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国道471号線で楢峠を越えてみる・その2 (横浜→飛騨市→旧河合村)

2016年09月05日 | バイク
【現地訪問日:2016/8/27、記事作成日:2016/9/5】

 このエントリでは国道471号線の楢峠越えルートの走行記として、ブログ主の居住地である横浜から、楢峠越えルートの岐阜県側の入口である、岐阜県飛騨市(旧河合村)までの区間を記載しています。前編については、その1のエントリを参照ください。


1. 横浜→高山市内まで


横浜市(新保土ヶ谷IC)→岐阜県飛騨市(旧河合村)までの地図 (google mapのデータ)

 8月26日(金)の夕方に急遽長距離日帰りツーリングを決行することを決めたブログ主は、会社から帰宅直後よりバタバタとツーリングの準備を行って23時頃に就寝。夜中の2時過ぎに目覚まし時計を鳴らすものの、すぐには起ききれずに3時頃にのそのそと起床し、最終準備をして自宅を出発します。
 自宅を出たブログ主は横浜新道→保土ヶ谷バイパス経由で東名の横浜町田ICに4時前にIN。海老名JCTから圏央道に入り、八王子JCTから中央道に入りますが、相模原の山奥からパラパラと雨に見舞われます。(;´Д`)


01-談合坂SAにて

 談合坂SAには5時前に到着。外はまだ暗いです。ここでは合羽を着込む小休憩だけで間もなく出発します。


02-八ヶ岳PAにて

 談合坂SAから1時間ほど走って、八ヶ岳PAには5:45頃に到着。夜が明けかけてきました。ここもトイレ休憩だけで間もなく出発します。


03-松本市内のガソリンスタンドにて

 中央高速では諏訪付近から霧雨になり、岡谷JCTから長野道で松本に向かっていると(本降りの雨とまでは言わないまでも)粒の大きな霧雨となって、ヘルメットのシールドにたくさん水玉が付く状態でした。
 まもなくして松本ICを降りて国道158号線に入り、上高地方面に向かって最初のガソリンスタンドに6:40頃到着。ここで1回目の給油を行います(ここまで約240km)。
 そしてこのガソリンスタンドを出発する直前から本格的な雨が降り出してしまい、防水対策をしっかり行って6:55頃に再出発します。(;´Д`)

 国道158号線は上高地に向かう観光客やバスで混雑することが多いところですが、早朝の時間帯ということもあり、スイスイ進みます。ただし雨が止む気配は全くありません。

 「と…峠を越えると天気が変わることなんて、よくあることだから (震え声)」

 などと天候回復を祈りつつ、安房トンネルを抜けて岐阜県側に入るものの、天気の状況は一向に変わりません。しかもまだ8月なのに、道中の気温計は15℃とかを表示していました。
 結局肌寒さで体の方を震わせながら、きっちり2時間(約100km)雨に打たれて、飛騨高山の市街地に到着します。(ここまで約5時間半、340km走行)


2. 高山市内→旧河合村(楢峠ルート入口)まで


04-アピタ飛騨高山店にて (アピタ飛騨高山店 公式サイト)

 朝9時前に高山市内に到達したブログ主は、ここで朝食&長めの休憩を取ることにします(8:55頃着)。しかしこんな時間から開いている飯屋はなかなか見つからず、結局ショッピングセンターに隣接したマクドナルドで朝食を取ることにします。

 「こんなところに来てまでマックかよ。しかもこの内容に700円は出せんな~」

 などと身勝手な文句を言いつつも株主優待券でタダ食いし、温かいコーヒーで体を温めてまったりします。結局マックでは1時間近く休憩して、ちょうど10時頃に再出発します。 
 ここからは旧河合村(現飛騨市)に向かって国道41号線を北上していきます。雨は高山のマック到着前時点でほぼ止んでおり、再出発したときには道路は乾きかけている状態でした。


05-飛騨古川・鷹狩橋手前

 この先で国道41号線から県道75号と国道471&472号が分岐します。


06-飛騨古川・野口交差点手前

 ここで国道41号とお別れし、左のルートに入っていきます。(10:15頃)


07-仰々しい警告看板

 ただしここの警告内容は国道360号の旧宮川村から先のエリアに関するもので、この先の楢峠等に関する記載はありませんでした。


08-高山本線の鉄橋の下を通ります

 ブログ主は乗り鉄ですが、残念ながらまだ高山本線は乗ったことがありません。いつの日か名古屋⇔富山間の特急ワイドビューひだ号にかぶりつき乗車をしたいと思っています。


09-宮川沿いに進んでいきます

 宮川は、富山県を代表する河川である神通川の岐阜県側での呼び名です。穏やかな流れですが、暴れたら怖そうな雰囲気がぷんぷん伝わってきます。


10-双子のおにぎり

 先程の国道41号との分岐点からは、国道471号と472号の重複区間となります。この重複区間は楢峠を越えた富山市(旧八尾町)の栃折まで続きます。このためこれから出てくるおにぎり(国道標識)は、基本的に471号と472号の2個セット(串刺し団子状態)となっています。 


11-国道360号との分岐点

 直進側が国道360号の旧宮川村・猪谷・富山市内方面、左が国道471号等の旧河合村・白川郷(天生峠)方面となります。当然左折します。


12-橋を渡っていきます

 この橋を渡ってすぐ左側が、旧河合村の中心駅である角川駅です。(角川は“かどかわ”ではなく、“つのがわ”と読みます)


13-高山本線の踏切を渡ります

 角川駅のある高山本線の飛騨古川⇔猪谷間は、人の少ない県境越えの閑散路線となるため、2~3時間に1本ぐらいしか列車は来ません。角川駅から高山方面へ行く列車は、11:57の次が15:45となっています(2016年9月時点)。


14-旧河合村の市街地に入ってきました

 この辺りは片側1車線の普通の道路環境です。
 なお、先程の橋からこの先の楢峠方面の分岐点までの区間(2km少々)は、国道360号・471号・472号の三重複区間となっています。


15-右折先通行止め

 楢峠方面は進行方向の右にあります。それが通行止めになっているのかと思って一瞬焦ったのですが…


16-全然違う道でした

 工事中なのは市道だったので一安心です。


17-国道360号を白川郷・天生峠方面に進みます

 このまま真っ直ぐ進むと、天生峠(あもう峠)を越えて合掌作りで有名な白川郷に向かいます。しかしこの天生峠も冬季閉鎖がある上に、しょっちゅう災害で通行止めになっている区間であります。ブログ主が2年前に白川郷経由で温見峠まで走りに行ったときも通行止めになっていて(体験記)、通りたくても通れなかった区間になります。

 ブログ主は、台風が来なければ1日目は楢峠を越えて利賀で一泊。2日目は五箇山→白川郷と回ってこの天生峠を越えて帰宅するプランを考えていたのですが、今回はお預けとなってしまいました。天生峠は酷道マニアであれば一度は走っておきたい峠の1つなので、残念です。(´・ω・`)


18-国道471号の分岐点の案内板が見えてきました

 先程の橋から2kmちょっと、ものの数分で到着です。しかしこの案内板、なんかおかしいです。


19-やったー、行き先抹消されてるよ! \(^o^)/

 本来なら国道471号線の先には富山や八尾や利賀などといった地名が書かれていてしかるべきところですが、わざわざ上に板を被せてまで行き先を隠している状況です。通れることが少ない区間とはいえ、行き先まで消されているとは尋常ではありません。 


20-本当の分岐点までやってきました

 そしてすぐ先の本当の分岐点のところまでやってきました。(10:35頃)
 ここの案内板に至っては、国道471号線(右側)方面の存在すら消されている有様です。\(^o^)/
 なおこの案内板の本来の記載内容ですが、こちらのホームページによると、以前は「48km 八尾 →」と書かれたあった模様です。

 ここからが本格的な楢峠越えルートの開始となります。

 ~その3へ続く



ツーリングマップル R 中部 北陸 2016 (ツーリング 地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社


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