ぶるるん日和

ホンダXR250Rで世界を旅するよ~へ~のブログ。3月30日帰国いたしました!

ミルコのひかり

2007年11月16日 | Weblog

先日、名古屋のシネマスコーレで「ミルコのひかり」を見てきました。


元気で明るい少年ミルコが、アクシデントによって視力をだんだん失っていって、完全に失明してしまう。
盲学校に通うことになり、不自由な生活を強いられて塞ぎがちになっていくのだけれど、一台のテープレコーダーがミルコに新しい世界を与えてくれる。
最初は理解してくれなかった盲学校の先生も、ミルコの可能性を信じてくれるようになり、クラスの仲間も巻き込んである「音」の作品を作っていくことになる。。。

ってな感じのストーリーです。

映画を見てて、素敵な言葉だなぁっと思ったところがあって、それはミルコが盲学校に通うことになり、クラスメイトのフェリーチェと色について話す場面で、
生まれつき目の見えないフェリーチェがミルコに「色ってどんな感じ?」とミルコに聞いたとき、ミルコが「青は自転車で走ったときに、顔にあたる風の色だよ。」ってフェリーチェに説明するところがあって、とっても感受性の豊かな子だなぁって感じました。

人間は取り入れる情報のうち、6割から7割を視覚から入手してるらしいです。
視覚を失った人は、視覚以外から全ての情報を得ようとするから、自然と他の感覚が研ぎ澄まされていくんでしょうね。
たまには目を閉じて、秋の風の匂いを感じて、移りゆく季節の音に耳を傾ける時間を作りたいです

ミルコのひかり、元気を与えてくれる良い映画でした!
http://www.mirco-hikari.com/index.html

 


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