ようすけ
「2017年は元旦からいいお天気ですね、おねえさん。」
飼い主
「そうだね。」
ようすけ
「それに暖かいお正月でよかったですね?」
飼い主
「うん、そうだね。」
ようすけ
「気持ちいい、ちょ~気持ちいい~・・・。」
飼い主
「ところであんたさぁ、最近ますます父ちゃんの“どら”に似てきたわね。」
ようすけ
「そうですか?オイラそんなにイケメンですか?」
飼い主
「なんでよ! ってか、あんた本当は中身が“どら”なんじゃないの?」
ようすけ
「中身って、着ぐるみみたいに・・・・・。」
飼い主
「それに自分のことオイラって言ったりあたしのこと“おねえさん”て呼ぶってことは・・・。」
ようすけ
「そ、そんなわけないじゃないですか、オイラいや僕はようすけですよ・・・・」
飼い主
「冗談よ、あはははは・・・。」
ようすけ(心の声)
「あぶない、あぶない・・・。」
魚屋さんちの“どら”(心の声)
「もう少しでバレるところだった・・・。」