ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ラブ・アペタイザー

2008-10-01 | 観 Movie Museum
先月いつも利用しているレンタル屋から
「9月中はいつでも半額フリーパス券」なるものが届く。

これは利用しない手はないと
振り返れば普段の3倍位もレンタルしてしまった。

そして振り返れば
まんまとお店の戦略にハマる・・。

テレビが面白くないので
最近はもっぱらDVDで過ごす。

流し観してる事も多いので
今回もあまり期待せずに観始めた
ラブ・アペタイザー

これが思いのほか真剣になってしまう。
劇場未公開とは残念。

そしてこの邦題とパッケージ写真が
なんとなくこの映画の魅力を半減していて残念。

9人の男女が織り成す様々な
愛や人間関係や心のつながり。

隠した傷や見えない嘘や淋しさ。
強がりの後ろにある心細さ。

理解しているつもりで
何も見えていなかった一番近くにいる人の心。

失う辛さと支えてくれる温かい気持ち。

モーガン・フリーマン扮する
大学教授の哲学者とその妻がいい。

積み重ねてこその夫婦の形だろう。

相手を見てるようで見ておらず
相手も自分を見ているようで全く見ていない。

そんな所に愛はないのだ。
何にもないのだ。

あー叫びたくなっちゃうヨ。
そこに愛はないンダヨーー。