ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ノーマン・ロックウェル展

2010-07-06 | 観 Movie Museum
どこまで行っても100円の”ちゅうバス”に揺られて
着いた所は府中市美術館

ノーマン・ロックウェル展



初めてロックウェルを知ったのは
中学生の時に買ったポストカード。

それから関東で開催される展覧会には必ず足を運ぶ。

今でも印象に残っているのが
まだ新宿伊勢丹美術館があった1992年に開催された展覧会。

想像以上に大きなサイズとその中に描かれる
生き生きとした人々の生活。

今にも動き出しそうな子ども達や
会話が聞こえてきそうなカップル。

沢山の微笑ましい絵も
晩年の政治的、社会的な作品にも

一貫して流れているロックウェル自身が持つ
アメリカに対する強い思い。

アメリカといえば昔は憧れたものよねという
理想的な古き良きアメリカ。

それがもしかしたら魅力の一つなのかもしれない。

今回の展示会にも出展されていた好きな絵の一つ
「家出 Runaway」

まだ家出するには幼い少年が
ハイウェイレストランで保護され

ちょっとホッとしている背中と
「大丈夫心配するな」と言葉をかける警察官の大きな背中。

そんな二人を見守る人は良いがクセのありそうな
レストランのオーナー。

観ているこちらまでそのレストランにいて
見守っている気になる。

はたと思い出したのが、

マサチューセッツ州にある
ノーマン・ロックウェル美術館に行くと決めて早18年。。。

マサチューセッツの旅客機百機が
バスガス爆発でガスバクバクハツ。

それはどうでもいいんだが(笑)

行かねば。

やはりパスポート取らねば。







ちょうどあの時期から伊勢丹の
クリスマスシーズンの紙袋はロックウェルになった。