老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

ミュージカルを観てきました

2011-08-28 21:01:18 | 日記

昨日、この地方の劇団「はぐるま」の夏のミュージカルを観劇して来ました。
夏休み中と言う事でお子様連れのお母さんを始め沢山の愛好家で、開場前には列が出来座席は満席でした。
演目は松谷みよ子さん原作の「龍の子太郎」です。
あらすじは、龍の子太郎は貧しい小さな村でおばあさんと二人で暮らして居ます。その村では水飢饉で村人が困っております。
母親は太郎を懐妊中に村の掟を破って龍になってしまったのです。
その母を探しに相撲相手のクマを連れ村を出ます。途中で三人の赤鬼に出会い戦ってこの鬼も仲間にします。
そして毎年村人から人身御供(若い娘)を要求する悪い黒鬼にも出会い、赤鬼の加勢を受けやっつけて千尋の谷に落とします。
やっと、母親である龍が住む湖に到着して、自分が強く立派に育った姿を見せようとしましたが、その龍には両眼がありません。太郎が生まれた時に両眼が母乳の代わりとして与えられたのです。

龍になった母が人間に戻るには、何か人間の役に立つ事が必要なんです。いま太郎の住む村では田畑に水が無く折角の作物が枯れそうなのです。
太郎は両眼が無い龍の目になって湖の堤を壊して湖水を下の村に流すように母(龍)に働きかけ、龍は自分の身体を包みに打ちつけ壊します。湖の水は村まで流れ落ちました。
そこへ人身御供を担いで登って来た村人に出会い、悪の黒鬼を退治した事や村の田畑に水が行き渡る事を知って大喜び。

村人に良い事をした事で龍になっていた母は人間の姿に戻り失明した目も治り、太郎と抱き合います。
あっ、忘れていました、あやが居ました。あやも母親を亡くした横笛を吹く綺麗な娘で太郎を助けるんですよ。

幕が開くと舞台に村人全員が集まり豪快な和太鼓の音に合わせて雨乞いの風景でこの民話の世界に観客は難なく入り込めました。
劇中では太郎の遊び相手としてぬいぐるみを着たクマ・そしてキツネ・サル・ウサギの森の動物が人形遣いの方により演じられ観てる子供達にも楽しかったのでは。
そして、村の子供役として児童も出演してますので観客のお子様にも親近感があったのではないでしょうか。
暑い夏の午後、2時間あまりをミュージカルで愉しむ事が出来ました。


新聞のお悔み欄

2011-08-22 16:16:50 | 日記

皆さんは新聞の地方版に記載されてる「おくやみ」欄に毎日目を通されて居ますか。
若い世代の方は多分素通りでしょうね。でも我々の年代の多くの方が毎日チェックをされて居ると思います。
私もここ最近までは何か朝から辛気臭い記事なんか、と思う気持ちが強く殆ど見て居りませんでした。

3~4年前に幼馴染の同級生が亡くなった時も、早朝に友人から「〇〇さんが亡くなった様だけど葬儀場とか聞いて無い?」と聞かれ、
直後に市内に住む娘からも「〇〇さんって友達じゃ無い?亡くなったよ」と連絡を受け驚き、朝刊のその欄に目を通して無い事に少し恥ずかしく思いました。
それ以降は極力読むようにしてますが、相変わらず読んだり読まなかったりの毎日でした。

ところが先週にその欄に中学・高校と一緒だった友人の名を見付けびっくり、3年程前に奥様を亡くし息子さん夫婦とも離れて暮らして居たので何も連絡を受けませんでした。
今度はその翌日遠い親戚に当たる方の奥様の名前を見付け、ず~っと以前から入院されていてお家族も大変だったなあと思った次第です。

そして、今日は小・中学の同級生で一緒に同窓会の世話役をしたりグループ旅行・毎月の夕食会をしていた親友を葬送する事となりました。
彼の娘さんから亡くなった旨のメールを受信してからは主だった同級生に連絡し、お通夜・葬儀と来て頂く事が出来ました。
でも今日の葬儀には新聞のお悔み欄を見て駆けつけて来た同級生も数名あり嬉しく思い、久し振りの再会が出来ました。
お悔み欄でこの五日間に友人・知人の名を見て自分の年齢が寿命に近付きつつ有る事を実感し、これからは努めて目を通さねばと思った一日でした。

今夏もナゴヤドームへ

2011-08-11 10:47:17 | 日記

9日の15時から小学5年の孫を連れてナゴヤドームへ阪神対中日戦を観戦に出掛けました。
入場する前にプロ野球グッズショップにより昨年買えなかった鳥谷選手のユニホームと下敷きを買い求めた。
また、妻からは私が購入した時の様に 「これを着ないと応援できないの?」って帰ってから言われそうだが。
入場しお店で好きなお弁当を選ばせました、今年は何故かひつまぶし巻を選んで食べたら好評の様子です。

初回阪神の攻撃上本選手の四球でチャンスと思いきや盗塁失敗、「何でここで走るんや~っ」案の定その後鳥谷選手がヒットでも得点ならず残念。
初回中日の攻撃で英智選手のファウルかデッドボールの判定で落合監督からの長い抗議、「あ~ぁ初回から雰囲気悪い。試合が長引くと帰りの時間に・・・」挙句は落合監督が遅延行為で退場。
2回の阪神、貧打の打線を叱咤するかのように能見投手がレフト前にタイムリーヒット、自ら打点を稼ぐ

その後も阪神は塁上を賑わすものの得点ならず、中日も能見投手の力投に7回までノーヒット。あわよくばノーヒット試合かとも。
でも、8回裏中日の平田選手がレフト前にフラフラと上がるポテンヒットで出塁、これで能見投手のノーヒット記録は途絶えたが無得点に。
最終回はお待ち兼ね球児投手の登板でゲームセットと。それにしても8安打で得点1とは情けないや。
でも観戦に来て久し振りの勝ちゲームを見させて貰いました。

孫は買って貰ったユニホームが嬉しいのか帰りの電車の中でも脱がずに着て居りました。乗客が減った車内で窓ガラスに背中を映してニンマリ。
明くる日、声の出し過ぎと応援バットの打ち鳴らし過ぎで喉と腕が少し痛みがありました。でも孫と楽しく観戦で来て何よりでした。




孫とプールへ

2011-08-05 16:24:16 | 日記

昨日は市内に住む次女の次男(小学5年)を1日預かる事となり、家に居てもどうせDSゲームに熱中して過ごすならと市民プールへ連れ出した。
前日まで天候不順で涼しかったがこの日は朝から快晴。混むから早く出掛けようとすると孫が「まだ水が冷たくて寒いよ」
でも早い方が滑り台も混まないからと出発、9時30分に到着し孫は巨大スライダーへ一目散です。

空いて居るので3・4回滑り降りたようです、そして今度は流れるプールへここも混んで無くて思う様に泳げた。
でも、一人では詰まらない様で「おじいちゃんも入ろう」と誘われ一緒に。プールの水が冷たく感じられました。
孫に「プール一周の競争をしよう、おじいちゃんが先に泳いで10数えたら僕が泳ぐ」といきなりハンディの宣言です。なめられたものだ。
本気でするのも大人気ないとたかを括っていたら直ぐに追い付かれた。真剣に泳ぐが流れるプールは曲線で上手く行かない。ハイ僅差で負けました。

今度は50mの本格プールへ行くと言うので「あそこは50m泳げないと駄目だよ」 「うん、泳げるから大丈夫」
監視員さんに確認され小学コースで泳ぐ事に、保護者はコース脇を付いて歩く様指示されたので付添いです。
平泳ぎで折り返し100mを難なく泳ぎ切りました。いつの間にこんな上手く泳げるようになったのか驚きです。
その後休みながらもクロールや平泳ぎで10往復合計500mを泳ぎました。「おじいちゃんは泳が無いの?」と言われたがコース脇を歩かされ「くたびれたので止めるわ」と。

休憩のテントに戻ろうと歩き始めたらもうコンクリートの地面が熱く感じられ、流れるプールも大勢の人が泳いで居ました。
テントの中も子供連れの家族やママ友さん達で賑わって居ます。おやつをしてまた流れるプールに誘い出されました。
食堂が混むといけないので早目に昼食を取り私は「休憩するよ」とテントで横になりました、ヤレヤレです。
休憩しながら周りを見るとここも年々ヤングママさんが増え、素敵な水着姿のママさんが多くなりました。
子育てしながら自分達もエンジョイしてる姿を垣間見ました。良い事ですね。

1時にプールを上がり家路に。疲れたけど孫の成長と満足した顔を見れて楽しい一日でした。