二つ目は、前回も書いておりましたが、クラブ（同好会）や研究会・勉強会などに積極的に参加することです。
くどいようですが、三年間（あるいは４年）ただ普通に勉強して（いくら勉強ができても）卒業するだけで通用するような甘い業界でないことは肝に銘じておいてください。
それだけでは、脈どころかツボのありかもろくにわからないような名ばかりの鍼灸師になるだけです。
在学中に可能な限り人の身体に触れできれば臨床の場に立つこと、そのひとつの手段としてクラブや研究会はよい選択肢になると思います。
ただそうはいっても、経絡（古典派）、中医学、スポーツ鍼灸、はたまたトリガーポイント、AKA、カイロプラクティック、などなど学派や研究会は山ほどありますし、なにをどう選べばよいのか戸惑う方も多いでしょう。
その時頼りになるのが先輩達です。会の活動内容や会員のこと、費用など尋ねればたいていは親切に教えてもらえますし、お試しで参加してみる手もありです。
そうして在学中にある程度の技術と方向性をもち、業界の中での人脈を築いておけば、少なくとも卒業してどうしたらよいかわからないというようなことにはならないはずです。
私たちが在学中母校で立ち上げたマッサージクラブは、先日無事10周年を迎えることができました。今では年1回の宿泊合宿のほか、卒業生を送る送別会（泊）、ブログでも何度も取り上げた＜お接待＞、＊勉強会（今のところは不定期）や新入生歓迎コンパなどにもＯＢ達が駆けつけ、中には卒業後クラブＯＢの治療院に就職した例もあります。
学校にクラブがないので参加できないと思われる方は、私たちのように自分で作ってみたらどうでしょう？10年後にはこんなブログが書けるかもしれません・・。
＊今年の夏、愛媛のお遍路さんの禅寺にて1泊２日での開催が決まってます。
写真は10周年感謝会
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