エスリンゲンのクリスマス・マーケットも ついに今日が千秋楽。
明日からは 又 真っ暗な広場になる・・・・。
なんにでも 終わりはあるのさ。そうさ!
しかし 街中 いや、国全体が暗いから ひかえめな電飾 たいまつの灯りの
心に沁みること!
おっと、今日のテーマ「ひかえめな夜」は このことじゃない。
では 多角経営の当美術館の 気まぐれレストラン「リストランテ・butterrice」
に代わりましょう。
今宵 リストランテ・butterriceのコンセプト ”ひかえめ”と言うのは?
文字通り 少なめ 腹八分目 でも 豪華な気分を味わうことが出来るメニュー
で ございます。
初めてのデートの時なんぞ 「あたしぃ もぉ~お腹一杯!これ以上食べれなぁい」
など 痩せ我慢いたしませんでしたぁ?
実は デート前に 丼飯 かっこんでいたりして・・・え?私だけ?そんな準備
してたのは。
大丈夫!今宵からはね。
まずは食前酒 「アペロール・スピリッツ」
ね?見るからに お洒落でございましょ?
カンパリから”色と癖抜いた”(そんなのつまんないって?同感!でも この場合は
飲み物の話しなんだからさ)感じのアペロールに プロセコ(イタリアのシャンパン)
氷 スライスオレンジを添えたカクテル。
ホロッと来て (ああ! つかの間 セレブって こんな気分なの? うふ)って感じ・・・
こう言えば お判りでしょう?
グラスに線が引いてあるって?
そう!ここまで入れるのだ!の線が入ってるのが ドイツです。
さぁ お待ちかね
”極薄切りハムに カサブタ乗ってる”って?
いやだ!
では 気を取り直して ご説明をば。
ローストビーフ パルミジャーノ 黒トリュフを 全部薄切りにしてグリーンを
散らせた一皿でございます。
トリュフの香りが 鼻腔をくすぐり 今宵一夜のみのセレブを 堪能する一品で
ございます。
時折 周囲を眺め じっくり噛み締め ゆっくり 味わい・・・
あら不思議?満足いえ、満腹(の錯覚)してきたでしょう?
では満腹のトドメを。
エスプレッソ・マキヤートでございます。
こんなにも 高いミルクの山を 作り上げたシェフに拍手!
こんもり盛り上がったミルクの泡を スープンで口に運ぶ時
この上ない優しい気持ちになるのは やはり 誰もが
生まれて初めて口にした味だから・・・?
butterrice