牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

さいたま屋 (高田馬場)

2005年11月30日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
終日立ち仕事の後、高田馬場駅からラーメンでも食べて帰ろうと早稲田通りを歩いていたところ、早稲田松竹の向いくらいで根気が続かなくなり、何となく看板が目に飛び込んできた「さいたま屋」に入りました。

店には過去に取材されたタウン誌のコピーが貼られており、それによるとつけ麺で有名な大勝軒の孫弟子にあたる店で修行された方が浦和で独立、その店の都内進出一号店になるそう。本家からみたら曾孫にあたるそうです。
さいたま界隈ではそこそこ名の売れたラーメン屋とのこと。

メニューを見ると、取材対象となったつけ麺のほかに、濃厚味噌ラーメンと豚骨ラーメンがありました。ここのスープは豚骨がベースなのかなと思いつつ、つけ麺を注文すると魚の出汁がきいたつけ汁でした。
つけ汁はそれほど酸味も強くなく、最初のひと口は「なかなか美味しいじゃないか」と思わせるのですが、食べすすめるうちに何となく物足りなさを感じます。
おそらく、その理由は麺にあるのではないかと感じました。
高田馬場のべんてんや初台の嗟哉(あなや)のつけ麺は、非常になめらかで食感がよいのですが、ここの麺には物足りなさを感じます。
恐らく、麺がつけ麺にしては細く、茹ですぎで多少やわらかめなのが、そのように感じさせるのかもしれません。

ちなみに値段は、ラーメン、つけ麺ともに650円。並盛(200g)、中盛(300g)、大盛(400g)の値段変わらずというのは、つけ麺屋のセオリーどおりです。
個人的には200円高くてもいいので、ディテールをつめたつけ麺を出して欲しいと思いました。
ゆで卵にも工夫がなく、チャーシューも今ひとつだったので、このままだとラーメン激戦区で生き残るのは難しいかもしれません。


最新の画像もっと見る