ブリキ星通信

店主のひとりごと

ブリキ星通信/2002年2月号

2002年02月01日 | 2002年
冬木立ちの中で、寒風に負けじと咲いている梅の花が、
けなげに感じられます。
「インターネットで見て来ました!」
1月5日、最初のお客様は、はつらつとした女性です。
店内を見て、
「早く買わないと無くなってしまいそうで」などと、
うれしいことを言いながら、つぎつぎと品物を選んで
大きな袋にいっぱいです。
新しいものは、内田京子さんの花器にボウルにカップ、
三谷龍二さんのバターケース。
古いものは、アルミの弁当箱、サビた鉄のカゴ(昔のコタツカバー)
等々…。
ブリキ星の年初めは、こんなうれしいスタートでした。

最近「ホームページを見ました」と言ってご来店くださる方や、
メールで商品をご注文くださる方が少しずつ増えています。
ご注文のダントツは、三谷龍二さんの木のバターケースです。
お送りすると、みなさん、木のぬくもりと手づくりのよさを
喜んでくださいます。

先日、「奥さんの誕生日祝いに、木のバターケースを」という
メールでのご依頼を受けました。
お誕生日の数日前に無事到着した小包。
「中身をそっと開けて確認、OKです。さてどこに隠そうか…」と
メールのやりとりから大変仲の良いご夫婦の様子が伝わってきて、
心暖まる思いがしました。

売手と買手のコミニュケーションのあり方も、時代とともに多様に
なってきていることを実感しつつ、
インターネットの普及のすごさに今さらながらに、驚いています。

2月の企画展は、第2回「内海満昌展」です。
絵とともに、木彫も数点展示の予定。
どうぞ、ご期待ください。