ブリの森づくりプロジェクト  

~森の再生からブリの来るまちへ~  小田原市無尽蔵・環境(エコ)シティ  ブリの森づくりプロジェクト 

箱根山地シカフォーラム

2020-02-12 09:27:32 | 小田原山盛の会


箱根山地シカフォーラム
~シカの生息密度を抑え本気で箱根を守るには?~

主催:NPO法人小田原山盛の会 後援:小田原市 
日時: 2月29日(土) 13:00~17:00
場所: 小田原市生涯学習センターケヤキ大会議室(会場12:30)

新型コロナウイルス感染防止のため開催を延期します。
日程が決まりましたらご案内いたします。


第一部 調査報告等 13:00~
●止まらない林業被害・ダニ調査・アオキで誘引捕獲 川島範子氏 (NPO法人小田原山盛の会) 
◆くくり罠チームでシカ50頭捕獲 穂田芳雄氏 (おだわらイノシカネット) 
●静岡県のマダニ媒介性感染症・・・大石沙織氏 (静岡県環境衛生科学)
●低密度下で利用頻度の高い餌植物の栄養価とアオキ、スギ、ヒノキ、ササ 
 古林賢恒氏 (元東京農工大森林生物保全学研究室) 
◆箱根に生かす全国の事例・・・森洋祐氏 (野生動物保護管理事務所)

県市町村森林管理者の取り組み14:40~
●国立公園でのニホンジカ対策・・・石川拓哉氏 (環境省富士箱根伊豆国立公園管理事務所長)
◆神奈川県の取り組み・・・松本開地氏 (神奈川県環境農政局自然環境保全課)
●箱根町の取り組み・・・佐藤仁夫氏(箱根町環境課)
◆湯河原町の取り組み・・・露木豊和氏(湯河原町農林水産課)
●小田原市の取り組み・・・新倉和宏氏・根津昌弘氏 (小田原市農政課・環境保護課)

第二部
パネルディスカッション15:40~17:00
・・・・・
小田原山盛の会のシカ調査も今年で5年が経過しました。
わずかな期間に箱根山地はシカの影響で植生劣化が進行し、農林業被害は多発し柵なしでは成林しない、営農できない状態となりました。
スギ・ヒノキ新植地では枝葉や樹皮を採食され、角こすりされる苗の調査を継続してきましたが、それと同じことが自然林でも起こり、山の木々が失われ続けています。
また同時にマダニの分布も拡大し、湯河原町では今年5月にダニによって媒介される紅斑熱の患者が発生しました。
小田原市域でも紅斑熱を媒介する種類のマダニの分布が確認されました。
私たちは仲間とくくり罠による捕獲団体をつくり、今年度小田原市久野で55頭のシカを捕獲しました。
後戻りできないほどの植生劣化、森林機能の低下に至る前に、私たちは今何ができるのか。
箱根山地の捕獲体制強化を考えるシカフォーラムを開催します。
是非ご参加くださいますようお願いいたします。

問い合わせ
NPO法人小田原山盛の会事務局 川島
メールアドレス 
携帯 090-9349-7014