牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

WHITE NILE/ホワイトナイル

2006年11月24日 | お気に入りの食材
帰宅すると、先日通販で注文したビールが、クール宅急便で届いていました。

WHITE NILE/ホワイトナイル」というビールで、早稲田大学と京都大学が共同で開発したものです。
私が18年ぶりに大学に戻ったのを祝福するかのように、今年の4月に共同ブランドビール発売のニュースが流れたのですが、キャンパス内のどこを探しても見つけることができませんでした。

先日、大隈講堂脇の「UNI. Shop & CAFE125 (23号館-5)」に立寄ったところ、その喫茶コーナーと「大隈ガーデンハウス (25号館)」教職員レストランの「楠亭 (20号館)」、大隈記念タワー (26号館) 15階の「西北の風」で飲めることがわかりました。
しかしながら、それらの店ではドラフトで提供されるために持ち帰りができず、購入したい場合は、台場にある黄桜酒造直営店の「はなしべ」に行くか、そこから通販で買わなければならないとのこと。
そこで、早速、注文したわけです。

この「WHITE NILE/ホワイトナイル」が誕生した経緯は、早稲田大学と京都大学それぞれの研究成果の賜物といえるもの。
エジプト考古学の権威である早稲田大学の吉村作治教授が、壁画をもとに古代エジプトビールの製法を解明したとのこと。その際に、京都大学 農学研究科 栽培植物起源学研究室が当時、ビール醸造に使用されていた「エンマー小麦」の種子を提供し、みごと古代エジプトピールを再現することに成功したそうです。

その共同の成果を社会還元する試みとして、黄桜酒造の協力を得て商品化したのが「WHITE NILE/ホワイトナイル」とのことでした。

肝心の味ですが、思ったよりもチリチリ感のある飲み口で、先日飲んだ同じ黄桜酒造の「京都麦酒 ケルシュ」のように、ほのかに酵母っぽさを感じます。
それでいて、「ヒューガルデン・ホワイト/Hoegaarden White」のような、うっすらと柑橘系の香りがする華やかな感じも持ちあわせていました。

次回は是非、生で飲んでみたいと思います。


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