牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

クローネンブルグ (Kronenbourg)

2005年10月07日 | お気に入りの食材
1664年創業のフランスの名門クローネンブルグ社のビールです。

フランスのビールづくりは、ドイツ国境のアルザス地方とベルギー国境のノール地方が中心とのこと。
クローネンブルグはアルザス地方のビールの代表的銘柄です。
アルザス地方といえば、中学の英語の教科書で学んだ、ドーデの短編「最後の授業」が思い出されます。
戦争でドイツに負けたフランスが、アルザス・ロレーヌの領土とフランス語を奪われ、教師が最後の授業で黒板に「Vive la France!」と書く、話だったかと記憶しています。
そのドイツ統治時代の名残りから、ビールの製造もドイツの影響を受けているそうです。

色は金色に近いラガー。非常にスッキリしていて飲みやすいビールでした。
主張しすぎない味は、どんな料理にも合いそうです。

日本で買うと330mL瓶が約300円。本国では500mLで1ユーロもしないので、100円ちょっとでしょうか。
日本の酒税もどうにかならないものですかね。

最新の画像もっと見る