豊浦町 「日本一の秘境駅 小幌駅 2015夏」

小幌駅は北海道虻田郡豊浦町字礼文華にあり

鉄道ファンの間では　「日本一の秘境駅」として有名

しかし、ＪＲ北海道は

室蘭線小幌駅（胆振管内豊浦町）を

この１０月をめどに廃止する意向を示した

小幌駅は新辺加牛トンネルと

礼文華山トンネルの間に位置する

列車から降り立つと

辺りは深い森　両側は長いトンネルに挟まれていて

そこだけまるで取り残された別世界

NETで調べていると

「キング・オブ・秘境駅 」なんて

書いているかたもいらっしゃいました

列車を使わずここの駅に行きたくても道路はなく
　
さらに国道への歩道までも存在しない

まさに幻のような無人駅

ちなみに、下り列車は一日に３本のみ・・・
（ 09:16発　　15:40発　　17:55発 ）

私は小幌駅に11:35分到着でしたから

下りの列車15：40分が来るまで

ここでおよそ４時間帰りの列車を待ちました

駅名標の足元には駅ノートが置いてあります

素敵なポストカードも入ってました

秋からここは　ただの通過点

人が降り立つことがない　

幻の「小幌駅」になってしまうのかな・・・

小幌駅 2015夏

******** 「小幌洞窟」 と 「岩屋 観音」 **********

小幌駅から歩くこと20分・・・

小さな洞窟のある海岸に出ます

こちらの海岸までは、小幌駅から歩いてくるか

船でしか来れませんので

この秋に小幌駅がなくなれば

誰でもが来られる場所ではなくなります

「小幌洞窟」の中には

円空上人が刻んだとされる仏像「岩屋 観音」が奉られており

漁師の守り神として崇められていたそうです。
（現在は有珠善光寺 に移したと書いておりました）

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