話題1110


話 題 1110



金剛峯寺の執金剛神立像から快慶作示す墨書
 産経新聞(10/22付Web)によれば、金剛峯寺所蔵の執金剛神立像から、鎌倉時代を代表する仏師・快慶を示す墨書が発見されました。首部分の内側から快慶が使用していた「あん」という梵字と「阿弥陀仏」の計5文字の墨書が見つかり、一対の「深沙大将立像」も快慶作とみられるといいます。

東大寺の「瓦屋」か、破片数千点が出土
 産経新聞(10/21付Web)によれば、奈良市高畑町の荒池瓦窯跡から、奈良時代の瓦の破片などが数千点見つかりました。奈良県立橿原考古学研究所の発表によると、同時期の寺域を描いた正倉院宝物「東大寺山堺四至図」で「瓦屋」と記された場所と一致。出土したうち数十点が東大寺創建時、大仏殿北側にあった講堂跡付近で出土した瓦と同型でした。

園城寺で鬼の像2体盗まれる
 京都新聞(10/22付Web)によれば、園城寺で10月19日、金堂内の仏像2体が盗まれました。大津署によると、盗まれたのは金堂内の外陣東側にあった高さ約20センチの前鬼像と後鬼像で、木造役行者像の一部。いずれも江戸時代の作で文化財指定は受けていません。

「鈴木大拙館」金沢に開館
 読売新聞(10/19付Web)によれば、金沢市立記念館「鈴木大拙館」が10月18日、同市本多町にオープンしました。同館は金沢市出身で禅の教えを世界に広めた大拙の功績を国内外に発信するための施設。大拙の写真や書物などが鑑賞できる展示空間、大拙や禅関連の書籍を豊富にそろえた学習空間のほか、90センチ四方の畳いすを設置した思索空間もあります。

唐招提寺長老に石田智圓師就任
 読売新聞(10/18付Web)によれば、律宗総本山・唐招提寺は宗派の管長で寺の長老(住職)だった堀木教恩師が体調不良のため10月17日付で役職を退き、石田智圓宗務長が同日付で同宗管長・第87世長老に就任したと発表しました。西山明彦執事長が後任の新宗務長になりました。

葬式仏教脱却目指し「お寺さんの会」発足
 産経新聞(10/18付Web)によれば、葬式しか仏教と接する機会がないほど寺離れが進んだ状況を変えようと、近畿や関東の10宗派24カ寺が集まり、「お寺さんの会」を発足しました。中心になったのは大阪市の浄土真宗西栄寺の山田博泰住職。僧侶と顔なじみになることで、肉親が亡くなった際にお布施の額などの聞きづらいことも含めて何でも相談してもらい、納得のいく葬儀をできるようになるのが理想という。

500年ぶり興福寺へ献米
 読売新聞(10/17付Web)によれば、平安時代から室町時代にかけて興福寺の荘園があった福井県坂井市坂井町兵庫地区で地元の約90人でつくる「まちづくり協議会」がこの秋、約500年ぶりに同寺に米を献上しました。米は「冬水田んぼ」で栽培したコシヒカリ120キロと、兵庫小の児童が育てた日本晴60キロ。献米を通じて地域の歴史を広く知ってもらうのが狙いだといいます。

お地蔵さんを大槌に50体贈呈
 京都新聞(10/14付Web)によれば、東日本大震災で48カ所の仮設住宅が設けられた岩手県大槌町に、50体のお地蔵さんが届けられました。地元のNPO「まちづくり・ぐるっとおおつち」が僧侶野口法蔵さんに設置を依頼。仮設住宅の一角に据えられたお地蔵さんの脇には写経した般若心経を入れた竹筒が埋められました。

永平寺で原発の是非を問うシンポジウムを企画
 読売新聞(10/12付Web)によれば、曹洞宗大本山永平寺が11月2日、原発の是非を問うシンポジウム「いのちを慈しむ 原発を選ばないという生き方」を開催します。同寺の西田正法布教部長によると、菩薩の名前に由来する新型転換炉「ふげん」、高速増殖原型炉「もんじゅ」の命名に、寺が関わったといい、「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった。懺悔することから始めたい」と戒めている。

若山牧水賞に大下一真さんの歌集
 読売新聞(10/12付Web)によれば、第16回若山牧水賞に神奈川県鎌倉市の歌人で瑞泉寺住職の僧侶、大下一真さんの歌集「月食」が選ばれました。「月食」は7月に発刊され、寺の生活や自然の変化をユーモアを交えて表現した約540首を収録、花や鳥などを自分と重ね合わせて表現した親しみある作風が評価されたといいます。

興福寺竪義、日独の青年コンビが挑む
 朝日新聞(10/9付Web)によれば、奈良・興福寺に千年以上伝わる僧侶の口述試験「竪義」に11月13日夜、同寺の辻明俊さんが挑み、龍谷大客員研究員のザイレ・フロリアンさんが世話係の童子を務めます。外国人の参加は初めてで、2人は10月下旬から寺内にこもり本番に備えます。法相宗の竪義は古来の暗記スタイルを守り、質疑応答に1時間半、難題に詰まってわざと声を震わせる「泣き節」などの作法もあるといいます。

手作り地蔵千体を被災地へ
 共同通信(10/8付Web)によれば、東日本大震災で家族を亡くした人を励まそうと、妙心寺の若手僧侶と京仏師の冨田睦海さんらが、被災地に千体のわらべ地蔵を贈るプロジェクトを始めました。地蔵は手のひらサイズの木製で約10センチ。体験彫刻会を10-12月に開催し、瑞巌寺で開眼法要をしたあと、来年3月に被災者に手渡す予定です。

東大寺に聖武天皇の歯?
 読売新聞(10/5付Web)によれば、東大寺大仏殿で、明治時代に鎮壇具と一緒に出土した人の歯を奈良国立博物館が調査したところ、熟年男性のものとみられることが分かりました。鎮壇具には正倉院から持ち出された聖武天皇の遺愛品「陰寶劔」「陽寶劔」が含まれており、50歳代半ばで亡くなった聖武天皇の歯である可能性も指摘されています。

鈴木大拙のゆかりの品を寄付
 テレビ金沢(10/3付Web)によれば、鈴木大拙の考えを伝える施設が10月に完成するのを前に、元秘書の岡村美穂子さんが大拙ゆかりの品を市に寄付しました。写真や掛け軸など85点が贈られ、中心的な展示品として飾られる予定です。
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予定1110


予 定 1110



ラジオ「宗教の時間」10/30
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月30日午前8時半 - 9時の放送は、立教大学名誉教授・鈴木範久「内村鑑三が遺したもの」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、常光寺住職・菅田祐準「救われるということ」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」10/30
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月30日午前5時 - 6時の放送は、アーカイブス・福島慶道「無心のすすめ」です。
 同番組の10月29日午後1時 - 2時の放送は、生命誌研究者・中村桂子「38億年 いのちの中へ」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「明日へのことば」10/25 - 10/31
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「明日へのことば」10月25日(火) - 10月31日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/25(火)ニーチェと聖書に学ぶ”現代人の生き方”
        文筆家・白取春彦
 10/26(水)伝統に学び、今に生かす(1)
        明治大学教授・齋藤孝
 10/27(木)伝統に学び、今に生かす(2)
        明治大学教授・齋藤孝
 10/28(金)真実を写してきた私の70年
        報道カメラマン・笹本恒子
 10/29(土)赤色エレジーの時代そして今
        歌手、俳優・あがた森魚
 10/30(日)五木寛之の”歌の旅びと”
        第7回・岡山県編
 10/31(月)天野祐吉の隠居大学
        ゲスト・細川護熙
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」10/23
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月23日午前8時半 - 9時の放送は、常光寺住職・菅田祐準「救われるということ」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、シンガーソングライター・やなせなな「歌で伝える仏のこころ」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」10/23
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月23日午前5時 - 6時の放送は、生命誌研究者・中村桂子「38億年 いのちの中へ」です。
 同番組の10月22日午後1時 - 2時の放送は、駒澤大学名誉教授・田上 太秀「シリーズ ブッダの最期のことば(7)女身も成仏する」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「明日へのことば」10/18 - 10/24
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「明日へのことば」10月18日(火) - 10月24日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/18(火)悲しみを乗り越えて(1)
        作家・津村節子
 10/19(水)悲しみを乗り越えて(2)
        作家・津村節子
 10/20(木)日本へ!宮沢賢治が架けた橋(1)
        法政大学教授・王敏
 10/21(金)日本へ!宮沢賢治が架けた橋(2)
        法政大学教授・王敏
 10/22(土)自然エネルギーの町・梼原
        前高知県梼原町長・中越武義
 10/23(日)国際協力40年、再び現場へ
        玉川大学元教授・登丸求己
 10/24(月)第二の故郷・アフリカへの熱い想い
        元タンザニア大使・黒河内泰
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」10/16
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月16日午前8時半 - 9時の放送は、シンガーソングライター・やなせなな「歌で伝える仏のこころ」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、名城大学名誉教授・森本達雄「シリーズ ヒンドゥー教の世界(7)マハートマ・ガンディーの生涯と教え」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」10/16
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月16日午前5時 - 6時の放送は、駒澤大学名誉教授・田上 太秀「シリーズ ブッダの最期のことば(7)女身も成仏する」です。
 同番組の10月15日午後1時 - 2時の放送は、写真家・井上隆雄「“自然(じねん)”を撮る」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「明日へのことば」10/11 - 10/17
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「明日へのことば」10月11日(火) - 10月17日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/11(火)世界で通用する医療をめざした私の人生
        脳神経外科医・根来眞
 10/12(水)童話の種を見つけませんか(1)
        児童文学作家・岡野薫子
 10/13(木)童話の種を見つけませんか(2)
        児童文学作家・岡野薫子
 10/14(金)蔵に生き、街と生きた40年
        蔵の会会長・原知之
 10/15(土)南の島の子育て日記
        南太平洋生活研究家・もんでん奈津代
 10/16(日)松下幸之助夫妻の執事として
        松下社会科学振興財団元支配人・高橋誠之助
 10/17(月)町の発明王、世界の高度技術に挑戦
        ネジ製造会社社長・若林克彦
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」10/9
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月9日午前8時半 - 9時の放送は、名城大学名誉教授・森本達雄「シリーズ ヒンドゥー教の世界(7)マハートマ・ガンディーの生涯と教え」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、フォトジャーナリスト・大藪順子「立ち上がる選択 どん底から見える新しい自分」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」10/9
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月9日午前5時 - 6時の放送は、写真家・井上隆雄「“自然(じねん)”を撮る」です。
 同番組の10月8日午後1時 - 2時の放送は、佐久総合病院医師・色平哲郎「村医者 地域に寄り添って」です。
 教育テレビ・こころの時代

ラジオ「明日へのことば」10/4 - 10/10
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」毎朝午前4時台「明日へのことば」10月4日(火) - 10月10日(月)の放送内容は次の通りです。
 10/4(火)熊本名物・バレエ”くるみ割り人形”(1)
        舞踊家・伴征子
 10/5(水)熊本名物・バレエ”くるみ割り人形”(2)
        舞踊家・伴征子
 10/6(木)車椅子は生活の場(1)
        福祉機器販売会社社長・山崎泰広
 10/7(金)車椅子は生活の場(2)
        福祉機器販売会社社長・山崎泰広
 10/8(土)織の美をめざす
        織物作家・北村武資
 10/9(日)人生勝負のカンどころ(1)
        永世棋聖・米長邦雄
 10/10(月)人生勝負のカンどころ(2)
        永世棋聖・米長邦雄
「ラジオ深夜便」番組表

ラジオ「宗教の時間」10/2
 NHKラジオ第2「宗教の時間」10月2日午前8時半 - 9時の放送は、フォトジャーナリスト・大藪順子「立ち上がる選択 どん底から見える新しい自分」です。
 同番組の同日午後6時半 - 7時の放送は、仙台市民教会牧師・川上直哉「被災地で 宗教者としてできること」です。
 ラジオ第2・宗教の時間

テレビ「こころの時代」10/2
 NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生」10月2日午前5時 - 6時の放送は、佐久総合病院医師・色平哲郎「(未定)」です。
 同番組の10月1日午後1時 - 2時の放送は、作家・徐京植「シリーズ 私にとっての“3.11”フクシマを歩いて」です。
 教育テレビ・こころの時代
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新刊1110


新 刊 1110



法然親鸞一遍
釈徹宗=著 新潮新書 新潮社 714円
〈浄土宗・真宗・時宗の三祖を比較し、それぞれの「信心」に迫る。法然と親鸞が一遍でわかる、究極の一冊!〉

折れない心をつくる 名僧の言葉
田中治郎=著、奈良康明=監修 PHP研究所 819円
〈法然、一遍、栄西、慈円、西行、蓮如、良寛……、歴史に名を残す名僧46人の言葉をエピソードとともに紹介する。〉

空の智慧、科学のこころ
ダライ・ラマ十四世、茂木健一郎=著 集英社新書 集英社 735円
〈慈悲と非暴力の教えを説き続けるダライ・ラマ十四世は、科学にも深い関心を持っている。世界のリアリティを追究するという点に宗教と科学の接点を見出す脳科学者・茂木健一郎と、仏教と科学の関係、人間の幸福について語り合う。〉

欲ばらないこと 役立つ初期仏教法話13
アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ新書 サンガ 735円
〈お釈迦様による欲の分析と克服法を、わかりやすくご紹介します。〉

いいお坊さん ひどいお坊さん
勝桂子=著 ベスト新書 KKベストセラーズ 800円
〈死んだときだけが、お寺の出番ではありません。この生きづらさを乗り越えるための寺院・僧侶との正しい付き合い方を探る。〉

仏教、本当の教え インド、中国、日本の理解と誤解
植木雅俊=著 中公新書 中央公論新社 840円
〈(紹介テキストなし)〉

平常心のレッスン
小池龍之介=著 朝日新書 朝日新聞出版 798円
〈苦しみを減らし、幸せに生きるためにもっとも大事なものが平常心。プライド、支配欲、快楽への欲求など心を苦しめるものの正体を知り、自分のあるがままの心を受け入れていくやさしいレッスンの書。〉

私と宗教
高村薫、小林よしのり、小川洋子、立花隆、荒木経惟、高橋惠子、龍村仁、細江英公、想田和弘、水木しげる=著 平凡社新書 平凡社 819円
〈『宗教と現代がわかる本』2007~2011年版に掲載された記事を再構成。日本を代表する10人の表現者が、「宗教」と自身のかかわりについて語る。3.11後の生き方を考えるために。〉

ゴータマ・ブッダのメッセージ 『スッタニパータ』私抄
羽矢辰夫=著 大蔵出版 2415円
〈『スッタニパータ』には、ゴータマ・ブッダのたどった道筋が素朴な表現で断片的に示されています。本書は現代の人々がゴータマ・ブッダの目覚めを指針(=メッセージ)として成長していけるように、それらの記述のあいだに橋を架ける試みです。〉

龍樹の仏教 ─十住毘婆沙論
細川巌=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1365円
〈第二の釈迦と讃えられながら自力での成仏を断念した龍樹は、誰もが仏になれる道の探求に打ち込んでいく。法然・親鸞を導いた究極の書。〉

親鸞聖人七百五十回御遠忌記念論集[下巻] 親鸞像の再構築
大谷大学真宗総合研究所=編 筑摩書房 4200円
〈伝承上の親鸞から歴史学が明らかにする親鸞へ、また現代社会における「他力」思想のよすがとしての親鸞へ、学際的な研究により、新たな人間像を浮き彫りにする。〉

親鸞聖人七百五十回御遠忌記念論集[上巻] 『教行信証』の思想
大谷大学真宗総合研究所=編 筑摩書房 3990円
〈末法の世に著された親鸞の主著『教行信証』。そこには如何なる思想が結実しているのか。重要な四つの視座「念仏」「信心」「救い」「浄土」から、親鸞の仏道に迫る。〉

「禅」の教えがやさしくわかる本
村越英裕=著 河出書房新社 1260円
〈日本人の精神や文化に大きな影響をもたらした「禅」の教えとは? 坐禅、精進料理、禅語、公案など、興味深いトピックスから、豊富な図版とともに解説する。不動心を得るヒントにもなる書!〉

いつでもひとりに戻れる生き方 変われる私を見つける禅のこころ
藤原東演=著 亜紀書房 1575円
〈「通身是病通身薬」人生のすべての楽しみは、孤独の中に宿っている。生老病死にまつわる事例をもとに禅のフレーズで学ぶ、ひとりを味わう“とっておきの”ヒント。〉

法然を読む 「選択本願念仏集」講義
阿満利麿=著 角川学芸出版 860円
〈法然が膨大な行の体系の中から選び取った「南無阿弥陀仏」の一行は、不条理や不安が生み出す絶望から人々を自由にする唯一の言葉だった。主著『選択本願念仏集』をテキストとして、その信念と現代的意義を読み解く。〉

みんなに読んでほしい 本当の話 第3集
篠原鋭一=著 興山舎 1429円
〈東日本大震災の被災者支援のために向かった東北の地で出会った人々の心とは?母親に心中を思いとどまらせた子どもの行動とは?など、著者が出会った25の生き方を紹介しています。〉

仏教入門 インドから日本まで
瓜生中=著 大法輪閣 1995円
〈釈迦の誕生から教団・思想の成立、アジアに広がった仏教のようす、日本でのダイナミックに浸透した独特の発展過程など、釈迦の教えをベースに据えて、歴史・哲学・儀礼との関係性にもふれながら、簡潔かつ丁寧に解説。〉

西川玄房和尚のキッチンでつくる精進料理
西川玄房=著 淡交社 1995円
〈毎日の食卓を考えて簡単にキッチンでつくれる“精進料理”と、記念日などにも喜ばれる簡単なのに豪華な精進料理も、おひろめしています。季節別・食材別・料理別を一体とした献立を心がけた、キッチンで楽しくつくれる本作りになっています。〉

往生の極意
山折哲雄=著 太田出版 1680円
〈西行、親鸞、良寛、宮沢賢治など、多くの先達の死に方と死についての智恵を参照しながら、現代人の「死のセンスの洗練」を教示する、画期的な往生論。〉

独りじゃないよ
川村妙慶=著 二玄社 1260円
〈これまでになく生と死が身近な問題となっている現代。長年悩み相談を通して心の問題と向き合ってきた著者が、今を前向きに生きていくにはどうしたらいいかを、親鸞聖人の智慧をバックボーンに優しく平明な語り口で説いていく。〉

河口慧海への旅 釈迦生誕地に巡礼した人びと
高山龍三=著 勉誠出版 4410円
〈日本とネパール、120年の文化交流史。河口慧海をはじめ、インド・ネパールに旅した人々の足跡を辿る旅と研究の軌跡。〉

執らわれない心 日本人の生き方の原点に立ち返れ!
塩沼亮潤=著 PHP研究所 1155円
〈著者は、東日本大震災を境に「論理」や「理屈」の時代は終わったと説く。これからの世界を生き抜くための珠玉のメッセージ。〉

法然と親鸞 仏教二大改革者の生涯と思想
武田鏡村=著 PHP研究所 1365円
〈法然が切り拓いた念仏信仰、それをさらに一般的にした親鸞の念仏信仰。これまで語られることがなかったその相互の関係にせまる。〉

江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編
山折哲雄=監修 槇野修=著 PHP新書 PHP研究所 966円
〈湯島天神、明治神宮、増上寺、とげぬき地蔵、泉岳寺、祐天寺、目黒不動、深大寺など、山手線内を中心に西東京まで足を伸ばす。〉

江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
山折哲雄=監修 槇野修=著 PHP新書 PHP研究所 966円
〈京都、奈良に続く「寺社を歩く」シリーズ。浅草寺、寛永寺、富岡八幡宮、柴又帝釈天など、まずは下町情緒あふれる7エリアを完全制覇。〉

仏陀
ひろさちや=著 春秋社 1785円
〈「多くの人々の利益と幸福のために」「世間の利益と幸福のために」と仏陀が説かれた教えを、いま日本にある仏教=大乗仏教の視点から分かりやすく解説。また大乗仏教誕生に関する新説も展開。在家仏塔教団がつくった「楽しい聖地」で起こった「仏教再発見」が日本仏教のルーツだった!?〉

闘う仏教 現代宗教論
河野太通、対本宗訓=著 春秋社 1680円
〈いま未曾有の津波と原発を超えて、日本人はどう生きたらいいのか。仏教界を代表する禅僧と異色の僧医が、そんな現代日本の社会と人生と宗教をにらんで、縦横無尽の議論を展開する、注目の現代宗教論。日本人の行方を見すえ、未来を展望する刮目の対論。〉

かわいいぶつぞう たのしいマンダラ
頼富本宏=監修 峯村冨一=著 春秋社 1260円
〈仏像キャラクターは、仏像をより身近に楽しみたいということで出来ました。そして、その仏像たちの宝庫なのが今回のターゲット、密教マンダラです。このマンダラをめぐって、さらにディープに仏像ワールドを満喫してしまおうっていうのが今回の企みです。〉
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記事1110


記 事 1110



暮らしの中の仏教語 第342話 広大寺 メールマガジン
 みがわり 身代 代受苦

大仏さんのつぶより情報308号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 「歩く・なら」パワーアップ!
 知事にインタビュー 地域医療体制の整備
 奈良県からのニュース 奈良まほろば市 ほか
 地域の話題 ならまちナイトカルチャー ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 談山神社の秋のけまり祭 ほか
 花だより 大又渓谷、奥香落渓の紅葉

順空和尚の一分で読めて一生忘れない悟りのお話 No.333 まなび家 メールマガジン
 文字法話(41)呼

暮らしの中の仏教語 第341話 広大寺 メールマガジン
 サンガ 僧伽 和合僧

順空和尚の一分で読めて一生忘れない悟りのお話 No.332 まなび家 メールマガジン
 経典DJ(31)いのちの満ち引き

暮らしの中の仏教語 第340話 広大寺 メールマガジン
 綿密 綿綿密密

大仏さんのつぶより情報307号 奈良県広報広聴課 メールマガジン
 鹿くんのふ~んなるほど 奈良・町家の芸術祭「HANARART」
 奈良県からのニュース 明日香村でボランティア ほか  
 地域の話題 国栖の里灯り展 ほか
 季節の伝統行事・特別開扉 おふさ観音秋のバラまつり ほか
 花だより 藤原京跡のコスモス

順空和尚の一分で読めて一生忘れない悟りのお話 No.331 まなび家 メールマガジン
 凡愚の空耳9常在前

暮らしの中の仏教語 第339話 広大寺 メールマガジン
 顕彰 穏彰

心が豊かになる暮らしの情報Vol.100 滝田商店 メールマガジン
 今月の一口法話
 十月 神無月(かみなづき)
 歳時記 菊日和 夜寒 秋惜む
 浅草情報 金龍の舞・菊供養ほか
 十月の節季と満月
 秋の名句 加藤暁台・高浜虚子・三宅嘯山

大法輪11月号 大法輪閣 840円
 こころと身体を養う精進料理(11)/高梨尚之
 鎌倉宮と御霊神社の宝物と祭り/棚澤幸夫
 庵中に閑かに打坐すれば/嶺興嶽
 善人だから救われない/池田勇諦
 心があったまる仏教(22)/酒井大岳
 日本人の心のふるさと 神と仏の物語(7)/小松庸祐
 仏教の眼 念仏の中で/荒崎良徳
 私の「縁は異なもの」 夏の夜の珍客/太田治子
 鉄笛
   修羅として/原子朗
   唯識を現代に生かす/金範松
   年中行事と故郷/北山惣太
 いま、仏教を学ぶことの意味(2)/菅沼晃
 金子みすゞと仏教
   金子みすゞと私/酒井大岳
     第1部 仏教者みすゞの世界
       金子みすゞと現代/安田義明
       その生涯と独自の視点/小澤次郎
       仏教との触れ合い/志村有弘
       金子みすゞと宮沢賢治/槌賀七代
       妙好人 金子みすゞ/川西蘭
       みすゞゆかりの地/西村啓
     第2部 詩を味わうために
       人をうたう詩/青山俊董
       動植物をうたう詩/中川真昭
       自然・見えないものをうたう詩/上山大峻
       信仰の詩/中村薫
       小学校の教科書が教える「みすゞの詩」/唐戸民雄
 シュタイナーと仏教(1)/塚田幸三
 日蓮紀行(13) 鎮魂の松葉ヶ谷/福島泰樹
 永平広録に親しむ(22)/安藤嘉則
 もう一つの親鸞像 口伝鈔講義(16)/義盛幸規
 パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ(16)/片山一良
 漢詩名作賞味(12)最終回〈張船山ほか〉/奥田魚錢
 東日本大震災と私たち
   宗教者災害支援連絡会の発足と歩み/蓑輪顕量
   ルポ・被災地・岩手県大槌町の新盆/山本宗補
 心と身体に効く寺社椿大神社のみそぎ修法会/朝倉一善
 中学生たちのお寺生活/西村仁美
 白隠和尚蛍雪記(7)/横田喬
 読切小説・日輪の高さ 晩年のみすゞ/三野恵
 雑学から学ぶ仏教(23)経典の話/瓜生中
 老い学入門(11)/川上正夫
 医は仏道 アレルギー(2)免疫とは非自己を排除する仕組み/高田明和
 ブッダとその時代(1) いかに一生を過ごすか/入山仰世
 新スパイス物語 (6) 胡麻の伝播/井上宏生
 遍路で学ぶ生きる知恵(45)「空海と密教美術展」を鑑賞して/武田喜治
 西国観音霊場巡拝記 第十二番札所・正法寺 千手観音/田主 誠
 家庭の庭作り(20)マンションの庭/吉河功
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 評伝 吉田兼好 徒然草の風景(16)/大野芳

寺門興隆10月号 興山舎 年間購読12600円
 原発に対してちゃんと見解を表明した伝統仏教宗派はあるか
 福島第二原発建設阻止を最高裁まで闘った住職あり
 身を寄せて悲しみを生きる力に変える場としての寺院になろう
 放射能被害軽減のため原発事故終息に協力を
 各宗調査 身体障害者や高齢者は住職になれるのか
 暴力団排除条例で祭礼や葬儀はどう規制されるか
 映画『コクリコ坂から』の原作者は住職です
 富士山麓に命を生き返らせる自然体験道場を開山した住職の道心
 お寺のフリーマーケットや朝市が大盛況の理由
 寺院建築にかかせない国産材は大丈夫か
 モノレールは本当にお寺に役立つか
 大震災から仏像や石塔、墓石を守る最新免震装置
 寺院・住職に直言提言
   石井幹子「なぜ明かりなのか」
   森田正光「恵みと災い紙一重」
 西光寺になぜフリーメイソンが仮本堂を寄付したのか!?
 宗派の公金を先物取引に使い込んだ損害賠償訴訟の判決
 「幸運乃光」の霊感商法被害者訴訟の判決

在家佛教11月号 在家仏教協会 440円
 「平泉」とは何か/佐々木邦世
 「浄土で会いましょう」 中世びとの死生/池見澄隆
 大学の秋入学/奥田聖應
 お釈迦さまのフットベース/東ゆみこ
 木魚縁起/名取芳彦
 伊勢のかんこ踊り/黒川文子
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