、当然なのかもだけど、血が出すぎだし・・・
 クムジャの刑務所内での暮らしもかなり壮絶女しかいないってのも考え物だわ13年間無実の罪で刑務所暮らしは一体どんなものなんだろう。これもすべて出所後の復習のためと思い、耐えたんだろうけど

子ぎつねヘレン

2006-03-28 12:55:07 | えいが♪
【ストーリー】
 太一(深澤 嵐)は、カメラマンの母親律子(松雪 泰子)の都合で、たった一人、北海道にいる律子の恋人矢島(大沢 たかお)の元に預けられることになった。矢島は獣医で、娘の美鈴(小林 涼子)と二人暮らし。金にならない仕事ばかり引き受けてしまう町の獣医であった。
 太一はある日、たった一人で道路わきにうずくまっているコギツネを見つけ、保護する。そして、コギツネを抱えたまま矢島の元に・・・。矢島は最初、野生のキツネなど飼えないといい、太一にキツネを放してくるように厳しくしかる。しかし、太一の一生懸命な姿に折れた矢島はキツネを保護することにする。ところが、なんとこのこぎつねは耳も聞こえず、目も見えない、まるでヘレンケラーだったのです。

【感想】
 とにかく、コギツネがかわいすぎ犬と戯れる姿や、おっきなぬいぐるみにのっかってスヤスヤ眠る姿
 キツネってこんなに愛らしいんだあって気づきました。でも、結局ヘレンがどうなってしまうのか最初からわかってるから、どんなたわいない場面でも泣けて仕方ありませんでした
 私は、目も聞こえず目も見えない世界はどういうものかわからないけど、あんなにちっちゃな命が真っ暗な中で生きてるってどんなに恐ろしくて不安なのかなあ・・・。
 ヘレンは3週間しか生きられなかったけど、すっごく大きなものを残してくれたんだと思う。ヘレンは実話を元にしているけど、きっとほんもののヘレンも、いっぱい愛を受けて幸せだったんだろうな

ソウ2

2006-03-23 00:27:31 | えいが♪
【ストーリー】
 マシューズ警部(ドニーウォルバーグ)は、息子のダニエルが補導され、警察に引き取りに行く。ダニエルはたびたびこうしてマシューズを困らせるのだった。
 マシューズは、女刑事ケリーから事件への協力を頼まれる。現場に行くと、マシューズが情報屋として使っていたマイケルの惨殺死体であった。それは明らかに彼『ジグゾウ』の仕業であった。ケリーにこの事件への協力を頼まれるが、彼は乗り気ではなかった。しかし、しぶしぶジグゾウのありかへ乗り込み、彼らが見たのは、八人の男女が出口のない館に閉じ込められている映像だった。そして、なんと、その中にはダニエルの姿が。ジグゾウが次なるゲームを仕掛けたのだ。八人の男女は遅効性のガスを吸っており、二時間以内に解毒剤を打たないと体中から地を噴出して死んでしまう・・・。
 マイケルはダニエルを助けだせるのだろうか。ジグゾウの本当の目的とは。

【感想】
 前回の作品から一年とたたないうちに公開された今作。今回は八人の男女が閉じ込められるという一見よくありがちなストーリーに思えるが、それは間違い恐ろしい仕掛け、次第に蝕まれていく体、そしてしだいに現れていく人間の醜い本性・・・。そのすべての恐怖に吸い込まれて、怖いのだけど目が離せなかった
 そして、一番恐ろしかったのは、なんと言ってもこの映画のオチええっ、そういうことだったの~って感じ。それでもって、おそらくはまた次回に続くのではなかしら
 ソウは映像がぐろいし、本当に恐怖なんだけど、やっぱり面白いからはまっちゃう何気に次回作が待ち遠しかったりして

深紅

2006-03-16 00:02:12 | えいが♪
【ストーリー】
小学校の修学旅行中、秋葉奏子(掘北真希)は、家族が事故に巻き込まれたと知らされる。家族が運ばれた病院へと夜の高速道路をとばすタクシーの中、奏子は疲れと不安を抱えながら長い四時間という道のりを過ごす。病院に着いた彼女が連れていかれた場所は、死体安置所だった。奏子は、それ以後、この事件がトラウマとなり、家族の死体に出会うまでの四時間をリアルタイムに追体験してしまう、《空白の四時間》という発作に襲われるようになってしまう。
 8年後、大学生となった奏子(内山理奈)は自分の家族を殺した都築に死刑判決が下る事を知る。この惨殺事件を追って来たルポライター椎名皓一(平田満)に出会い、都築の娘都築未歩の住所を聞き出す。都築の娘美歩(水川あさみ)は、「私も殺せばいいのよ」と椎名に言ったという・・・。そして、奏子は未歩が働くバーに行き、彼女との距離を縮める。父親の犯した罪を自分の罪のように背負って生きている彼女と次第に親しくなってゆく奏子。未歩が明良という男(内田朝陽)と結婚していることを知る。しかし、美歩は明良に暴力を振るわれていたのだ。その事を知った奏子は「殺してしまえばいいのよ」と未歩にほのめかす。とまどう未歩だったが、ある日、お腹を蹴られ子供を流産してしまう事により明良に対する殺意を明確にする。しかし、実行当日、奏子はまた空白の4時間の発作に襲われる。
二人の運命はどうなるのか。8年前の事件の真相とは・・・。

【感想】
淡々としていながらも、登場人物一人ひとりの心の変化や心底にある暗闇が明らかになっていき、大変見ごたえがあった
奏子ははじめ、美歩に対して憎しみや怒りしか覚えていなかった。父親同様に彼女も殺人犯にしてやりたいと思っていた。しかし、しだいに彼女と深く関わるにつれ、美歩を家族を殺した男の娘とではなく、ひとりの人間としてみるようになる。
そうなったときに、本当の意味で奏子は救われたのだと思う
この映画のテーマの一つが、怒りや復讐心の連鎖だと思う。私は家族を殺された人の本当の悲しみや怒りは到底わからないけれど、一生その悲しみや怒りは消えないんだろうなあ・・・。
ちょうどさっきニュースでオウムの新実被告に死刑判決がでたというニュースを見たけれど、世の中にはどんな償いをしても許されない罪もあると思う。


スタッフ

メゾン・ド・ヒミコ

2006-03-11 02:04:13 | えいが♪
【ストーリー】
沙織(柴崎コウ)は塗装会社で働く平凡なOL。ある事情で借金を背負っている。そんな彼女のところに若くて美しい男性がやってくる。彼は春彦(オダギリジョー)といい、昔沙織と母親を捨てて家を出て行ったゲイの父親(田中泯)の恋人だという。実は、沙織の父親は癌に侵されており、余命いくばくもないという・・・。父親はヒミコというゲイのための老人ホームを経営しており、春彦は沙織にそこで働くように半ば強引に進める。そうしてヒミコの住人たちと触れ合う中で沙織はしだいに変わっていく。

【感想】
オダギリジョーがほんとにはまっていて、改めて美しいって感激しましたあんなに美しいゲイの人がいたら、男の人も惑わされちゃうんじゃないかな(笑)
ヒミコの住人たちがやたらキャラが濃く、最初はあまりの奇抜さに驚いてしまった彼らが登場する場面はコメディ映画かと思うほうど笑えた
柴崎コウはすっぴんでこの映画に出演していたみたいだけど、普段の寛恕とはまた違った雰囲気をかもし出しており、演技がとても上手で、映画を通して変化していく様子が見て取れます
なんかやたら生々しいキスシーンが多いんだけど、佐織の上司役の西島俊秀さんが軽くてやらしい男性の役なので、彼は演技がうまい分けっこうショックでした・・・
淡々とした中にも喜怒哀楽を感じることができる映画でした。

ファンタスティックフォー

2006-03-07 11:28:57 | えいが♪
【ストーリー】
天才科学者リード・リチャーズ(ヨアン・グリフィス)は、3人の仲間とともに宇宙探査ロケットに乗り組み、地球を飛び立った。しかし、謎の宇宙線を浴びた4人は、それぞれ違った超能力を手に入れることになる。
 肉体がゴムのように伸びるリードはミスター・ファンタスティックに、体を透明化できるスーザン(ジェシカ・アルバ)はインビジブル・ウーマンに、全身を炎に包まれたジョニー(クリスエヴァンス)はヒューマントーチに、そして、岩石のような体躯になったベン(マイケル・チクリス)はシングへと変身してしまった。
 ところが、、名声と地位を失ったかつての友ビクター(ジュリアン・マクマホン)も特殊な能力を身につけ、それを利用しかつての仲間を殺そうとする。ファンタスティック・フォーはNYを舞台にビクターと戦う。

【感想】
正直、これはコメディかなあって思っちゃった内容はかなり浅いけど、とにかく映像が面白い
特に、ゴムみたいに体がのびるミスターファンタスティックとビクターとの戦いはかなり見もの
それにしても、どうしてあんなに不公平なんだろう・・・。ベン以外は普段はいつもと変わらないのにベンだけが常に岩男だから人々に不気味がられたり恋人には振られたり
ビクターに一応は勝利したようなんだけど、明らかに次回へ続くって感じだった

南極日誌

2006-03-03 17:48:42 | えいが♪
【ストーリー】
 零下80度の極寒の中、ブリザードが吹き荒れ、昼と夜が終わることなく6カ月ごとに継続する南極。チェ・ドヒョン隊長(ソン・ガンホ)率いる6人の探検隊が、世界最初の無補給横断に挑戦している。目標は、南極到達不能点。隊員は、副隊長のイ・ヨンミン(パク・ヒスン)、ビデオと電子機器を担当するソ・ジェギョン(チェ・ドクムン)、食事担当のヤン・グンチャン(キム・ギャニク)、元救助隊員のキム・ソンフ(ユン・ジェムン)ン、そして隊長に憧れる最年少のキム・ミンジェ(ユ・ジテ)。ジェギョンは今回の探検を最後に引退するつもりであったりと、各々今回の朝鮮には特別な思いがあった。100kgもある荷物を引きずりながら、彼らの過酷な挑戦が始まった・・・。
 しばらく行くと、彼らは雪に埋もれた古い日誌を発見する。それは、かつてイギリスの探検隊が彼らとおなじように到着不能点を目指したときの日誌のようだった。不思議なことに、イギリスの隊も彼らと同じ六人で、ミンジェは日誌に書かれているイギリス探検隊の体調がドヒョン隊長に似ていると感じた。もっとも不思議なことは、なぜか終わりのページに行くと退院の数が五人しか描かれていないのだった・・・。彼らは無事生きて到着不能点にたどり着くことができるのだろうか・・・。

【感想】
見ているだけでこっちが凍えてしまいそうな映像の連続ただただ一面雪の中を淡々と進む彼らはなぜか常軌を逸しているようにも思える・・・
最初は六人協力して進んでいくのだが、過酷な状況の中、人間性が徐々に失われていく様子が刻に描かれていてとっても恐ろしい
人は誰でもああいった状況にあると人間性を失ってしまうのだろうか
特に、ドヒョン隊長は最後は殺人を犯すまでに精神を病んでしまうのだが、過去に彼の息子が自殺したことも深く関わっているところが深いなあと思った
この作品は全体的に淡々としてるけど、何が起こるかわからない恐怖感や、人間が秘めた恐ろしさを見せられて、奥深いテーマだと思う。
ちょっと難しいなあとも感じたかな
南極日誌公式サイト

SHINOBI

2006-03-01 21:21:43 | えいが♪
【ストーリー】
時は1614年。ようやく戦乱の世が終わり、太平の世が訪れようとしていたそれまで、時代の影には常に「忍」の存在があった。人里はなれた場所に相対立する二つの忍び集団がひっそりと暮らしていた。卍谷の甲賀と鍔隠の伊賀の二つである。二つの忍たちは、彼らを統率する服部半蔵が出した争忍の禁によって対立を禁じられていたのだ。ところが、その服部によってその禁は解かれ、双方五人ずつが戦い、その勝敗によって将軍の世継ぎが決定されるという命であたおのおの五人ずつの精鋭が選ばれた。
実は、伊賀の棟梁の孫朧と甲賀の棟梁のまごである弦之助は互いに愛し合う仲だったのだ。二人は禁が解かれたことを知り、互いに苦しむが、彼らの意思に反し、二つの忍集団の争いが始まろうとしていた・・・。

【感想】
山田風太郎原作の『甲賀忍法帖』を映画化した作品。
愛し合う二人がその運命がゆえにお互いに殺しあうという悲しいストーリー
映画の大変の部分は争いの場面。CGの技術がほんとうに進んでいて、すごくリアルな映像が印象的。
映画館で見たらさぞかし美しい映像だったろな
忍といえば、あずみが有名だが、今大河ドラマで長澤まさみも甲賀を演じてるんだったよね。
忍というと聞こえはかっこいいけど、実は暗殺集団だって考えると彼らはとても悲しい存在だなって思う・・・。
当時の忍は実際どのくらいの技を持っていたのか非常に興味がわいた!!
忍に焦点を当てた作品はとっても面白いなて個人的に思った甲賀忍法帖

ステルス

2006-01-29 13:30:41 | えいが♪
【ストーリー】
時代は近未来。海軍で極秘に進められたプロジェクトにパイロットとして参加することとなったベン大尉(ジョシュ・ルーカス)、カーラ大尉(ジェシカ・ビール)、そしてヘンリー大尉(ジェイミー・フォックス)の三人。彼らは最新鋭のステルス機『タロス』を操縦することとなった。プロジェクトの立案者でもあり、彼らの上官にあたるカミングス大佐は、三人にもう“一人”の仲間を紹介する。
その仲間とは、人工知能搭載の無人ステルス戦闘機であったそしてEDIとなづけられる。
順調にミッションを進めていた四機であったが、任務の遂行後、EDIは落雷にあい、人口知能にも支障をきたし、解読不能な暗号を読み取ってしまう・・・。
四機にタジキスタンでの任務遂行命令が入るが、その際にEDIはベンらの指示を無視して勝手に攻撃を行う。ベンらはEDIを破壊することを決意し、ヘンリーがEDIを追った。しかし、EDIはうまく追跡をかわし、ヘンリーは崖に追突し、さらにカーラも緊急脱出を余儀なくされ、なんと北朝鮮に落下してしまう。
ベンはたった一人でEDIを追跡する。ベンは生きてEDIを連れ戻せるのか!?そしてカーラの運命は・・・。

【感想】
文句なしで面白かった
度派手なアクションあり、はたまた感動もありで、2時間入り込んでしまった
いくつか驚きがあったが、まず、RAYではオスカー受賞となったジョイミーフォックスが脇役であり、なんと時間半分残して死んでしまうこと
見るまでは、単に人間とEDIとの戦いに終始するのかと思っていたが、カーラが北朝鮮に落下した後、北朝鮮の軍人らに追跡され、襲撃を受けたり、実はEDIが指示を無視したのは落雷によるもので、始めは従順であったことなど、ストーリー性もすごく面白かった
また、最後にはEDIは感情を持つようになり、その上でベンと協力してカーラを救いにいくところなど、意外だった。
でも、何よりあっけにとられるほど驚いたのは、ベンがついにカーラを発見し、北朝鮮から襲撃をうけようとしているとき、突然ミサイルを切らしたEDIは浮き上がったかと思うとそのまま敵機に突っ込んだこと
まるで特攻隊を思わせるようで、なんとも言えない気持ちになった。。
今後科学技術が発達したら、本当にEDIのような戦闘機が現れるのかも。