■ 甲板構造物 その1
さすがに、前回最後の写真のようなまっさらな甲板ではマズイので、構造物の設置&接着です。 構造物というのは、船室や建屋、舵輪やウィンドラス、ウィンチなど。
船室・建屋は、市販の木材(板材・棒材)をブロック状にして、それをデコレーションして作っていきます。
「カティサーク」を製作する場合は、建造年代的に、木片の状態から彫刻したり、木目を完全に塗りこめてもいいのですが…。 今回のロングスクーナーは"大航海時代感"を出すため、ウォールナット材を張って古風な感じにします。 これには資料や根拠は無く、ただ「古風な感覚」を持たせるためです
後でゲーム中の船を参考に壁面をちょっとだけ飾ります。 あくまでゲーム中のイメージです…。
■ 甲板構造物 その2
ウィンドラスや舵輪、ピンレール、その他です。 リギング関係では、明確に使用が分っているピンレールだけを製作し、残りはマスト作業以降に随時追加していきます。
これらが付属の船上パーツ。 自作ですべては賄えないのでキット付属物を流用しますヨ。 ちなみに『CUTTYSARK(カティサーク)』なのは、ウッディジョー製1/100カティサークを改造して製作しているためです、念のため…
これらを予め塗装しておきます。 下地剤に『メタルプライマー』を塗布すると塗料の喰い付きが良くなります。
ウィンドラス。 巻き上げ軸は付属のメタルパーツ。 『カティサーク』では半分しか姿を見せないので、軸受け部品が省かれてます。 なので、それも端材を利用して自作。(両脇の木材)
これを甲板に設置。(後に周辺を加工) こんな感じですね…。 マストを6本も立てるため、船上が狭く設置がタイヘン
船側ピンレール。
写真上にあるのは、大航海時代ユーザーにお馴染みの『甲板補強鉄板』ですね。 …じゃなく、船倉ハッチ 中段が明り取りの天窓。 下が舵輪と舵輪ポスト。
各パーツを設置します。 写真は船首側から。 上記説明には無かった、甲板立ち上がりの手すり、マスト根本のピンレール、係留ロープを括るための"ボラード"などもあります。
他、ウィンチ、後部建屋の天窓、ポンプ、舵輪の前方のコンパスなど。 これらはゲーム中の姿からは大分変更しています。 付属パーツを無視するのもモッタイナイですし、ゲーム船では、建屋を突き抜けるカタチでマストが立っている部分があるのですが、そこも工作とリギングが面倒になるので再現しませんでした。
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ロングスクーナー大航海時代Onlineバージョン製作記 vol.1
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