明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

東証大引け、続伸 円下落で買い戻し、上げ幅一時160円強

2012年06月06日 15時39分52秒 | Weblog
東証大引け、続伸 円下落で買い戻し、上げ幅一時160円強 

 6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。

大引けは前日比151円53銭(1.81%)高の8533円53銭と5月31日以来、4営業日ぶりに8500円台を回復。上げ幅は4月18日(202円高)以来の大きさとなった。

主要国の追加金融緩和期待や前日の米国株高を手掛かりに、東京市場でも主力株に買い戻しが先行。

10時半に発表されたオーストラリアの1~3月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回る内容だったことから世界景気の不透明感が和らぎ、午後にかけて株価指数先物に買い戻しとみられる大口の買いが断続的に入った。

 東京外国為替市場で円相場が1ドル=78円台後半、1ユーロ/=98円台後半まで下落したことも輸出関連株の支援材料となり、日経平均は上げ幅を160円強に広げる場面があった。

「外部環境や海外不安がひとまず落ち着いたことで、割安感に着目する買いが入りやすくなった」(大和証券の高橋和宏投資戦略部部長)との声が多い。

週末に日経平均先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、先物の売り方が買い戻しを進めたとの見方もあった。

 日米欧7カ国(G7/)の財務相・中央銀行/総裁は日本時間5日夜に開いた緊急電話会議で欧州問題の解決に向けた協調姿勢を確認。

電話会議後の安住淳財務相の会見以降、政府・日銀による円売り介入観測から円相場がドルやユーロに対し売り優勢となった。

また豪GDPの伸び率が市場予想を上回ったことで投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、外国為替市場で円売りの動きが強まった。

 東証株価指(TOPIX)も続伸。

業種別TOPIXは33業種中、27業種が上昇。

「不動産」や「証券商品先物」、「鉄鋼」が上昇率の上位に並んだ。

 東証1部の売買代金は概算で1兆1871億円と前日に比べ増加し、5日連続で1兆円の大台を上回った。

売買高も同20億8170万株と5月31日以来、4日ぶりに20億株を超えた。

東証1部の上昇銘柄数は全体の8割にあたる1348、下落銘柄数は248、横ばいは67だった。

 トヨタ/三菱UFJ/、キヤノン/が上昇。

ファストリ/、グリー/が上げ、ソフトバンク/は年初来高値を更新した。

一方、伊藤忠/、JT/、NTTドコモ/が下落。セブン&アイ/、武田/、花王も軟調だった。

 東証2部株価指数も続伸。

キャリアデザ/、仁丹/、ソディック/が上昇。

半面、新田ゼラチン/、大黒天/が下げた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿