大分間が開いていますが、記事掲載順を考慮せずに製作してしまったせいです、ご容赦ください 今回は、マスト立て・リギングのシュラウド張り・船首スプリットのロープ張りまでを紹介します。
デッドアイの製作法。 今回はカティサークのキットに黒色ロープが付属していたのでコレを使用します。 大航海時代の船ならば、スタンディングリギングはブラウンでも可です。
輪を作り、ピンチで留めます。
止めた部分を黒色ミシン糸で結びます。 一度結んだだけだとほどけてしまうので2~3回編みこみます。
編み込んだら輪の中にデッドアイを入れて固く引き絞ります。
引き絞ったら両端を束ねてピンチで仮留め。
同じ糸で、束ねた部分を5~7回編みこんで固定。 結び全体を接着剤で固定し、不要な糸・ロープをカットすれば一つ完成です。 使用する接着剤は、見た目重視なら木工用の乾燥後透明になるタイプを、万全を期すなら瞬間接着剤を使用。
このように一度周回する輪を作ってからデッドアイをはめ込むと、引っ張りに対して抵抗力がつくので安心です。
…ちなみに、カメラのレンズが接写用ではなく、これ以上近づけないため、見難いのはご容赦を
比較のため、簡易にΩ形にするという、ついやってしまいがちな方法を例に取ると…。
このままだと、ロープが密着しにくくなるため隙間が開きやすくなります。 また、デッドアイが引っ張られたときに隙間が開くどころか引きぬけてしまう力も働きます。 後者のほうが製作効率は上がりますが、モデルのスケール・製作法によって決めてくださいネ
現在の状態はこんな感じ。
シュラウド周り。
スプリットのリギングです。
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ロングスクーナー大航海時代Onlineバージョン製作記 vol.1