ひとりぼっちの美術館(笑える美術館)

手作りアートやドイツ通信など載せてます。

明けの明星

2006年06月30日 | 美術館
コラージュ



  この時期 何時までも明るい そう 夜10時頃まで・・・・。
 目一杯遊んで 慌てて帰り 星を見上げるなんて 忘れてる。

                      butterrice
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ドイツ通信No.42その後

2006年06月28日 | ドイツ通信
 ドイツ通信No.42のその後。
                            2001年2月13日 
   2月11日の夜 日本から 無事“神戸ビーフ”じゃなかった!主人が帰ってきました。
今回は 本来の仕事より 私がしたためたメモを見ながら 「コープ芦屋」や 「芦屋大丸」を 駈けずり廻る任務の方が きつかったと 申しております。
メモの中の “神戸ビーフ”の文字が 物凄い存在感で 迫ってきた・・・・・とも。
おまけに このご禁制品を 当局の厳しい監視の目を 潜り抜け ひたすら 愛する神戸ビーフを 待ち続ける妻の許に 無事届けること・・・我がダンナ様以外に 誰が 出来ようか。 
 さて 12日ヨガに行くと 豚肉もダメになったと 聞きました。
やっぱり ついに。
すると 豚ミンチを使って・・・あれを作ろうっていうプランは 変更しなくちゃ。
エスリンゲンのお肉屋さんでは 鳥ミンチは 見たことがなく どうしようかと 頭の中は グルグル。
ヨガの帰途 エスリンゲンのお肉屋さんに行くと 客は 誰もいない。
夕方は 混み合って いつもは 順番を待つ間に モゴモゴ ドイツ語のリハーサルをするのに 今日は いきなり 「何を 差し上げましょうか?」
ズラーと見回して 「チキンを ミンチにしてください」
「ネ~!」(やっぱりぃ!それにしても 愛想無い言い方でしょ?取り付く島が無いってこういうの言うじゃない? 可愛くないんだから!)
置いてあるのは 骨付き腿が 数本のみ。
仕方無く 「七面鳥 ミンチにしてください」
「ネ~!」(うぬ~!またしても・・・)
「じゃあ 七面鳥 2枚を 細かく切ってください」
かくして まるで ぶっといゴムを食べてる感触の 中華風炒めが 出来上がりました。
でも まだ 冷蔵庫には 主人が 極秘に持ち込んだ「かまぼこ」も「大葉」もあるから
平気だい!
 ところで ドイツでは 牛肉 豚肉 マトン その他何だか わからんお肉と チキン 七面鳥などの鳥類も お肉屋さんの店に 売っています。
トルコ人の経営する店では さらに 魚も一緒。
日本人の目には なんか変。
 
 私たち日本人より 日頃から たくさん肉を食べているドイツ人達は どうしているのだろうと思いますが 気にせず食べてる人 「ノードゼー」(シーフードのサンドイッチ)に並んでいる人 兎や鹿肉だけを 食べている人たちなど・・・。
でも (万一発病するなら 絶対 あんた達の方が 先だからね!)っていつも思っている私。
ところで 先述の「ノードゼー」 日本の某旅行雑誌に ドイツ食に飽きたら 日本人には心強い味方って紹介されてるけど 私に言わせりゃ 酷いJYO-DANだぜ。
塩茹でした小海老をぎっしり ドイツパンに挟んだサンドイッチの 気持ち悪さ!マズサ!
 日本にはある「ケンタッキー・チキン」 まずドイツでは 見かけない。
それは 「ケンタッキー・・・」より美味しい(これはJYO-DANじゃなくってよ!)チキンの姿焼き?があるから。
普通のニワトリより ずーっと小さなサイズのが(どうやって作ってる?) グルグル じっくり 廻りながら じょじょにこんがりキツネ色 タラタラと脂落としながら 廻ってる。
普通は その半分のサイズを 買って食べるの。美味しいよ。
日本人は 当然のように 手掴みで 口の周り ギトギトにして 食べるけど ドイツ人は 器用にナイフとフォークで 見事に骨だけ残して 綺麗に食べつくす。お見事!
その頼みの綱のチキンも 飼料の抗生物質が どうたらしたとかで 食べるのはヤバイって・・・・・チキンよ、お前もか!
 ついでに ドイツ人は ハンバーガーもナイフとフォークで 1口サイズに 切って食べてる。
アメリカンクラブハウス・サンドイッチって 物凄いボリュームだけど あれも中身 押し潰したり はみ出させることなく 切って 綺麗に食べる。
スマートだな!って思う。
私だって 箸で 魚食べさせれば 見事なもんよ!
大好きな鮎なんぞ 残るのは 皿だけだもん。

 以前 テレビで スイス人一家が 年1度 家族総出で 牛一頭をさばいて 解体し 肉を切り分けたり 腸詰にしたり・・・・の場面を見たことがある。
4歳の女の子も参加。可愛がっていた家族のような牛が 殺されるのを 泣きながら それでも 作業を手伝っていた。
ビックリしたのは その子が 解体中や 腸詰作ってる最中 自分の指に付いた牛の血を
ペロペロ舐めたこと!
厳しい冬 新鮮な野菜 果物が手に入りにくいスイスの山間部では 血液に 含まれるミネラルは 貴重な供給源。
親に言わたからではなく 自然に 舐めだした。
まさしく 命を頂いてるってことだ・・・・こういうのも 脈々と 体に流れてるんだ・・・・って一種 感動した。
 翻って 私たちは 魚をさばいて 指に付いた血は 絶対舐めないよね。
それにしても 万一 魚が声出して 痛い!だの 止めて!とか うぅ~!なんて苦痛の叫びを上げたら とてもじゃないけど さばけない・・・・。
 自分で 書いていて 怖くなってしまいましたがな。

              butterrice


 
     
         


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夏を見つめて!

2006年06月21日 | 美術館
 油絵

 ワールド・カップに あわせるかのように 一気に夏になった。
2週間前は 雪が降った・・・・なんてとこもあったのに。

 エスリンゲンには 向日葵畑があって 1ユーロ置いて 1本取っても良いところがある。
マルクの時代は1マルクたっだ。
やや?これって”倍”になってる!あこぎ!

 ドイツ語で Sonnenblumen(太陽の花)

 ワールド・カップより 夏を見つめていたい!

             butterrice



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なんのピーク?

2006年06月14日 | 美術館

     油絵 コラージュ
   

 これは一体なんのグラフ?
絵の売り上げ? ヨガ教室の生徒数の変化? 体重?(滅相も無い!)歯の数?
いえいえ・・・・1日に笑った回数。 
ここんとこ ちょっと落ち目?・・・・笑いシワ 伸ばしてるんです!

             butterrice
 
           
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ドイツ通信No.42

2006年06月10日 | ドイツ通信
ドイツ通信No.42

2001年 2月 10日

 少しづつ日が長くなり 晴れた日には 春の予感がします。
でも 私のドイツ暮らしの中で 大きな割合を占める 食生活は今や最悪です。
「狂牛病」です。
日本では KYO~GYU~BYO???という感じでしょうね。
でも ここヨーロッパでは ドイツ語の先生曰く 「中世ヨーロッパの頃
ペストのため ヨーロッパの人口は激減したけれど 今世紀は この狂牛病(BSE)のために 人口が減る。HIVは避けることが出来るけれど BSEはそうはいかない」
と 恐ろしい事を言うのです。
牛肉の消費が60%も減って お肉屋さんが潰れたり マクドナルドやバーガーキング
そして ドイツに多いケバブ(トルコのサンドイッチ)の各店も ‘当店の肉は チキンです’とか ‘七面鳥です’とか 張り紙して BSEの恐怖追っ払うのに必死。
 私も あの感動の家族全員集合の 大晦日の晩のしゃぶしゃぶ以来 牛肉と豚肉は 食べていません。
狂“牛“病なのに 何故豚肉も?
豚にも牛と同じ飼料を与えているから。(同じ嗜好なのかね?)
では 今のところ 何故 牛だけに 病気が 発生しているのか?
それは 牛が“反すう”するからだそうで 体内に長く食物があり 腐敗するのだとか。
また そもそも 草食動物の牛に 動物性飼料を 与えた。 それも 病気で死んだ牛を与えた事で(これって 食べる方も嫌だったはず) BSEになったそうです。
もともと 羊から 始まったそうで 豚も時間の問題だって!
それでも 始めはイングランドだけ 次はフランスだけの話。
内臓や T-ボーン・ステーキさえ 食べなければ 大丈夫って 言われてたのに 
今や ヨーグルトもミルクもブイヨンも バターも あぶない!って!!!
自然食品の店の食品も 土壌が汚染されてると 物凄い感染力だそうで これもアウト!
と、いうわけで 一体 何を食べれば良いの?状態。
 見るからに 鮮度の悪い 数少ない魚には ここまで追い詰められても 手が出ないし・・・。
たまに魚を食べた(ブイヤーベース ホタテ エスカルゴ・・・・これは魚とはいわないね)娘と その友人が 食中毒にかかり 大騒ぎ やはり 魚もやば~い!
 先ほどのドイツ語の先生 さらに 続けて イングランドには 今90余人の患者がいて これまで 何十万頭のBSEの牛達を 皆 食べちゃったので 今後10年間(潜伏期まは10年から15年)に爆発的に 患者が増えるとか。
なぁ~んだ! 潜伏期間が10年?15年?
だとすると 私の場合 BSEによるヤコブ病なのか ボケ症状なのか それともダブルなのか・・・・その頃なんて 誰にも判るまい 第一 ボケた私には もうすべて 霞のむこう・・・・食べたって構うものか・・・・今が美味しければ良いよ・・・この先 あと何回 美味しい物が食べられるかって年なのに・・・・・まずいもの食べて太りたくない・・・
などなど 頭を駆け巡り ドイツ語の先生の話が 遠くで 聞こえていました。
 その話ですが、何でも イタリアのマフィアが 狂牛病で死んだ牛の死骸を 飼料として販売し ヨーロッパ中に行渡っちゃったとか。まさしく死の商人ですね。
私の住む バーデン・ビュルテンベルグ州では 2人の患者が発生し 今 ヨーロッパ内で 発生してないのは オーストリア フィンランドだけ。
あ~あ! よりにもよって こんな時に ヨーロッパに居合わせた 不運な日本人。
 先日 アムステルダムからドイツへ帰る日 その時 「オランダは未だ安全」と 聞かされていたので これで食べ収めと 空港の「バーガーキング」で でっかいハンバーガーを食べ 美味しかった! 今の私には 心温まる美味しい思い出。
それなのに ただいま 日本出張中の主人ときたら 今夜は神戸ビーフだったの・・・
お好み焼きだったの・・・・のたまうのです。
ヴェジタリアン・ギッタだけは 私は 「ゼンゼ~ン!平気」と涼しい顔。
何も 連日牛肉食べていたわけじゃないけど ミンチ肉も使えないとなり
ただでさえ少ない料理のレパートリーが また 減りまするぅ~。
気持ちが 情けなくなるのだ!

 今日は 食べ物の恨み 辛みの恐ろしさが 皆様に よ~く お伝えできたと自負しております。

 そいでは 今夜も “やむなく“ヴェジタリアンの私は サラダでも 食べることにしますら。
            butterrice

 


 
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夏を待ちきれなくて!

2006年06月09日 | 美術館

   油絵

  夏を待ちきれなくて!

   


  少しだけ お日様がでた! かよわい光だけど・・・・。
 今年は 夏は素通りかもって心配したよ。
 もっと 暑く 眩しく 明るくなぁ~れ!

                butterrice
  
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お好きなのを どうぞ!

2006年06月07日 | 私のお気に入り

 私のつよ~い味方。とっておきの秘蔵っ子。
ミュンヘンのマキシミリアン通りを 歩いていた時 「わたし、わたしよ!」って私に囁きかけてきた。
それ以来 やはり 私の暮らしに欠かせない存在になった。

 お茶だけのとき 食後のコーヒーのとき 主役はこれ!
チョコレート中毒のドイツ語の先生は 何度 惑わされたことか・・・・うふふ!





                             butterrice
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ドイツ通信No.60

2006年06月06日 | ドイツ通信
ドイツ通信No.60

2006年6月5日

どうしたことでしょう? ドイツ人達が ドイツにも雨期が出来たかぁ?って言い合ってます、それ程 雨が多く 寒い 日照が無い日々。
温度は低くても なにやら蒸す・・・・まるで梅雨の走り。
麗しいヨーロッパの6月は 何処に?

夏の間だけオープンのジェラート屋さん 今日の気温は8℃だけど 皮膚感覚の鈍い(言いすぎ神様再び登場!)ドイツ人は半袖姿で 夏を満喫!
私は 丸10年 日本の梅雨&夏を経験していません。したがって毛穴はふさぎっぱなし。
ここらで 思いっきり 全開したいんですが・・・・。
 親しいブティックのお姉さん 「日本には雨期があるの?」
「今 真っ最中、7月末までね。湿度が高くて暑いよ。まるでサウナ」
すると 奥眼がぐっと開いて「肌に良いわねぇ!」
「まぁ~ね」と私。
でもなぁ~、2ヶ月間 出られないサウナってのはなぁ。

  今日は いつもは こき下ろしてるドイツ人を 実は‘こんなに尊敬してるんだよ’って事 書きますら。

その1.
ドイツ人(ドイツ人だけじゃなく 他のヨーロッパ人も同じみたい)って“縦列駐車”
が上手。
狭い道 ギリギリ入れるか?の空間に 一度で スンナリ。
何度も切り替えし 挙句 スゴスゴと 首引っ込めて 逃亡・・・・それは私。
でも 日本じゃあ 見慣れた光景でしょ?
ドイツ人は 大体 運転自体が 上手い。
小さなオフィスのみの自動車学校で 日本のように 広大な実技練習場なんて無しで
路上教習は いきなり 一般自動車道 最低時速80キロの世界。
どうかしたら アウトバーン走ってることも。
それなのに 何故?

その2.
ドイツ人て目が廻らない。(なんのこっちゃ!)
ドイツでの各駐車場 目一杯のスペースで 効率良く 作られてる。
お陰で 上下階へ移動する道路は らせん状。
それが 小さな半径 完全360度 殆どハンドル戻る暇なし。
ああ!グルグル 目が廻る・・・・途中気分悪くなるのは 日本人(私だけじゃないよ)。
駐車場だけじゃないの、
レストランやカフェのトイレは 地下にあることが多い。
そこでも 地下への階段が 360度のらせん階段。
トイレにたどり着くまでに 目が彷徨いだす・・・・。

1年2回 春と秋のお祭りに シュッツツガルトでは 大規模な移動遊園地が出来る。
移動遊園地なんて ハカナイ物じゃなく 頑丈でデッカイ。
そこにある様々な乗り物達 恐らく日本の遊園地の物と変わらないはず。
タダ1点を除いてね。
その1点が 凄まじい!
つまり より高く より速く より乱暴で より長く 断然過激なんス。
娘が日本人の友人連れで エスリンゲンに来た晩 丁度 シュツツガルトでは フォルクス・フェスト(ミュンヘンのオクトバー・フェストと同じ物)の開催中でした。
みんなで 出かけました。
この手の乗り物大好きな娘 目を輝かせて 乗り込んだのは ナンタラという乗り物。
ベンチが2列並んで 交合に 上下 回転しながら 急降下 急上昇 水攻めの盛りだくさん。
しつこく廻り続け 見ている私も 飽きる程。
で、しばらくすると、あれ?あれに聞こえるは日本語?「やめてぇ~!とめてぇ~!」
娘達の断末魔の叫び声!
やっと終わって出てきた時は ヨレヨレ 足許おぼつかない。
かたや ドイツ人達は 頬紅潮させ 拳はりあげ 意気盛ん。
娘は「まったく!私としたことが お恥ずかしい~!」とは言いませんが 「出直します!」と。
ところが それでも 懲りず ウォタースライダーに 今度は全員で 乗り込み 日本の経験では 確か ビニールなど手渡され ほんのお湿りで それでもキャア~キャア~言ったものですが、こちら ビニールなんぞあるはずも無く 完全に ビチャビチャ水浸し状態。顔引きつりながら ウァッハッハ! やがて ブルッ!(だって 10月の宵よ)
でも ドイツ人達 「もっとぉ、もっとぉ~!」って。
ええ加減にせい!
 さらに まだ懲りず 全員で乗った観覧車 動く速度が速い!速い!
眼下に広がる シュッツツガルトの夜景が クラクラ。
おまけに ゴンドラは 座る部分のみで 覆い無し。クラッと来て のけぞったら 「あれ~!」のまっさかさま。

その3.
ドイツ人は ルールを守る 良い子ちゃんです。
電車の中 自分が降りる駅に着く“随分前から“ 席を立ち ドアの前に立ちます。
日本のように ギリギリまで 座っていて あたりを蹴散らし チャ~と駆け出すって光景は 見ません。
降りる際は 自分で ドアを開けるというシステムだから ということもあるかも。
(そうかぁ!そうだったのか!ケッ!)

交差点少し下がった場所で 4台の自転車隊が 狭苦しく身を寄せ合って 止まっていました。
(なんで 大きなおじちゃんたちが あんなに ひしめいてるの?)
信号が変わって 彼らが去った後 判りました。
道路上に 小さな四角いライン その中に自転車のマークがありました。

可愛い! キッチリ その中で 停車していたのです。
人影まばらな 空間でも キッチリ ルール守ってる、偉い!
歩行者も 信号を ちゃんと守る。


ドライバーはもっと。「黄色=止まれ」
だから 日本で運転すると怖い!

 でも 頭に来るルールもしっかり守るのが ドイツ人。
駐車場 例えば 入り口が2箇所あるところ。それぞれの入り口から 駐車場に 入って来る。
普通の考えでは 例え 自分の近くが空いても 先に空くのを待っている車が居れば 
勿論 「そちらが優先」が常識でしょ?
違うの、ここでは。
“先に入ったもん勝ち!“
「うっとこの方が さっきから 待ってたんだがぁ~~~~!」なんて言っても負け。
これがルールなんですと!
確かに サッサと片付いて 駐車場内の もたつきは少なくなるけどさぁ。
これも キッチリお守りになるドイツ人さま。

 でも 不思議!
パン屋さん 肉屋さんなどで 買い物順番は 割り込まず 「貴女が先よ」「あの人が先よ」と和むひととき。
イタリアとは 大違い! イタリアは修羅場ですぜ。

その4.
まめなドイツ人
先程の移動遊園地に代表されるように しょっちゅうイロイロな場所で イベントが開かれるドイツ。
 まぁ~まめに 観客席 舞台 遊具 巨大テントなど・・・をこさえては つぶすを繰り返すドイツ人達。
たった1日興行ってのも 多いのに キッチリ かっちり 作ります。
お祭りの移動遊園地の乗り物に 乗る人が余り多くないのは 値段が高いと言うこともあるけど にわか作りで 事故がないとは言えないから・・・ですとぉ!!!
何だか 訳が判らなくなっちまいました。

  でも もうすぐ夏?(今年は来るのかいな?)
エスリンゲンの教会前の広場に 舞台が作られ シェークスピアなど上演されるのです。
エスリンゲンから車で30分位の やはり アルト・シュタット(旧市街)のシュヴェービッシュ・ハルでは 教会入り口の 丸い大階段を舞台にして 「真夏の夜の夢」が上演されるのです。
それを 取り巻くように 階段下の広場に 椅子が 何百も並べられ観客は 首の痛みに耐えながら 一夜の夢に浸るのです。

           butterrice
 


 




 
 
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ドイツ通信No.41

2006年06月03日 | ドイツ通信
ドイツ通信No.41 (おまけオランダ通信)
   
  2001年 明けまして おめでとうございます。
今年もよろしく お願いします。
さて 今日は1月5日。前回から4ヶ月も経ち 世紀が変わってしまいましたね。
一見 平穏に見えても 様々なドラマがあるもんです。
私も 一度にたくさんの事が やって来たのでした。
一行にまとめると 義姉の入院、“従って“ 姑の入院 娘の引越し 私の絵画展です。
再び こうしてドイツに帰れたのも みんなが健康を 取り戻したからです。
 さて 娘は 去年の夏 突然に アムステルダム勤務になり 11月7日に
出国することになりました。
「ったく、引越しは お嫁に行く時に するんじゃなかったの?」と 私はグチグチ言いながら 荷造りに いそいそ。
確かに ドイツからは 近くなるけど (飛行機で1時間ちょい・・・うふふ!)フリードラッグ・・・・性に開放的・・・エイズになるよりはマシと 注射針が無料で配られる国・・・などなど。
一度歩いた 妖しく刺激的なアムステルダムの街並みを 思い浮かべながら お母さんは
複雑な心境だったのです。
 娘を日本から 送り出し これで家族全員海外在住ってわけかぁ!
実は これって 実に ややこしい事が起きるんですよ。
いずれ おいおいね。
しかし その晩は お父さんはドイツ お母さんは日本 娘はオランダ
あ~あ、またしても 一家離散だぁ!
そうこうしている間に 絵画展。
皆様にも大勢来て頂いて 本当に ありがとう ございました。
ひょんなことから 絵画展付“青春“同窓会もあり ホントに楽しかった。
だって 本当の私の同窓会たるや おばさんしか 集まらないもん。
無理も無い 男女共学経験無しの 可哀想な私。かけがえの無い青春の日々を
どうしてくれよう!
今回集まった青春グループ同窓会の おじさん達も 全員男子校出身で こちらも
本当の同窓会は おじさん達のみ。
でも 修道院の制服の処女みたいな 隔離状態でも 野獣のごときのお年頃 ちゃ~んと 玉の転がるところに 目が寄るもんですな。
そうやって 楽しく 芦屋国際ローンテニス倶楽部で 目一杯遊んでいたグループのメンバーが 今回 集まったのです。
そのグループ内で 結婚したカップルのひとつが私達夫婦。
今までは 各地に散らばり 今回会うのは30年ぶりというのもいて お互い 再会が怖い と言う状況でした。
私の絵なんか チラ~とも見ず 再会に盛り上がり 大いに食べ 喋り 楽しいひとときでした。
離婚したカップル・・・・家庭内離婚状態のカップル・・・再婚したのやら・・・やはり
確実に時は 流れていました。
でも 居酒屋の一角で おじさん おばさんの団体が ○○チャン ○○クンなんて 呼び合う様って 気味悪い光景だったでしょうね。

 日本へ帰国する際は 今後を思って悲壮な覚悟でしたが 問題も解決して 最後は楽しく 私の絵も売れ ヨシ!これで 神戸・太平閣の 豚マン うんと買って ドイツへ
帰るぞぉ。良かった!良かった! で、12月7日ドイツへ。
翌 8日~10日 エスリンゲン―>アムステルダムへ サバ街道 母は行くのです。
 娘の仕事場は アムステルダム 「ホテル・オークラ」の隣のビルです。
そこから 自転車で5分のアパート 3LDKに 日本人ルームメイトと2人で暮らしています。
ヨーロッパ的な外観 レンガ壁 白い窓枠 出窓。マントルピースが2箇所も。
前の道路は トラムが行き交うポプラ並木道。

これは 娘の部屋から 撮った風景。
私の住む ドイツの アパートより 窓が大きく 天井が高く 明るく すっかり気に入りました。
ただ 不思議なのは アパート内は 勿論 エレベーター無しの階段なのですが
それが 螺旋階段。
おまけに 階段の 一段の奥行きが 浅い!
足はまっすぐ置けません。
確かに 私もデカ足。でも こちら世界で一番身長が高いと認定?されていらっしゃるオランダ人 彼らは つま先だけで 階段上っていくんじゃろうか・・・・?
その謎に 答えてくれたのが娘。
「昔むかしのオランダ人は みんな小さかった。でも 牛などの飼料に 成長ホルモンを混ぜてから 人間も大きくなった。今はもう そういうものは 混ぜてない」だって!!!
(ほんまかいな?)
もうひとつ不思議。
家賃が高い!各国 ‘日本人価格‘ってのがあるのは知っていますが そうなんじゃ?と疑い不動産屋のショウウィンドウで 物件の調査をいたしたところ もっと凄いのが続々。
私が 密かに 狙っている プリンゼン カイザー ヘーレン各運河沿いの旧建築なぞ
せま~くても 買えば 億ション 借りる?そんなんとてもとても・・・のお値段でございました。



国土の狭い国ゆえ 仕方ないことでしょうが オランダ人達は どのように払い暮らしをたてているのかなぁ?
今 オランダはとても好景気で 失業率は3%
土・日も メイン通りの店は オープンしていて 人々の表情もドイツ人より
人懐っこく フレンドリー 誰もカレも 英語を話します。
トラムを待っている時 ひとりの青年が どっかから息が漏れてるようなオランダ語で私に話し掛けました。
私がフン?って顔したら、「イングリッシュ?」と彼。
つい「ビテ!エングリッシュ」って私。言ってしまってから ニヤァ!
「アア!ソウ!」ってニヤァ~と笑って「16分のはもう行っちゃった?」と英語ではなした彼。 さらに ドイツ語で 「ドイツ語の方が良い?」
「日本語がベスト」ってドイツ語でお返し。
そしたら 「サヨナラ コンチワ アリガト」集中攻撃。
もう この辺で終わりにしない?

  アムステルダムにあって エスリンゲンには無いもの。
終日たつ市場 そこには ズラーっと魚屋さんが並び 9日の夜 娘宅での
メニューは アサリの味噌汁 アサリの酒蒸し マグロの刺身 う~ん!
これじゃあ アムステルダム―>エスリンゲンのサバ街道の方が 良さそう。

何しろ 今 ヨーロッパは狂牛病の真っ只中。
5年振りに 一家全員エスリンゲンで 大晦日という時 我が家では 牛肉(多分)
のしゃぶしゃぶ。
どうせ 安全マークの生協のお肉は手に入らないのだと 腹をくくり 果敢にも 牛肉に挑む私たち一家。
ますます家族の絆を 強固なものにしたのであります。
そして 我が家のテレビ 色調整がどうかした?と思うほど 全員が 同じ茶髪ばかりというNHK紅白歌合戦を観るという 正しい日本の年越しをドイツの地で 体現しました。
その後 1月2日からは 総て平常どおり。
私のヨガ教室も来週から 始まります。
もう確実に ヨーロッパ生活も後半に 入ってるはずです。
じゃんじゃん遊ぶぞぉ!
皆様も 早く いらしてくださいね。
               butterrice

               
 




  






 


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