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仏報(仮)
新刊1205
2012-05-06 / 新刊
新 刊 1205
運を活きる 「一息の禅」が心を調える
大童法慧=著 さくら舎 1260円
〈著者がおすすめしているのが「一息の禅」。だれでも、どこでもできるこの「一息の禅」を日々の生活に取り入れることで、乱れがちな思いも正しくなり、人生が本気になります。不安なこの時代に、深く生きる道を示してくれる本です。〉
親鸞伝の研究 『赤松俊秀著作集』第1巻
名畑崇=解説 法蔵館 12600円
〈綿密な実証と斬新な発想で定評のある『鎌倉仏教の研究 正・続』の親鸞関係論文を収録する。第一線の研究者の解説と索引付。〉
古代中世社会経済史研究 『赤松俊秀著作集』第3巻
勝山清次=解説 法蔵館 21000円
〈「菅浦文書」「平安遺文」など、多くの材料を深く読み込んだうえで、庶民を基軸に据えた市民的歴史学を樹立した赤松俊秀。いまなお注目に値する、その不朽の成果を収載する。〉
石山寺の美術 常楽会本尊画像の研究
安嶋紀昭=解説 法蔵館 33600円
〈石山寺所蔵の重要文化財「仏涅槃図」を画像(カラー・赤外線・�線)と研究論文で紹介。多くの国宝・重文の絵画との比較検討を通し石山寺涅槃図の特性を考察し、日本の絵画・仏教史上における存在意義を明らかにする。〉
唯信鈔文意講義
田代俊孝=著 法蔵館 4830円
〈親鸞の本願他力理解の枢要を示すものとして『唯信鈔文意』を読み解く待望の一冊。〉
声明辞典(OD版)声明大系特別付録
横道萬里雄・片岡義道=監修 法蔵館 5250円
〈寺院の典礼音楽、日本の仏教音楽、法要の形式と内容。声明の楽譜と実唱、辞典の部〉
真宗聖典学1 浄土三部経 真宗学シリーズ6
信楽峻麿=著 法蔵館 2625円
〈経典成立の歴史と大乗仏教の中での位置づけを踏まえながら、如来・浄土・本願などの浄土教の教え意義を、現代の課題に照らしてわかり易く解説する、浄土学を学ぶために最適の入門書。〉
恐山 死者のいる場所
南直哉=著 新潮新書 新潮社 735円
〈恐山は、死者への想いを預かり、魂のゆくえを決める場所なのだ。無常を生きる人々へ、「恐山の禅僧」が弔いの意義を問う。〉
清沢満之集
安冨信哉=編 山本伸裕=校注 岩波文庫 岩波書店 882円
〈真宗大谷派の僧侶となり,東京大学に学んだ清沢満之(1863−1903)は,親鸞の思想を哲学的に基礎づけ,仏教の危機的状況に立ち向って,明治期の精神界に大きな影響を与えた.本書は,結核に罹りながらも宗門改革運動に腐心した以降の文章を集める.〉
新訳 ラーマーヤナ1
ヴァールミーキ=著 中村了昭=訳 東洋文庫 平凡社 2940円
〈『マハーバーラタ』と並ぶ古代インド二大叙事詩として、インドをはじめ東南アジア世界の文化・芸術・思想に深い影響を与えたインド古典文学の至宝の全訳。〉
啓蒙思想としての仏教
黒崎宏=著 春秋社 2730円
〈ウィトゲンシュタインの言語ゲームと龍樹の空の思想を軸に、五蘊、縁起、八正道、慈悲といった仏教の基本思想を分析し、根底にある反実在論的な世界観を解明、世界と人間の本当の姿を探求する独自の視点からの仏教入門。〉
原文対照現代語訳 道元禅師全集(9)正法眼蔵9
鏡島元隆=監修 石井修道=訳註 春秋社 6825円
〈十二巻本『正法眼蔵』のうち、帰依仏法僧宝第6、深信因果第7、三時業第8、四馬第9、四禅比丘第10、一百八法明門第11、八大人覚第12を収録。〉
新刊1204
2012-04-06 / 新刊
新 刊 1204
空海入門
加藤精一=著 角川ソフィア文庫 角川学芸出版 700円
〈革新的な思想で宗教界を導き、後に弘法大師と尊称された空海。その生涯と事績を丹念にたどり、『三教指帰』『弁顕密二経論』『秘蔵宝鑰』をはじめとする著作を紹介。何者にも引きずられない、人間空海の魅力に迫る!〉
いきなりはじめる仏教入門
内田樹、釈徹宗=著 角川ソフィア文庫 角川学芸出版 620円
〈仏教について何も知らない哲学者が、いきなり仏教に入門!? 多様な知見を手がかりに、「悟りとは何か」「死は苦しみか」など、仏教の根源的なテーマについて丁々発止の激論を交わす。刺激的な仏教入門!〉
禅に生きる 鈴木大拙コレクション
鈴木大拙=著 守屋友江=編訳 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1575円
〈静的なイメージで語られることの多い大拙。しかし彼の仏教は、この世をよりよく生きていく力を与えるアクティブなものだった。その全貌に迫る著作選。〉
救いとは何か
森岡正博、山折哲雄=著 筑摩選書 筑摩書房 1575円
〈この時代の生と死について、救いについて、人間の幸福について、信仰をもつ宗教学者と、宗教をもたない哲学者が鋭く言葉を交わした、比類なき思考の記録。〉
寄り添う般若心経
松兼功、小野庄一=著 小学館 1260円
〈詩人の自由訳と、四国巡礼で撮影した写真家のフォトグラフが融合、全く新しい般若心経の本が誕生しました。〉
文化財保存学入門
立正大学仏教学部=監修、秋田貴廣=編 丸善プラネット 1575円
〈『仏教文化体験学習センター・文化財保存研究学習プロジェクト』(平成20〜22年度実施)にて行われた文化財関連の講義内容をもとにまとめられたもの。〉
入門 日本の仏教
ムック 洋泉社 838円
〈仏陀や名僧たちの教えから仏像や曼荼羅に込められた意味までを知ることで、仏教の真理に迫るビジュアル版入門書。〉
柔らかな心で
板橋興宗=著 北國新聞社 1260円
〈夫婦間のトラブルや子育ての不安、嫁と姑の確執などの人生相談を7章に分けて掲載している。行き詰まった状況に対しても考え方一つで光明を見いだすことのできる明快な教えが板橋禅師の人情味あふれる言葉でアドバイスされている。〉
ほんとうの親鸞
島田裕巳=著 講談社現代新書 講談社 798円
〈悪人正機説、流罪の有無、東国での布教活動、息子善鸞との義絶、親鸞の信仰と人生からわれわれが学ぶこととは。〉
慈覚大師円仁と行く ゆかりの古寺巡礼
ダイヤモンドMOOK ダイヤモンド社 980円
〈最後の遣唐使、日本仏教の礎を築いた最澄の一番弟子・円仁 ゆかりの550社寺〉
空海はどこから来たのか 讃岐佐伯氏・僧形八幡・消された覇王
小椋一葉=著 河出書房新社 2730円
〈空海ほど人々に敬われ親しまれた思想家はいないが、空海ほど謎に満ちた人物もいない。饒舌と沈黙、社交性と孤独、そこには彼の出自にまつわる事情があった!〉
ヘタな人生論より仏教の救われるひと言
植西聰=著 河出書房新社 693円
〈悩んだとき、落ちこんだとき、苦しいとき……賢者たちが残した言葉との“対話”で心が楽になる。いつの時代も変わらない“仏教の真理”を今日、私たちが日常遭遇する出来事に置き換え、わかりやすく解説!〉
お経がわかる本
エソテリカ編集部=編 エソテリカ・ライブラリー 学研出版 1260円
〈仏教のお経には、いったい何が書かれているのか? 仏教経典の基礎知識から、お経の不思議な話、般若心経の全文解説、代表経典ガイド、宗派別の勤行用経典、お経の全集「大蔵経」の話まで、東洋の知恵の宝庫である仏典の全容を総紹介したガイドブック!〉
仏教看護入門
藤腹明子=著 青海社 1680円
〈本書は科学的看護をもとにしつつも、科学や人間の力では解決できないことにも目を向け、より日本的な看護とは何かを具体的に、分かりやすく解説した仏教看護の入門書である。〉
釈迦物語
ひろさちや=著 新潮文庫 新潮社 546円
〈釈迦の波瀾の生涯を描いて、仏教の本質に迫る名著。〉
図説 あらすじでわかる! 今昔物語集と日本の神と仏
小峯和明=著 青春新書インテリジェンス村本然=著 青春新書インテリジェンス 青春出版社 1190円
〈羅城門の鬼、空海の法力、帝釈天と月の兎…平安時代、末法の世に生まれた説話集『今昔物語集』に託された神仏の加護と人々の信仰の形とは…日本人の祈りの原点にふれる1059の物語。〉
図説 真言密教がわかる! 空海と高野山
中村本然=著 青春新書インテリジェンス 青春出版社 1170円
〈密教とは何か、空海が描いた曼荼羅宇宙とは一体どんなものか…なるほど、こんな世界があったのか! 混迷の時代をいかに生きるか、空海が求めた救いと信仰の本質にふれる一冊。〉
雲一ひらの心 禅道探求日録II
角倉蘿窓=著 春秋社 3675円
〈禅者の心の内面底、その深淵な境涯を克明に記した希有な日録。公案・問答・室内の実際も記され、「正念相続とは連続する空の自覚」であることを明らかにする、求道のための懇切な指針である。禅文化の真髄を知るための必須の書。〉
菩薩の道をあゆむ
小堀光詮=著 春秋社 1680円
〈いま、こんな時代に私たちはどう生きればよいのか。京都大原三千院のご門主が、分かりやすく諄々と「人としての生きる法」を語ってくれます。みんなで共にあゆむ「菩薩の道」とはどのようなものか、私たち一人ひとりに明快に語ってくれます。〉
新刊1203
2012-03-03 / 新刊
新 刊 1203
いのちと責任
高史明・高橋哲哉=著 大月書店 2000円
〈在日朝鮮人と日本人、仏教と西洋哲学、自らを深くえぐりながら現実の問題に真摯に向きあうふたりの鋭く、そしてあたたかい対話が、3.11後を生きるすべての人を深い思考に誘ない、これからの道を照らす。〉
浄土と曇鸞 中国仏教をひらく
栗三直隆=著 桂書房 1890円
〈六世紀半ば、他力信心を中国で初めて説いた曇鸞(日本の親鸞はその「鸞」字をとる)。山西省五台山近くに生まれ、60歳で玄中寺に居住、各地に赴いて念仏往生を勧めた。その生涯の全貌を初めて詳らかにする全カラーの旧蹟探訪。〉
共に在りて 陸前高田・正徳寺、避難所となった我が家の140日
千葉望=著 講談社 1470円
〈東日本大震災の大津波は著者の生家・陸前高田の高台にある正徳寺の真下にまで及ぶも寺は無事で、その夜から避難所となった。住職で市役所職員の実弟と坊守の義妹、地域のリーダー、全国の僧侶たちの活動を追った、心揺さぶるノンフィクション。〉
平成「方丈記」[自由訳]プラス 3.11後を生きる仏教思想
松島令=著 言視舎 1575円
〈仙台在住の作家が体験した大地震・大津波の恐怖と「その後」。800年前に成立した震災文学『方丈記』と共鳴。生きるための思想書。〉
ブッダがせんせい 心を育てるこども仏教塾
宮下真=著、名取芳彦=監修 永岡書店 1050円
〈子供に教えたいブッダの“言葉”を集め、子供にも読めて理解できるような平易な文章で分かりやすく解説する本。ブッダが残した多くの言葉から、毎日の過ごし方のこと、友だちや家族のこと、勉強のことなどに関連したものを選んで紹介。 〉
ブッダの言葉
Town Mook 徳間書店 700円
〈(テキスト情報なし)〉
空海さんに聞いてみよう。 心がうれしくなる88のことばとアイデア
白川密成=著 徳間書店 1470円
〈空海の抽象的で難解なことばを、思わず「空海さん」と呼びたくなるようなPOPで親しみやすい言葉に翻訳したうえで、それに関連して、白川氏の短いエッセイを掲載。〉
身体と心が美しくなる禅の作法 だれでもできる一日一禅
星覚=著 主婦の友社 1344円
〈悩みや迷いは、禅の教えから、解決に至るきっかけがあります。本書では、日常に簡単に取り入れられる座禅、禅の作法を紹介。心身を健やかにし、幸せな人生へと導く禅の入門書です。〉
セクシィ仏教
愛川純子、田中圭一=著 メディアファクトリー新書 メディアファクトリー 777円
〈お釈迦さまの教えをわかりやすく伝える「仏教説話」は、スキャンダラスな事件の宝庫だった! 禁じられた初体験の悦びを、思わず仏さまに報告してしまう尼、愛欲に身を焦がした末に鬼と化す僧・・。煩悩に翻弄される人々を温かく見つめる、性愛の仏教説話集。〉
脱「臆病」入門 自分をすり減らさず満足な毎日を過ごすための実践術
松本圭介=著 すばる舎 1470円
〈臆病の三大原因、「自信不足」「自意識過剰」「存在の不安」をじんわり鎮めるブッダの教えを大公開。大切なのは、「気持ち」と「行動」が離れないこと。自分をすり減らさずに、満たされた毎日を送るための実践術が満載の一冊です。〉
ブッダのいる女子会 よいのです。人生は悩めるものなのです。
柾屋光里=監修 ブルーロータスパブリッシング 1260円
〈ブッダが実際に女子会にいたら…という設定で、ブッダ節を展開しながら、さまざまな角度で割り切れない答えへアプローチ。ブッダと女子との女子会の会話だからこそ、楽しく、気楽に、でも導かれる! そんな一冊。〉
心があったまる仏教 生きる勇気をもらえる24の話
酒井大岳=著 大法輪閣 1680円
〈日々の生活の中のいろんな場面に、仏様の優しいまなざしが注がれている。それに気づくと「本当の幸せ」が得られる…。感動的な説法で名高い著者による、ほっこり癒される珠玉の法話集。〉
天災人災格言集
平井敬也=著 興山舎 1500円
〈古今東西防災名言30選をはじめ現代日本の歴代首相や 政治家、官僚、地震防災研究者、作家、文化人、著名人、 思想家、宗教者等の112名言。必ず役に立ちます。〉
原子力と宗教 日本人への問い
鎌田東二・玄侑宗久=著 ワンテーマ21 角川書店 780円
〈荒々しい自然の力と共に生きる智恵を伝える神道と仏教。目に見えない放射能に、日本の伝統的信仰心はどう向き合うのか? 原発の脅威を宗教への問いとして受けとめ、震災からの復興の礎となる神仏の智恵を提言する。〉
中世尼僧 愛の果てに 『とはずがたり』の世界
日下力=著 角川選書 角川書店 1785円
〈『とはずがたり』という作品は、長い間、誤解されてきたのではないだろうか。中世の宮廷女房、二条が自らの愛の遍歴と追放後の漂泊の旅の記録を書き残したわけを問い直す。軍記文学研究の第一人者が挑む新たな試み。〉
蓮は泥の中で育ちながら、泥に染まらない
北河原公敬=著 講談社 1575円
〈ただ黙々と働くことで、他人の利益になる。このような働きが人の心に宿ればいまよりずっと住みやすい世の中になるのです。千二百六十年の歴史に培われた奈良・東大寺北河原公敬別当の教えと智恵が、悩める現代人に必ず生きる力を与えます。〉
一念多念文意講讃
本多弘之=著 法蔵館 9975円
〈他力浄土教において最大の論争の的となった一念と多念の問題を、親鸞聖人はどのように考えられたのか。『一念多念文意』を詳細に分析することによって、その真意を明らかにする。〉
浄土と虚無 金光寿郎ディレクターとの対談
松塚豊茂=著 法蔵館 1680円
〈京都学派の宗教学者とNHK元ディレクター金光寿郎氏が、「ラジオ深夜便」や「宗教の時間」で行った対談集。現代の虚しさを受けとめて超える道を、仏教から解き明かす。〉
中世勧進の研究 その形成と展開
中ノ堂一信=著 法蔵館 1680円
〈寺院の維持・復興のための募金活動、「勧進」という行為。その活動の実態を初めて明らかにした、40年前の先駆的論文をはじめ、中世勧進研究を一書に集成!〉
修験道の地域的展開
宮家準=著 春秋社 31500円
〈中央霊山・本山と地方の修験の関係を、各時代ごとに鳥瞰的に考察することにより、地方修験の宗教史的・地域的展開を解明。修験道研究の泰斗である筆者が、半世紀にわたる研究の成果を総括した大著。〉
ひろさちやの『維摩経』講話
ひろさちや=著 春秋社 2100円
〈快刀乱麻に並み居る菩薩・仏弟子を論破する維摩居士に仏教の教えを学ぶ。壮大な『維摩経』が伝える、「真の仏教」の姿とは。在家により興隆し今の日本に続く大乗仏教入門書。〉
蓮如上人の孫 定地坊勝祐とその後裔
八十島崇夫=著 春秋社 2625円
〈一向一揆研究に一石を投ずる労作。在地土豪クラスの住民にとって一向一揆とはいかなるものであったかを具体的に探求。あわせて勝祐に連なる八十島家の近世にいたるまでを明らかにする。〉
カラーリング・マンダラDEEP
正木晃=著 春秋社 1260円
〈今回のマンダラ図は「塗りやすく、しかも深みがある」をモットーにしているため、デザイン的には、緻密なものや複雑なものは極力避けて、シンプルなものが中心です。〉
新刊1202
2012-02-17 / 新刊
新 刊 1202
生老病死の図像学 仏教説話画を読む
加須屋誠=著 筑摩書房 1890円
〈仏教の教理を絵で伝える説話画をイコノロジーの手法で読み解くと、中世日本人の死生観が浮かび上がる。生活史・民俗史をも視野に入れた日本美術史の画期的論考。〉
仏像と古代史 ミステリー案内
関裕二=著 ブックマン社 1800円
〈「魂がこもっている」と太鼓判を押す仏像たちを豪華152点の写真と図解で掘り下げます。野望と陰謀に巻き込まれた仏像たちが見てきた真実の物語とは…!? 古代史の常識を覆す、仏像の見方が変わる問題作です。〉
お経で学ぶ仏教 朝日おとなの学びなおし!
簑輪顕量・東京大学仏教青年会=著 朝日新聞出版 1470円
〈般若心経や法華経、無量寿経、阿弥陀経、涅槃教、理趣経など、各宗派が採用する代表的なお経をダイジェストで現代語訳し、解説。〉
絶望しそうになったら道元を読め! 『正法眼蔵』の「現成公案」だけを熟読する
山田史生=著 光文社新書 光文社 777円
〈『正法眼蔵』「現成公案」を読むことは、日本思想史における白眉の書の、そのまたエッセンスを味わうことになる。修行に、人生に絶望しそうな者に、道元はいったいどんなメッセージを語りかけているのか。道元から与えられた珠玉の「公案」(問い)に答えるべく、読者をていねいに導く。〉
日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ
島薗進=著 朝日新聞出版 1470円
〈明治の武士道、宮沢賢治の童話、柳田国男や折口信夫の民俗学、吉田満の『戦艦大和ノ最期』、高見順の詩などを読み解き、大きな展望のもとで捉え返しながら、3・11以降を生きる私たちに、死と生への新たな向き合い方を提示する。〉
当麻曼荼羅と中将姫
日沖敦子=著 勉誠出版 12600円
〈当麻曼荼羅と中将姫に関する説話・物語・寺社縁起などの文芸の享受の様相を、文化史的な観点から解き明かす。フィールドワークを通して得た情報を手掛かりに、説話/絵画史料から民衆の信仰のかたちを探る試み。〉
聖地再訪 生駒の神々 変わりゆく大都市近郊の民俗宗教
宗教社会学の会=編 創元社 1995円
〈民間信仰の宝庫「生駒」の本格的な再調査を敢行し、その変貌ぶりをつぶさに追った。石切神社、宝山寺、信貴山朝護孫子寺をはじめ、中小の修験寺院、在日コリアン寺院、そして新しいスピリチュアルな動きとして断食やヨガの道場、占いストリートの隆盛ぶりも探求。〉
増補 自己と超越 禅・人・ことば
入矢義高=著 岩波書店 1365円
〈中国の禅者(馬祖,雪峰,雲門),日本の禅僧(寂室,良寛)たちの語録,詩偈を通して,個性豊かな生き方と境涯を描く.今回,新たに8篇の論文を増補した.〉
中世尼僧 愛の果てに 『とはずがたり』の世界
日下力=著 角川書店 1785円
〈『とはずがたり』という作品は、長い間、誤解されてきたのではないだろうか。中世の宮廷女房、二条が自らの愛の遍歴と追放後の漂泊の旅の記録を書き残したわけを問い直す。〉
現代語訳・註 道元禅師 宝慶記
水野弥穂子=著 大法輪閣 1575円
〈道元禅師が自ら残した入室参学の記録! 師如浄禅師との問答、如浄が教えた身心脱落の坐禅、経行の仕方、仏道修行者の生活上の注意点、禁止事項等々。現代語訳の先駆けとなった信頼できる全訳、原文読み下し文との2段組み。解題付。〉
インド仏教人物列伝 ブッダと弟子の物語
服部育郎=著 大法輪閣 1575円
〈人生とは何かを考えた人、家庭での人間関係に悩んだ人、最愛の子供を失った人…現代人と同じ苦しみを持つ人々が釈尊のもとに集まった。釈尊に出会い、生き方の転換をなしとげた40人の仏弟子たちの感動的なエピソードの数々。〉
西行 その「聖」と「俗」
火坂雅志=著 PHP研究所 1155円
〈「武人」としての面に注目すると共に、後白河院や源氏・平家等との関係を検証していくことで、新たな西行像を浮かび上がらせる意欲作。〉
真宗の学び方
櫻部建=著 法蔵館 840円
〈浄土真宗を正しく学ぶための手順や注意点などをわかりやすく紹介。これから真宗を学ぶ方、より深く真宗を学びたい方にオススメの一冊!〉
問答と論争の仏教 宗教的コミュニケーションの射程
マルティン・レップ、井上善幸=編 法蔵館 3675円
〈仏教の展開に重要な役割を果たした問答や論義、宗論など、教義内容よりもその形式に着目した共同研究の成果。〉
シリーズ大乗仏教(9)認識論と論理学
高崎直道=監修 桂紹隆、斎藤明、下田正弘、末木文美士=編 春秋社 2940円
〈本巻は、仏教の存在論、認識論、論理学、真理論、言語哲学、全(一切)知者・輪廻・刹那滅論の論証など、仏教論理学の基本的な構造と特質を解明し、その現代的意義を論究する。〉
新刊1201
2012-01-12 / 新刊
新 刊 1201
密教がわかる本 即身成仏をめざす秘密の教え
エソテリカ編集部=編 エソテリカ・ライブラリー 学研パブリッシング 1260円
〈弘法大師空海の生涯から、密教一千年史、超人的な密教行者の列伝、根本経典の種類、曼荼羅の見方、密教の名刹ガイド、密教修法の基礎、仏尊の図鑑まで……日本密教のあらゆる局面をこの一冊にて網羅紹介するコンパクトなガイドブック! 写真・図版も満載。〉
これでもう苦しまない
アルボムッレ・スマナサーラ=著 学研新書 学研パブリッシング 777円
〈生きていくことは苦しみでしかないのか? 悩みや苦しみから逃れるすべはあるのか? あのスマナサーラ長老が、ブッダの発見した4つの真理をもとに宗教の真の意味を説きあかす、目からウロコの仏教�超�入門。人生は悟りの実験室だった!〉
五重塔入門
藤森照信、前橋重二=著 とんぼの本 新潮社 1680円
〈法隆寺から東寺まで、国宝の五重塔、全11塔の歴史、工法を詳細に案内。〉
尼さんはつらいよ
勝本華蓮=著 新潮新書 新潮社 735円
〈志ある尼さんは今、理想と現実のギャップに悩み、居場所を求めて彷徨っている。男尊女卑の仏教界、受難の歴史、今どき出家する女性のタイプなど、現役の尼僧が知られざる素顔に迫る。本邦初の現代尼僧論!〉
坐禅は心の安楽死 ぼくの坐禅修行記
横尾忠則=著 平凡社ライブラリー 平凡社 1365円
〈アップルの創始者スティーブ・ジョブズは禅から多くのことを学んだ。横尾忠則は総持寺、永平寺、青苔寺等での坐禅修行で何をつかんだのか? その心のドキュメント。〉
日本の書 古代から江戸時代まで
名児耶明=監修 別冊太陽 日本のこころ191 平凡社 2520円
〈聖武天皇、空海、良寛をはじめ、書の歴史とともに日本の書を堪能する入門書。文字にあこがれた古代から、文字を粋な遊びにまで進化させた江戸まで、時代を超えて130点の書が語りかける。〉
変貌する聖徳太子 日本人は聖徳太子をどのように信仰してきたか
吉田一彦=編 平凡社 2730円
〈聖徳太子は平安期に天皇や貴族の心をつかみ、寺院の勢力争いに利用された。鎌倉期には親鸞の出現により、民衆の間でも人気を博していく。絶えず変貌する聖徳太子信仰の謎に迫る。〉
平泉の世紀 古代と中世の間
高橋富雄=著 講談社 1155円
〈頼朝を恐れさせた「平泉の実力」を、列島全体の歴史的変動の中に位置づける、東北古代史の碩学による「新たな日本史」の構想。〉
親鸞 激動篇(下)
五木寛之=著 講談社 1575円
〈陰謀、因習、騒乱。しがらみの中で生き抜く、関東の人々の姿。かつて描かれたことのない中世の真実が、いま明かされる!〉
親鸞 激動篇(上)
五木寛之=著 講談社 1575円
〈海がある。山がある。川がある。すべての人々に真実を伝えたい。流罪の地・越後へ向かった親鸞は、異様な集団の動きに巻きこまれる。〉
信ずるとは何か 恒に転ずること暴流の如し
橋本凝胤=著 芸術新聞社 2520円
〈南都仏教・唯識教学の正統を継承し体現した生活を生涯貫き通した不世出の高僧による講話・論稿集成。〉
増補 求道と悦楽 中国の禅と詩
入矢義高=著 岩波現代文庫 岩波書店 1428円
〈入矢義高は,唐宋代の口語・俗語を多用した禅語録を,精確に解読することで,文学としての中国禅の理解を画期的に深めた.入矢の「禅と文学」に関する論文,随想を精選してまとめる.求道者は,言語を絶した体験を文学として表現することで,そこに無上の悦びが生まれることが語られる.今回,新たに六篇の論文・随想を増補した.〉
宗教入門 親鸞 浄土真宗の原点を知る
松尾剛次、釈徹宗、伊東乾、熊谷誠慈、林智康、延塚知道、他=著 河出書房新社 1680円
〈750回大遠忌を迎えた親鸞の研究史を振り返り、思想の現代性を問う。【対談】島薗進×高山貞美。明治〜昭和の親鸞論も多数収録。〉
こころの水
森清範=著 角川書店 1300円
〈「今年の漢字」揮毫でおなじみ、京都・清水寺の貫主、森清範による「さんずい」の漢字に因んだ話。清水寺の起源は水。こころの水を見直しましょう。〉
神も仏も大好きな日本人
島田裕巳=著 ちくま新書 筑摩書房 798円
〈日本人はなぜ、無宗教と思いこんでいるのか? 神道と仏教がどのように融合し、分離されたか、その歴史をたどることで、日本人の隠された宗教観をあぶり出す。〉
中世びとの信仰社会史
大喜直彦=著 法蔵館 10500円
〈中世に生きた人びとはどのような宗教観を持っていたのか。とくに身体との関係に注目し、文献史料だけでなく絵画などの周辺資料も駆使して明らかにする最新研究の成果。〉
大系真宗史料 伝記編1 親鸞伝
真宗史料刊行会=編 法蔵館 10500円
〈鎌倉時代から江戸時代まで、門徒たちが求める宗祖親鸞の姿を描いた「親鸞伝」を集成。「親鸞聖人御因縁」「高田親鸞聖人正統伝」「親鸞聖人絵詞伝」「近世平太郎伝」ほか。〉
法華経の事典 信仰・歴史・文学
大角修=著 春秋社 2520円
〈日本人に尊重され、社会や文化にも多大な影響を与えてきた法華経。この経が日本人にもてはやされるのはなぜか。その疑問の解明を目指し、法華経の内容紹介から宗教・法会・文学・芸術等との関わりまでを幅広く網羅したキーワードを選んで事典形式にまとめる。〉
吉蔵の浄土教思想の研究 無得正観と浄土教
伊東昌彦=著 春秋社 24150円
〈吉蔵の浄土教思想の独自性を解明すべく、弥陀身土論と衆生往生論を中心に考察し、資料として吉蔵撰『観経義疏』訳注を付した。〉
シリーズ大乗仏教(2)大乗仏教の誕生
高崎直道=監修 桂紹隆、下田正弘、末木文美士=編 春秋社 2940円
〈大乗仏教・大乗経典の成立背景をたどりつつ、アビダルマ仏教・上座部仏教・ヒンドゥー教・バラモン教学などとの比較を通じて、大乗仏教の思想的特質を浮き彫りにする。〉
新刊1112
2011-12-11 / 新刊
新 刊 1112
親鸞を知っていますか
日本博識研究所=編 KKベストセラーズ 680円
〈「他力本願」「悪人正機」「往還二回向」など、親鸞の教えはなぜ、数百年の時を越えてなお人々の心をつかむのか? いまならまだ間に合う! やさしくわかる親鸞入門書。〉
宮崎哲弥 仏教教理問答 連続対論 今、語るべき仏教
宮崎哲弥=著 サンガ 1680円
〈日本仏教の根源的問題がここにあらわになる!〉
ありのままの自分
アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ 1365円
〈自分自身を正しく発見し、幸福に生きるための方法を、お釈迦様の智慧から学びます。〉
仏教シネマ お坊さんが読み説く映画の中の生老病死〜
釈徹宗、秋田光彦=著 サンガ 1575円
〈シネマに魅かれた2人の仏教者が、映画を手掛かりに、人間が避けては通れない「生老病死」を語り尽くす。豊かに生きるためのヒントがここにある!〉
哲学の現場 日本で考えるということ
末木文美士=著 トランスビュー 2310円
〈日本の近代思想を土台として、純粋経験、場所、倫理、言語、他者と死者、自然科学と哲学、差別、正義、伝統と近代、などをめぐる新しい哲学の旅へ。〉
人類の宗教の歴史 9大潮流の誕生・本質・将来
フレデリック・ルノワール=著 今枝由郎=訳 トランスビュー 3360円
〈世界三大宗教から、ヒンドゥー教、ゾロアスター教、ユダヤ教、さらには中国思想、ギリシャ哲学、現代のアニミズムまで、人間社会の信仰と儀礼の歴史を壮大なスケールで描く世界宗教史。〉
そっと後押し きょうの説法
そっと後押し僧侶の会=著 幻冬舎 1155円
〈(テキスト情報なし)〉
お坊さんが教えるこころが整う掃除の本
松本圭介=著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1365円
〈お掃除のプロ、お坊さんが教える掃除法とは?煩悩を掃き清めるように、執着をそぎおとすように、汚れを磨く。その作法・ノウハウがこの1冊に。〉
時をこえる仏像 修復師の仕事
飯泉太子宗=著 ちくまプリマー新書 筑摩書房 819円
〈美術館とお寺では同じように壊れた仏像でも直し方が全く違うのは? 修復過程に見えてくる仏像の秘密とは? 等々。仏像修復師だからこそ書ける異色の仏像入門。〉
京都の仏師が語る 眼福の仏像
江里康慧=著 ホーム社 1365円
〈現代の名仏師が、歴史から鑑賞法までやさしく教えます。「ぜひ見ていただきたい屈指の仏像16選」は、京都・奈良の旅に必見!〉
新装版 図印大鑑
国書刊行会=編 国書刊行会 3990円
〈『普及版 図印大鑑』の新装版。400点余りの図印を網羅し、印名・梵語名・結印の仕方から、意味・異説・真言までをわかりやすく表記。〉
大乗仏教の実践 シリーズ大乗仏教(3)
高崎直道=監修 末木文美士=編 春秋社 2940円
〈戒律や禅定などの大乗仏教の実践思想が、実際の歴史的な場においてどのように信仰され、実践されてきたかという観点から大乗仏教の実践思想としての本質に迫る。〉
大乗仏教の実践 シリーズ大乗仏教(2)
高崎直道=監修 桂紹隆、斎藤明、下田正弘、末木文美士編 春秋社 2940円
〈大乗仏教・大乗経典の成立背景をたどりつつ、アビダルマ仏教・上座部仏教・ヒンドゥー教・バラモン教学などとの比較を通じて、大乗仏教の思想的特質を浮き彫りにする。〉
30分で塗れるマンダラ塗り絵〈仏教篇〉
M.ノーマンド=著 春秋社 1365円
〈大乗仏教・大乗経典の成立背景をたどりつつ、アビダルマ仏教・上座部仏教・ヒンドゥー教・バラモン教学などとの比較を通じて、大乗仏教の思想的特質を浮き彫りにする。〉
原始仏典2 相応部経典 第一巻
中村元=訳・監修 前田專學=編集 春秋社 7350円
〈本巻には「神々についての集成(諸天相応)」「悪魔についての集成(悪魔相応)」「尼僧に関する集成(比丘尼相応)」「ヴァンギーサ長老についての集成(婆耆沙長老相応)」「サッカに関する集成(帝釈相応)」などを収録。〉
新刊1111
2011-11-14 / 新刊
新 刊 1111
みんなの寺のつくり方 檀家ゼロからでもお寺ができた!
天野和公=著 雷鳥社 1365円
〈お寺って新しくつくれるの? 手続きは? 檀家さん集めは? 収入は? 資金は? 場所は? 建物は? など、お寺をつくるために知りたいことを、日本一の寺嫁を目指す著者がまとめた一冊。〉
鎌倉仏教への道 実践と修学・信心の系譜
菊地大樹=著 講談社 1680円
〈鎌倉新仏教はゼロから生まれたのではなかった。山林修行、戒律の問題、経典への信仰など「実践」をキーワードに、これまで見過ごされてきた、新仏教を準備したさまざまな運動に光を当てる。〉
禅 壁を破る智慧
有馬頼底=著 朝日新書 朝日新聞出版 756円
〈有馬家に生まれ、8歳のときに日田・岳林寺で出家。京都仏教会の理事長としては古都税に異議を唱えた。相国寺派管長である高僧が、生きることは決してつらいことではないという禅の奥義から、こんな世にも気持ちを「平らにして」毎日を一歩一歩と歩む方法を教授。〉
親鸞 いまを生きる
姜尚中、田口ランディ、本多弘之=著 朝日新書 朝日新聞出版 756円
〈没後750年、いま親鸞の教えが苦悩する日本人の心に強く響く。他力本願の本当の意味とは、浄土はどこにあるかなど、人気政治学者とスピリチュアルな作品を紡ぐ女性作家、親鸞仏教センター所長が、自らの経験を織り交ぜ、教えの神髄を論じあう。〉
日本の「宗教」はどこへいくのか
山折哲雄=著 角川書店 1575円
〈日本の宗教はどこからきてどこへいくのか。鎌倉仏教の担い手たち、法然・親鸞・道元・日蓮らの「心の探求」という精神的な命脈を糸口に、日本思想の根幹をなす祖霊信仰と神仏とのかかわり、近代前後の宗教観を解く。〉
息身佛 ただ、息をする。ただ、生きる。
板橋興宗=著 角川SSC新書 角川書店 819円
〈人間に文明をもたらした言葉。今私たちは、その言葉によって傷つき、悩みを増大させています。「生きる意味」について、何十年も悩み続けた老禅師が語る、心が軽くなる生き方指南。〉
法然の編集力
松岡正剛=著 NHK出版 1890円
〈日本仏教の革命ともいえる法然の〈選択=編集〉は、いかに成し得たのか。博覧強記で知られる著者が迫る。〉
道元の思想 大乗仏教の真髄を読み解く
頼住光子=著 NHKブックス NHK出版 1155円
〈一見奇妙にも思える『正法眼蔵』を平易に読み解きつつ、道元にいたる大乗仏教の展開や同時代人・親鸞との比較もふまえて、道元のたどり着いた悟りの姿に迫る。〉
日本仏教の可能性 現代思想としての冒険
末木文美士=著 新潮文庫 新潮社 515円
〈葬式、禅、死者。生活に根付く仏教的なキーワードを取り上げ、新時代における意義と可能性を探るスリリングな連続講義。〉
親鸞の解釈と方法
杉岡孝紀=著 法蔵館 4620円
〈親鸞は仏典をいかに解釈したか?ガダマー、ハイデガーらの解釈学の手法を取り入れ、『教行証文類』における解釈と方法を考察し、その現代的意義と創造的理解を追究する。〉
地球と人間のつながり 仏教の共生観
鍋島直樹・玉木興慈・井上善幸=編 法蔵館 3780円
〈環境の世紀と呼ばれる21世紀、人間と地球が共生するため何が大切かを、仏教生命観の視座から解明し、命のかけがえのなさを見つめ、地球と人間の未来へのあり方を提言する書。〉
願心の目覚め
三明智彰=著 法蔵館 2100円
〈なぜ阿弥陀如来はすべての人を救えるのか。一切衆生を救う阿弥陀如来の、願心の世界に生きるとは一体どういうことかを説き、現実社会における他力念仏のあり方を示した講演集。〉
親鸞の二諦説とその展開
北村文雄=著 法蔵館 2940円
〈親鸞の思想形成に多大な影響を及ぼしたといわれる龍樹教学。本書では、龍樹の縁起思想を承けて発展した「二諦説」「一異の論」を中心に取りあげ、親鸞教学に新視点を提供する。〉
近世勧進の研究 京都の民間宗教者
村上紀夫=著 法蔵館 8400円
〈本願・木食聖・十穀聖・仏餉取から、桂女・万歳まで。地域社会と寺社との橋渡しとなった民間宗教者の勧進行為を通して、彩り豊かな近世社会像を描き出す、新視点による勧進の文化史。〉
これだけは知っておきたい 法華経の基礎知識 全28章を読み解く
大法輪閣編集部=編 大法輪閣 1680円
〈法華経全体の構成、覚えておきたい重要語、主な登場人物等を紹介し、さらに全28章それぞれのあらすじや大切な教えを平易に解説。本書を読めば、法華経がなぜ 「諸経の王」 と呼ばれるのか、他の経典と何が違うのかが分かる!〉
光のなかを歩む 従容録ものがたり3
青山俊董=著 春秋社 1890円
〈公案集として名高い「従容録」の一句一句を一般の我々の生活に生かすために読み解いた講話集。待望の第3集、完結編。〉
無心の一歩をあゆむ
山川宗玄=著 春秋社 1680円
〈いま禅はニューウエーブの時代である。そのトップランナーとして疾駆する著者の、魅力あふれる「禅エッセイ」。1話3頁という短い語りの中に、「禅の心」・「禅の生き方の神髄」を見事に示す。〉
新刊1110
2011-10-07 / 新刊
新 刊 1110
法然親鸞一遍
釈徹宗=著 新潮新書 新潮社 714円
〈浄土宗・真宗・時宗の三祖を比較し、それぞれの「信心」に迫る。法然と親鸞が一遍でわかる、究極の一冊!〉
折れない心をつくる 名僧の言葉
田中治郎=著、奈良康明=監修 PHP研究所 819円
〈法然、一遍、栄西、慈円、西行、蓮如、良寛……、歴史に名を残す名僧46人の言葉をエピソードとともに紹介する。〉
空の智慧、科学のこころ
ダライ・ラマ十四世、茂木健一郎=著 集英社新書 集英社 735円
〈慈悲と非暴力の教えを説き続けるダライ・ラマ十四世は、科学にも深い関心を持っている。世界のリアリティを追究するという点に宗教と科学の接点を見出す脳科学者・茂木健一郎と、仏教と科学の関係、人間の幸福について語り合う。〉
欲ばらないこと 役立つ初期仏教法話13
アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ新書 サンガ 735円
〈お釈迦様による欲の分析と克服法を、わかりやすくご紹介します。〉
いいお坊さん ひどいお坊さん
勝桂子=著 ベスト新書 KKベストセラーズ 800円
〈死んだときだけが、お寺の出番ではありません。この生きづらさを乗り越えるための寺院・僧侶との正しい付き合い方を探る。〉
仏教、本当の教え インド、中国、日本の理解と誤解
植木雅俊=著 中公新書 中央公論新社 840円
〈(紹介テキストなし)〉
平常心のレッスン
小池龍之介=著 朝日新書 朝日新聞出版 798円
〈苦しみを減らし、幸せに生きるためにもっとも大事なものが平常心。プライド、支配欲、快楽への欲求など心を苦しめるものの正体を知り、自分のあるがままの心を受け入れていくやさしいレッスンの書。〉
私と宗教
高村薫、小林よしのり、小川洋子、立花隆、荒木経惟、高橋惠子、龍村仁、細江英公、想田和弘、水木しげる=著 平凡社新書 平凡社 819円
〈『宗教と現代がわかる本』2007〜2011年版に掲載された記事を再構成。日本を代表する10人の表現者が、「宗教」と自身のかかわりについて語る。3.11後の生き方を考えるために。〉
ゴータマ・ブッダのメッセージ 『スッタニパータ』私抄
羽矢辰夫=著 大蔵出版 2415円
〈『スッタニパータ』には、ゴータマ・ブッダのたどった道筋が素朴な表現で断片的に示されています。本書は現代の人々がゴータマ・ブッダの目覚めを指針(=メッセージ)として成長していけるように、それらの記述のあいだに橋を架ける試みです。〉
龍樹の仏教 ─十住毘婆沙論
細川巌=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1365円
〈第二の釈迦と讃えられながら自力での成仏を断念した龍樹は、誰もが仏になれる道の探求に打ち込んでいく。法然・親鸞を導いた究極の書。〉
親鸞聖人七百五十回御遠忌記念論集[下巻] 親鸞像の再構築
大谷大学真宗総合研究所=編 筑摩書房 4200円
〈伝承上の親鸞から歴史学が明らかにする親鸞へ、また現代社会における「他力」思想のよすがとしての親鸞へ、学際的な研究により、新たな人間像を浮き彫りにする。〉
親鸞聖人七百五十回御遠忌記念論集[上巻] 『教行信証』の思想
大谷大学真宗総合研究所=編 筑摩書房 3990円
〈末法の世に著された親鸞の主著『教行信証』。そこには如何なる思想が結実しているのか。重要な四つの視座「念仏」「信心」「救い」「浄土」から、親鸞の仏道に迫る。〉
「禅」の教えがやさしくわかる本
村越英裕=著 河出書房新社 1260円
〈日本人の精神や文化に大きな影響をもたらした「禅」の教えとは? 坐禅、精進料理、禅語、公案など、興味深いトピックスから、豊富な図版とともに解説する。不動心を得るヒントにもなる書!〉
いつでもひとりに戻れる生き方 変われる私を見つける禅のこころ
藤原東演=著 亜紀書房 1575円
〈「通身是病通身薬」人生のすべての楽しみは、孤独の中に宿っている。生老病死にまつわる事例をもとに禅のフレーズで学ぶ、ひとりを味わう“とっておきの”ヒント。〉
法然を読む 「選択本願念仏集」講義
阿満利麿=著 角川学芸出版 860円
〈法然が膨大な行の体系の中から選び取った「南無阿弥陀仏」の一行は、不条理や不安が生み出す絶望から人々を自由にする唯一の言葉だった。主著『選択本願念仏集』をテキストとして、その信念と現代的意義を読み解く。〉
みんなに読んでほしい 本当の話 第3集
篠原鋭一=著 興山舎 1429円
〈東日本大震災の被災者支援のために向かった東北の地で出会った人々の心とは?母親に心中を思いとどまらせた子どもの行動とは?など、著者が出会った25の生き方を紹介しています。〉
仏教入門 インドから日本まで
瓜生中=著 大法輪閣 1995円
〈釈迦の誕生から教団・思想の成立、アジアに広がった仏教のようす、日本でのダイナミックに浸透した独特の発展過程など、釈迦の教えをベースに据えて、歴史・哲学・儀礼との関係性にもふれながら、簡潔かつ丁寧に解説。〉
西川玄房和尚のキッチンでつくる精進料理
西川玄房=著 淡交社 1995円
〈毎日の食卓を考えて簡単にキッチンでつくれる“精進料理”と、記念日などにも喜ばれる簡単なのに豪華な精進料理も、おひろめしています。季節別・食材別・料理別を一体とした献立を心がけた、キッチンで楽しくつくれる本作りになっています。〉
往生の極意
山折哲雄=著 太田出版 1680円
〈西行、親鸞、良寛、宮沢賢治など、多くの先達の死に方と死についての智恵を参照しながら、現代人の「死のセンスの洗練」を教示する、画期的な往生論。〉
独りじゃないよ
川村妙慶=著 二玄社 1260円
〈これまでになく生と死が身近な問題となっている現代。長年悩み相談を通して心の問題と向き合ってきた著者が、今を前向きに生きていくにはどうしたらいいかを、親鸞聖人の智慧をバックボーンに優しく平明な語り口で説いていく。〉
河口慧海への旅 釈迦生誕地に巡礼した人びと
高山龍三=著 勉誠出版 4410円
〈日本とネパール、120年の文化交流史。河口慧海をはじめ、インド・ネパールに旅した人々の足跡を辿る旅と研究の軌跡。〉
執らわれない心 日本人の生き方の原点に立ち返れ!
塩沼亮潤=著 PHP研究所 1155円
〈著者は、東日本大震災を境に「論理」や「理屈」の時代は終わったと説く。これからの世界を生き抜くための珠玉のメッセージ。〉
法然と親鸞 仏教二大改革者の生涯と思想
武田鏡村=著 PHP研究所 1365円
〈法然が切り拓いた念仏信仰、それをさらに一般的にした親鸞の念仏信仰。これまで語られることがなかったその相互の関係にせまる。〉
江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編
山折哲雄=監修 槇野修=著 PHP新書 PHP研究所 966円
〈湯島天神、明治神宮、増上寺、とげぬき地蔵、泉岳寺、祐天寺、目黒不動、深大寺など、山手線内を中心に西東京まで足を伸ばす。〉
江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
山折哲雄=監修 槇野修=著 PHP新書 PHP研究所 966円
〈京都、奈良に続く「寺社を歩く」シリーズ。浅草寺、寛永寺、富岡八幡宮、柴又帝釈天など、まずは下町情緒あふれる7エリアを完全制覇。〉
仏陀
ひろさちや=著 春秋社 1785円
〈「多くの人々の利益と幸福のために」「世間の利益と幸福のために」と仏陀が説かれた教えを、いま日本にある仏教=大乗仏教の視点から分かりやすく解説。また大乗仏教誕生に関する新説も展開。在家仏塔教団がつくった「楽しい聖地」で起こった「仏教再発見」が日本仏教のルーツだった!?〉
闘う仏教 現代宗教論
河野太通、対本宗訓=著 春秋社 1680円
〈いま未曾有の津波と原発を超えて、日本人はどう生きたらいいのか。仏教界を代表する禅僧と異色の僧医が、そんな現代日本の社会と人生と宗教をにらんで、縦横無尽の議論を展開する、注目の現代宗教論。日本人の行方を見すえ、未来を展望する刮目の対論。〉
かわいいぶつぞう たのしいマンダラ
頼富本宏=監修 峯村冨一=著 春秋社 1260円
〈仏像キャラクターは、仏像をより身近に楽しみたいということで出来ました。そして、その仏像たちの宝庫なのが今回のターゲット、密教マンダラです。このマンダラをめぐって、さらにディープに仏像ワールドを満喫してしまおうっていうのが今回の企みです。〉
新刊1109
2011-09-26 / 新刊
新 刊 1109
足利義満と禅宗 シリーズ権力者と仏教3
上田純一=著 法蔵館 2100円
〈室町幕府三代将軍足利義満は、日明貿易(勘合貿易)の推進者として知られる。だが、その実務は主に禅僧が担っていた。舞台裏で外交を取り仕切った禅僧たちの素顔に迫る。〉
江戸城大奥と立山信仰
福江充=著 法蔵館 10500円
〈新出史料を基に、民衆から大名家、江戸城大奥にまでいたるネットワークを築いた、立山の宗教者たちの行動を解明した画期的大著。〉
宗教概念の彼方へ
磯前順一・山本達也=編 法蔵館 5250円
〈古き常識を破り、露わになった新しい現実のなかで、宗教はどのように語り直されていくべきか。ジャック・デリダ、ジュディス・バトラー、ホミ・バーバなどによる現代の必読書。〉
真宗求道学 真宗学シリーズ5
信楽峻麿=著 法蔵館 2100円
〈真宗における真実信心がいかなる構造をもって成立し、相続されていくかを、親鸞の行道論を参考に考察する。かつて顧みられることのなかった問題に初めて踏み込んだ意欲的論考。〉
宗教教育学研究
海谷則之=著 法蔵館 3990円
〈宗教と教育の関わりについて、「いのち」の教育という人間形成的側面を重視した教育学研究として、キリスト教と仏教双方の視点から論じた画期的論考。〉
現代人の祈り 呪いと祝い
内田樹、釈徹宗、名越康文=著 サンガ 850円
〈いま注目の三人が、宗教性の多様な側面を通して、<私>と<他者>を語りつくす。現代人の苦悩を理解するヒントと「呪いの時代」を生き延びる術がここにある!〉
ブッダの聖地 スマナサーラ長老と歩くインド八大仏蹟
アルボムッレ・スマナサーラ=著 サンガ 5985円
〈ここは釈尊という生身の人間が、生まれて、歩いて、覚りをひらき、真理の教えを世に現わし、入滅された地〉
サンガジャパンVol.7
サンガ 1890円
〈寄稿:アルボムッレ・スマナサーラ, みうらじゅん,田中優,大田俊寛,ネルケ無方,宮崎哲弥×呉智英〉
比叡山と室町幕府 寺社と武家の京都支配
三枝暁子=著 東京大学出版会 7140円
〈中世後期,武家政権として初めて京都を拠点とした室町幕府の支配の実態から新たな中世像を描く.比叡山延暦寺を中心とする寺社勢力が行使した権力のあり方を祇園社・北野社の史料から解明し,それと連立することによって実現した室町幕府の支配構造を分析し,中世の国家体制の転換点に迫る.〉
ブッダを知る事典
菅沼晃、渡辺章悟=著 佼成出版社 4410円
〈ブッダ(釈尊)は、いかなる真理に目覚め、私たちに何を伝えようとしたのか。仏教誕生の壮大なドラマを、豊富な辞典項目と詳しい解説でたどる仏教ガイドの決定版。〉
仏教文学を読む事典
武石彰夫=著 佼成出版社 4410円
〈日本文学の根底に流れる仏教思想に着眼。作品の源となる仏教思想や時代背景をひもとき、どのように文学作品として昇華されていったのか、その味わいについて解説。仏教と文学の接点を見出す、総合的な事典です。〉
禅語百選 人生の杖ことば、いのちの言葉
松原泰道=著 祥伝社新書 祥伝社 840円
〈禅のこころの根幹を現代人にやさしく伝える100の言葉〉
地図とあらすじでわかる!弘法大師と四国遍路
星野英紀=監修 青春新書インテリジェンス 青春出版社 1190円
〈人々を救う弘法大師信仰とは何か。四国八十八ヵ所霊場を歩くとは一体どういうことなのか。日本人の祈りの歴史と遍路の魅力を、ふんだんな地図と図版で紹介。◎全八十八ヵ寺の基本情報も掲載!〉
如来と菩薩 ご利益・功徳事典
大森義成=著 わたしの家の宗教事典選書 学研パブリッシング 1680円
〈日本で信仰されている主な如来、菩薩の働きと姿を、仏典と古今の霊験譚から分かりやすく解説した図典。現役の僧侶による軽妙な叙述、さらには諸尊の図版を豊富に掲載し、仏教の教えと密教の世界観が理解できる。初学者にも、そうでない人にも役立つ事典。〉
はじめての禅
大本山建長寺=監修 学研パブリッシング 580円
〈禅はまぎれもなく心とカラダをやすらぎに導くメソッドであるが、本書は、今、まさに求められている心のよりどころとしての禅を生活に根ざした実用的な「坐禅の方法」を中心に、わかりやすく禅の世界を紹介した1冊です〉
エロスとグロテスクの仏教美術
森雅秀=著 春秋社 2625円
〈エロスやグロテスクとかかわりのあるさまざまな図像を、インドと日本の仏教美術の名品から選び出し、これらを通して、それぞれの地域と時代に固有の文化を知るとともに、全体を貫く普遍的な美意識や人間観を明らかにする。〉
新刊1108
2011-08-14 / 新刊
新 刊 1108
葬式仏教の誕生 中世の仏教革命
松尾剛次=著 平凡社新書 平凡社 735円
〈不要の声も多い葬式だが、そもそもは穢れを恐れるあまり、風葬・遺棄葬が当たり前だった中世に、人々が強く求め、仏教がそれに応えたものだった。日本人は“弔い”をいかに獲得したか。〉
禅の第一義
鈴木大拙=著 平凡社ライブラリー 平凡社 1260円
〈「宗教の極致は禅である」と説く鈴木大拙の初期の代表作。哲学と禅、キリスト教と禅との比較、悟りに至る公案の意義、座禅の作法など、具体的な例を挙げながら禅とは何かを解き明かす。〉
生きていく 救われていく
石上智康=著 徳間書店 1470円
〈心に響く詩と、東日本大震災の被災地の子どもたちによる絵のコラボレーション!〉
つぎはぎ仏教入門
呉智英=著 筑摩書房 1470円
〈現存するお経の多くはニセモノ!? 釈迦は非凡なエゴイスト!? 知ってるようで知らない仏教の、その歴史から思想的核心まで。現代人のための最良の入門書。〉
法然入門
阿満利麿=著 ちくま新書 筑摩書房 777円
〈私に誤りはなく、私の価値観は絶対だ――愚かな人間のための唯一の仏教とは。なぜ念仏一行なのか。日本史上最大の衝撃を宗教界にもたらした革命的思想を読みとく。〉
葬儀と日本人 位牌の比較宗教史
菊地章太=著 ちくま新書 筑摩書房 798円
〈葬儀の原型は古代中国でつくられた。以来二千数百年、儒教・道教・仏教が混淆し、「先祖を祀る」という感情に収斂していく。位牌と葬儀の歴史を辿り、死生観を考える。〉
行動する仏教 法然・親鸞の教えを受けつぐ
阿満利麿=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1050円
〈戦争、貧富の差、放射能の恐怖……。このどうしようもない世の中ででも、絶望せずに生きてゆける、21世紀にふさわしい新たな仏教の提案。〉
ブッダ・高僧の《名言》事典
大法輪閣編集部=編 大法輪閣 1680円
〈ブッダと、インド・中国・日本の高僧の《名言》約250を、「真理」 「生き方」 「悟り・救い」などの分野に分け、やさしい解説とともに紹介。混迷の時代を生き抜くためのヒントととなる「知恵の言葉」でいっぱいの一冊。〉
祈る力 人が生み出す<癒し>のエネルギー
対本宗訓=著 ワンテーマ21 角川書店 760円
〈「祈り」は無力な行為ではない。医療の現場でもそのパワーに注目が集まっている。「祈り」と「癒し」がどうつながり現実世界にどう生きているのかを見ていく。〉
仏教漢語50話
興膳宏=著 岩波新書 岩波書店 756円
〈仏教に由来する数多くの漢語の中から,平等,世間,我慢,睡眠,道楽など日常生活で親しまれている50の言葉を取り上げ,その語源や意味について興味ぶかいエピソードを交えて説き明かす.〉
シッダルタ
ヘッセ=作 手塚富雄=訳 岩波文庫 岩波書店 630円
〈ヘッセの深いインド研究と詩的直観とが融合して生み出された〈東洋の心〉の結晶とも言うべき人生探究の物語.原文の格調高い調べを再現した達意の名訳.〉
梵漢和対照・現代語訳 維摩経
植木雅俊=訳 岩波書店 5775円
〈維摩経の正確かつ平易な現代語訳.前世紀末に見つかった20世紀仏教学史上最大の発見と称されるサンスクリット原典に依拠し,梵文と漢訳(書下し)を併記.詳細な注解を付す決定版.〉
證空辞典
中西随功=著 東京堂出版 4300円
〈浄土宗の正統な継承者でありながら、世に知られない證空。證空の教えを、教義・典籍・関係人物・遺跡から読み解きます。〉
悲しむ力
中下大樹=著 朝日新聞出版 1050円
〈いま私たち女性が苦しみから抜けだす方法。それは、「覚悟を決める」ということです。世の中に永遠なんて何ひとつありません。変化しないものはないと受け入れてみるのです。〉
女の覚悟 ひとり悩むあなたへ贈る言葉
川村妙慶=著 講談社 1500円
〈いま私たち女性が苦しみから抜けだす方法。それは、「覚悟を決める」ということです。世の中に永遠なんて何ひとつありません。変化しないものはないと受け入れてみるのです。〉
海外版 百寺巡礼 ブータン
五木寛之=著 講談社文庫 講談社 470円
〈なぜか懐かしさを覚える風景が広がっている。ブータンには確固たる「一つの世界」がある。風を肌で感じ、聖者の声と目には光がある。今日を生きることは、明日を生きること。日本から遠く離れたこの地で命の輝きを見た。〉
はじめて学ぶ宗教 自分で考えたい人のために
岡田典夫、小澤浩、櫻井義秀、島薗進、中村圭志=著 有斐閣 1995円
〈宗教を信じると否とにかかわらず,私たちは生きていくうえで,宗教についての一定の知識や判断力・理解力が求められています。「いかに生きるか」という問いを忘れずに,現実社会との関わりを重んじながら,しかし冷静に,自分の頭で宗教について考えるための書。〉
仏教エコフィロソフィ
宇野弘之=著 国書刊行会 3570円
〈自然との共生を目指し、低炭素社会をを実現する大乗仏教思想、「仏教エコフィロソフィ」。世界の温暖化対策の動向を解説し、日本での取り組みも紹介。今からすぐ始められる身近な温暖化対策も多数紹介する。〉
カラー版 空海と密教美術
川辺秀美、武内孝善=著 洋泉社新書y 洋泉社 1000円
〈豊富な密教美術の紹介や読み解き方を入り口として、空海の実像、その思想までを理解する!〉
チベット密教 瞑想入門
ソナム・G・ゴンタ=著 法蔵館 3570円
〈チベット密教に精通し、長年瞑想指導にあたる著者が、苦しみからの解放と究極の善の道を得るための正しい瞑想法を初心者向けに解説。独習での瞑想の助けとなる貴重図版も多数掲載。〉
ダライ・ラマ こころの自伝
ダライ・ラマ14世=著 S.ストリル=ルヴェ=編 ルトランジェ治美=訳 春秋社 2625円
〈幼少時の故郷での思い出や母親のやさしさ、ダライ・ラマ認定のための数々の試験、毛沢東の印象、中国侵略時の苦悩等にとどまらず、自分の生きる指針となる仏教の慈悲の思想や、現代社会で一番大切な人間的な価値など、ダライ・ラマ自身がいま世界の人々に最も伝えたいことを熱く語った感動の書。〉
賭ける仏教 出家の本懐を問う6つの対話
南直哉=著 春秋社 1995円
〈伝統仏教の教義、教団制度、修行、宗教体験、性欲の問題を、実際のエピソードを多く交えて赤裸々に語り、道元禅師に倣って、釈尊本来の役立つ仏教を復活させるための構想をも示すスリリングな対話篇。〉
新刊1107
2011-07-22 / 新刊
新 刊 1107
自己をわすれる 生き方としての仏教
奈良康明=著 東京書籍 1575円
〈仏教を「生き方」「生きる道」としてとらえるとどうなるか。社会の中に生きる人間の視点で,「縁起」や「無常」,「慈悲」,「中道」など仏教のエッセンスを簡明に解説。〉
自然を生きる
玄侑宗久、釈徹宗=著 東京書籍 1575円
〈玄侑宗久と釈徹宗が混迷する日本を「縦」と「横」と仏教の視点から語る。〉
池上彰の宗教がわかれば世界が見える
池上彰=著 文春新書 文藝春秋 840円
〈仏教、ユダヤ教、キリスト教からイスラム教まで。無宗教だけど信心深い日本人は宗教とどう向き合うべきか。やさしくて深い入門書〉
別冊太陽 空海 真言密教の扉を開いた傑僧
別冊太陽編集部=編 平凡社 2520円
〈平安時代初期に活躍した日本真言密教の大成者、その生涯と事績をたどる。東寺講堂の立体曼荼羅を新撮、また両界曼荼羅図(西院本)の詳細図版も余すところなく掲載する。〉
日本書紀の謎と聖徳太子
大山誠一=編 平凡社 2520円
〈〈聖徳太子〉を創りだした『日本書紀』。その成立の背景に見える作者の思惑、裏に潜む中国の影響。そこから浮かび上がる〈聖徳太子〉の虚実を明らかにしつつ、『日本書紀』の謎に迫る。〉
鎌倉古社寺辞典
吉川弘文館編集部=編 吉川弘文館 2700円
〈約150ヵ所を収録し、エリア別に由緒や歴史を図版も交え平易に解説。略地図、関係人物略伝、年中行事一覧、索引の付録も充実。〉
京を支配する山法師たち 中世延暦寺の冨と力
下坂守=著 吉川弘文館 2700円
〈延暦寺が力と富を持ち得たのはなぜか。室町幕府に政治改革を迫り、戦乱を生き抜いた寺僧たちの姿から世俗権力延暦寺の実態を解明。〉
江戸の寺社めぐり320 鎌倉・江ノ島・お伊勢さん
原淳一郎=著 吉川弘文館 1700円
〈参拝のために故郷を後にした庶民の覚悟。文人層の修養と名所めぐりの旅。行動文化の視点から、旅の大衆化が進む江戸時代を探訪する。〉
親鸞聖人伝説集
菊藤明道=著 法藏館 2940円
〈親鸞聖人600回大遠忌に刊行された正聚房僧純編『親鸞聖人霊瑞編』。その現代語訳に詳細な解説を付す。「川越の名号」「佛光寺放光仏」「熊野霊告」「蕎麦喰いの御木像」など〉
梵文無量寿経・梵文阿弥陀経
藤田宏達=校訂 法藏館 8400円
〈浄土教の根本原典『梵文無量寿経』と『梵文阿弥陀経』のローマ字校訂の決定版!現存する写本・悉曇本の全てを対校し、英文の本文脚注・解題、サンスクリット語索引を付した画期的労作。〉
海外版 百寺巡礼 中国
五木寛之=著 講談社文庫 講談社 540円
〈文化は移動する間に変化し、成熟する。中国で興り、欧州へ伝わった「禅」こそ、仏教がみずから発した新風だったのだろう。中国から日本、日本から欧米へ。成長していく仏教の姿をこの地で確認しよう。〉
海外版 百寺巡礼 朝鮮半島
五木寛之=著 講談社文庫 講談社 520円
〈日本に仏教を伝えた国、韓国。五体投地の礼拝を繰り返す人びとの姿に私たちの知らなかった精神世界があった。海にそそがれる漢江(ハンガン)の流れに、アジアをつらぬく一つの祈りを見に行こう。〉
仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界
五木寛之=著 講談社選書メチエ 講談社 1575円
〈源為憲が永観二年(九八四)、尊子内親王に献上した『三宝絵』。上巻では、菩薩とよばれた前世での釈迦の実在する世界が、中巻では菩薩から僧に法が伝えられる様が、そして下巻では僧が行う仏教儀礼が語られる。現代社会にも深く浸透している日本仏教とは何なのか。ここから、その本質が見えてくる!〉
密教経典 大日経・理趣経・大日経疏・理趣釈
宮坂宥勝=著 講談社学術文庫 講談社 1575円
〈心のありかたを説く『大日経』住心品、真言宗などで読誦される『理趣経』、それらの奥義を理解するための注釈書『大日経疏』と『理趣釈』。詳細な語釈を添え現代語訳を施した密教の代表的経典をとおし、その教義と真髄を明らかにする。〉
世界の教科書でよむ〈宗教〉
藤原聖子=著 ちくまプリマー新書 筑摩書房 819円
〈宗教というとニュースはテロや事件のことばかり。子どもたちは学校で、他人の宗教とどう付き合うよう教えられているのか。欧米・アジア9か国の教科書を実際に確かめてみよう。〉
高野聖
五来重=著 角川ソフィア文庫 角川書店 1050円
〈高野山を根城に諸国を遊行した高野聖。彼らはいかに民衆に根ざした日本仏教を広め、仏教の礎を支えてきたのか。古代末期から中世の聖たちが果たした歴史的役割と日本宗教の原始性を掘りおこした仏教民俗学の名著。〉
寺社ガールの正しいお作法 「お願いごと」を叶えるルール
角川書店 1470円
〈「お願いごと」は正しく願えば必ず叶う!お願いごとが必ず叶う10の心得と恋愛、仕事、勉強、金運…叶えたい願いごとにあわせた82のご利益寺社を紹介。風水芸人出雲阿国さんに聞く「願いごとを叶える」秘訣も収録!〉
キッパリ生きる!仏教生活 すこやかであるための仏教メソッド
釈徹宗=著 技術評論社 1659円
〈瞑想する,念仏をとなえる,深く呼吸する,お布施する,巡礼する……仏教の教えのなかには「身心を調える技法」として使えるものが膨大に含まれています。ひとつひとつは些細だけれども,日常で実践していればここぞという時に輝く,そんな小さな仏教的実践をイラスト入りで解説。〉
幸せを呼ぶ仏像めぐり
悟東あすか=著 二見書房 1365円
〈悩みや願望によって、どの仏さまに何をどのように祈願したらいいのか? 高野山で厳しい修行を積んだ真言宗阿闍梨で、赤塚賞受賞の尼僧漫画家が仏さまの真実の心をコミックエッセイでわかりやすく解説。〉
シリーズ大乗仏教〈全10巻〉(1)大乗仏教とは何か
高崎直道=監修 桂紹隆、斎藤明、下田正弘、末木文美士=編 春秋社 2940円
〈最新の大乗仏教研究の成果をふまえ、仏教思想の核心に迫る、シリーズ全10巻。本巻は、大乗仏教の定義に始まり、経典論、起源論、訳経論、資料論、教判論、思想論など、大乗仏教の新たな展望を拓く。〉
隠元禅師と黄檗文化
木村得玄=著 春秋社 3150円
〈黄檗宗に関連する渡来僧たちの渡来の理由と日本でのその後の事績、また黄檗宗の諸寺院の当時の様子、さらには黄檗宗で読誦されている経典類の詳しい紹介や、鳴り物入りで節をつけて唱える独特の梵唄(声明)の解説も含む。〉
カラーリング・マンダラ CREATE
正木晃=著 春秋社 1260円
〈初心者向けのマンダラ図は、シンプルだがデザイン的にはきわめてユニークである。また上級者向けのものは、図形が複雑かつ精緻で、彩色せずに線画だけ見ていても飽きがこない。いずれも癒し効果が高いので、思うまま自由に塗ることで開放感が得られる。〉
創造する東アジア 文明・文化・ニヒリズム
小倉紀蔵=著 春秋社 4200円
〈日中韓の関係はなぜ膠着するか。背景にあるのは「我こそは○○文明(文化)の担い手だ」というような、戦略的な自己意識の表明だ。転換期の今、それを再検討する必要がある。〈文明〉と〈文化〉、いずれの価値観をも否定する〈ニヒリズム〉――三つの概念を再定義し、多重主体的な個を論じる希望の哲学。〉
人間の生き方を道元に学ぶ
ひろさちや=著 春秋社 1680円
〈「さとり」の境地を味わうには…?難解と思われがちな「禅」の考え方が本書でまるごとわかります。日本仏教の巨人、道元が一般の人々に説いた教えを、細かく丁寧に解説。日々の生活の中で生かせる仏教入門。「自分」を忘れる生き方とは。〉
新刊1106
2011-06-05 / 新刊
新 刊 1106
おとなのカル旅(1) 空海と密教美術を訪ねる旅
ぴあMOOK ぴあ 880円
〈東京国立博物館で「空海と密教美術」の開催もあり、ブームになりそうな空海と密教、密教美術と密教文化についてわかりやすく解説&ゆかりの地を訪ねる旅ガイド本です。〉
大乗仏教の深層心理学 『摂大乗論』を読む 新装版
岡野守也=著 青土社 2310円
〈千五百年以上前に書かれながら、フロイド、ユング、アドラーの心理学を包括し、乗り越える大乗仏教の教義「唯識」の体系的理論書『摂大乗論』。「唯識」そして仏教の核心を示すこのテキストを、初めて本格的にわかりやすく読み解き「覚り」へと至るための理論や瞑想法を明快に提示する。〉
いま、生きる 良寛の言葉
竹村牧男=監修 青春新書インテリジェンス 青春出版社 977円
〈地位、名誉、金品へのいっさいのこだわりを持たず、越後のちいさな庵に独居し、そこにいるだけで周囲の人々をあたたかい気持ちにさせた良寛。数ある漢詩の中から、生きる意味さえ見失いがちな現代人の心に響く言葉を取り上げ、その清々しく心満たされる生き方を学ぶ。〉
阿頼耶識の発見 よくわかる唯識入門
横山紘一=著 幻冬舎新書 幻冬舎 798円
〈唯識とは、『西遊記』で有名な玄奘三蔵が伝えた仏教思想の根本で、「人生のすべては、心の中の出来事にすぎない」と説く。心の最深部にあるのが〈阿頼耶識〉。「心とは何か」を解明する鍵だ。〉
知識ゼロからの禅入門
ひろさちや=著 幻冬舎 1365円
〈(テキスト情報なし)〉
知識ゼロからのお参り入門 神棚・仏壇のお祀りの仕方
茂木貞純、平井宥慶=著 幻冬舎 1365円
〈(テキスト情報なし)〉
誰でもわかる維摩経
菅沼晃=著 大法輪閣 1995円
〈主人公は在家の富豪・維摩居士…ドラマティックで縦横無尽、そして新鮮な世界が新訳とともに広がる。数ある大乗経典の中でもユニークな経典をインド哲学の第一線にいる著者が現代人向けにやさしく書き下ろした入門書。〉
吉野修験 大先達の遺訓
五條順教=著 大法輪閣 1575円
〈吉野に生まれ山伏として活躍し、約40年にわたり金峯山修験本宗の管長を務めた著者が、実践の中から湧き出た生き方・修行の極意を述べる。実践実修の道を歩んだ大先達ならではのストンと心に響く名言にあふれた一冊。〉
正法眼蔵 仏性を味わう
内山興正=著 大法輪閣 2310円
〈仏性とは、行きつく処へ行きついた生き方―仏性とは「仏になれる可能性」などという、痛くも痒くもない他人事ではない。道元禅師の『正法眼蔵』の中でも最高峰とされてきた「仏性」巻の真意を解き明かす。〉
釈尊と親鸞 インドから日本への軌跡
龍谷大学龍谷ミュージアム=編 法藏館 1575円
〈2500年前のインドでおこり、日本へ伝来した仏教の歴史や文化などをコンパクトにまとめて一挙掲載。詳しい解説に加え、仏教にまつわるエピソードを豊富な写真とコラムで紹介。全頁オールカラー。〉
絵伝にみる 法然上人の生涯
中井真孝=著 法藏館 2415円
〈浄土宗の宗祖・法然上人の一生涯を『法然上人行状絵図』を手がかりに読み解く。華麗な絵に丁寧な解説がつく〉
歴史のなかに見る親鸞
平雅行=著 法藏館 1995円
〈「親鸞」はいかにして誕生したのか。慈円への入室、六角堂参籠、玉日姫との婚姻説、善鸞義絶事件など様々な伝承と膨大な研究が存在する親鸞の生涯と思想について、史料の検証からその虚実を明らかにする。〉
親鸞に学ぶ信心と救い
本多弘之=著 法藏館 1050円
〈曾我量深・安田理深から親鸞教学の核心を学んだ著書が、死後に実体化された浄土教理解を批判し、今生の救いとしての親鸞聖人の他力の信心の現代的意義を〉
増補版 妙好人伝の研究
菊藤明道=著 法藏館 9450円
〈念仏に生きた在俗の篤信者・妙好人の姿を、膨大な史料の博捜と入念な実地調査により描き出した名著に、最新の研究成果を増補した決定版。〉
念仏者の福祉思想と実践 近世から現代にいたる浄土宗僧の系譜
長谷川匡俊=著 法藏館 2940円
〈「念仏者にとって福祉実践は捨てるべき雑業・雑修か」。近世・近代浄土宗史の碩学にして福祉事業の実践者でもある著者が、古くからあるその問いに、長年の実証
的研究と自らの体験的思索を踏まえて真っ向から答える。〉
日本古代の僧侶と寺院 日本仏教史研究叢書
牧伸行=著 法藏館 2940円
〈中国に渡る前の空海や、東大寺草創期の僧など、僧侶の伝記を通じて、古代仏教のあり方を新たに問い直す注目の書。〉
医者の目 仏のこころ
田畑正久=著 ひとりふたり 聞法ブックス11 法藏館 400円
〈自分中心に物事を考えてきた人ほど、疎外されている気持ちを抱きやすいのはなぜでしょうか。仏法に生かされてきた著者が診察室よりおくる、豊かな人生のためのメッセージ。〉
古代東北仏教史研究 佛教大学研究叢書11
窪田大介=著 法藏館 8400円
〈最新の発掘成果と資料を用いて、東北地方における 仏教の受容と展開を明らかにした待望の書。〉
唯識 さとりの智慧 『仏地経』を読む
長谷川岳史=著 春秋社 2310円
〈玄奘三蔵訳『仏地経』を読み込みながら、唯識思想や仏教における「さとり」の根本思想について紹介する入門書。中国仏教と日本仏教の関係、ブッダの境地、それに至る道筋などとは。原典の書き下し文と平易な解説文により経典一冊をまるごと読むことができる。〉
人はみな仏である 白隠禅師坐禅和讃・一転語
朝比奈宗源=著 春秋社 1785円
〈白隠禅師の有名な「坐禅和讃」を素材に「仏心」に休らう人の生き方を語る法話集。禅機に溢れた老師の語録である「一転語」を付す。〉
宗教と〈他〉なるもの 言語とリアリティをめぐる考察
星川啓慈=著 春秋社 3570円
〈人間のリアルを生みだすのは実は言語だ、という立場から、ウィトゲンシュタイン、シュッツ、オースティンらの哲学理論を縦横に用いて、宗教の真理や体験の本質を問い、リアリティを異にする者との意思疎通の問題にまで大胆に切りこんでゆく宗教哲学のスリリングな展開。〉
新刊1105
2011-05-18 / 新刊
新 刊 1105
マイ仏教
みうらじゅん=著 新潮新書 新潮社 714円
〈人生は苦。世の中は諸行無常。でも、「そこがいいんじゃない!」と唱えれば、きっと明るい未来が見えてくる。その意外な魅力や面白さを伝える、M・J流仏教入門。〉
怒るヒント 善人になるのはおやめなさい
ひろさちや=著 青春新書インテリジェンス 青春出版社 860円
〈「善人になるな。卑屈になるな。釈迦もキリストも、本当の人格者はちゃんと怒って生きてきた」--ストレスがたまらない身の処し方を、仏教のエッセンスを交えて説く、ひろ流・タブーなき処世のヒント。〉
天平の阿修羅再び 仏像修理40年・松永忠興の仕事
関橋眞理=編著 日本工業新聞 1470円
〈国宝・重要文化財をはじめとする美術工芸品(彫刻および木工品)の修理を行う美術院で40年間、仏像修理や模刻に携わってきた松永氏の仕事について、阿修羅像の模造を中心に紹介し、仏像修理の実態、仏像模刻の意義を解説する。〉
名僧でたどる日本の仏教
末木文美士=監修 別冊太陽 平凡社 2625円
〈釈迦の教えを実践し、真理を説く僧たち。彼らの活躍は外来文化としての仏教受容を超え、日本人の思想・倫理に大きな影響を及ぼした。日本仏教の形成に貢献した代表的な僧侶を巡る〉
道鏡 悪業は仏道の精華なり
三田誠広=著 河出書房新社 1995円
〈道鏡とは何者か。看病禅師として病気を治したことから孝謙天皇の寵愛をうけ法王まで上り詰めた道鏡。有数の知識と学識を持ち、同時に呪禁力も兼ね備えた道鏡とは? 全く新しい道鏡像!〉
道元
和辻哲郎=著 河出文庫 河出書房新社 599円
〈『正法眼蔵』で知られる、日本を代表する禅宗の泰斗道元。その実践と思想の意味を、西洋哲学と日本固有の倫理・思想を統合した和辻が正面から解きほぐす。大きな活字で読みやすく。〉
「律」に学ぶ生き方の智慧
佐々木閑=著 新潮選書 新潮社 1050円
〈理系出身の仏教学者が、古代インドの宗教界から、現代日本の科学や政治の問題まで、縦横無尽に行き来しながら、「律」に秘められた釈迦の哲学をわかりやすく読み解く。〉
祈りの力 行動する智慧
川原英照=著 春秋社 1575円
〈寺院活動のみならずボランティアなどの社会活動にも力を入れている著者が、自らの人生観をはじめ、万人に勧めている内観法、再評価すべき日本の伝統文化と死生観、募金活動と国際協力、さらにはチベット人弾圧に対する抗議運動など、現代の重要テーマをグローバルな視点から語る。〉
フォト・メッセージ ダライ・ラマ 希望のことば
ダライ・ラマ14世、薄井大還=著 春秋社 1470円
〈ダライ・ラマの日本公演録の中から、私たちの心に響く言葉をまずセレクト。その言葉に合わせて、ダライ・ラマに随行して撮影を続けている薄井氏が、自分の作品の中から感動的な写真や誰も見たことのないような写真をピックアップし、両方を融合させて出来上がったのが本書です。〉
法華経の省察
T.N.ハン=著 藤田一照=訳 春秋社 2625円
〈諸経の王と呼ばれ、日本の伝統仏教のみならず新宗教にも多大な影響を与えてきた法華経の鮮烈なメッセージを、世界的仏教者ティク・ナット・ハンが解説、大乗仏教の理想である、社会と関わり行動する菩薩の生き方をわかりやすく説く。〉
遠く宿縁を慶べ 親鸞聖人に遇える幸せ
大谷光見=著 春秋社 1500円
〈親鸞聖人の血を受け継ぐ東本願寺御門主当主である大谷光見師が、現代に親鸞が生きていたらその教えと救いをいかに説かれたか、親鸞当時の時代精神と現代の時代状況を加味しながらやさしく語る。親鸞晩年の「自然法爾」の思想と他力の信心の核心が今よみがえる講話集。〉
新刊1104
2011-04-21 / 新刊
新 刊 1104
正信念仏偈講義 全3巻
仲野良俊=著 法蔵館 15750円
〈親鸞浄土教の現代的意義を、大乗仏教の根本思想から明確に説き明かした仲野教学待望の集大成の『仲野良俊著作集全16巻』をリクエスト復刊により分野ごとに刊行予定。その第一弾。〉
人はいかにして神と出会うか 宗教多元主義から脳科学への応答
ジョン・ヒック=著 法蔵館 2940円
〈「宗教体験」は脳が見せる錯覚なのか?脳科学からの挑戦に、宗教多元主義の立場から合理的に考えうるかぎりの答えを提供する、ジョン・ヒック渾身の最新論考!〉
日本仏教版画史論考
内田啓一=著 法蔵館 10500円
〈仏・菩薩を板木に摺ったものを印仏という。本書では寺社の開板事情や信仰対象としての版画など、絵画史料を博捜し仏教版画の歴史上での位置づけを試みる。図版120点。〉
神仏と儀礼の中世
舩田淳一=著 法蔵館 7875円
〈中世寺社における各種の宗教儀礼を手がかりに、仏と神が中世的な信仰形態をいかにして獲得していくかを、思想運動のひとつとして多面的に論じ、神仏習合の具体的諸相を明らかにする。〉
歎異抄の真実 曽我量深に聴く親鸞の教え
小林光麿=著 法蔵館 2940円
〈『歎異抄』をある視点から読み解くと、親鸞が深い信心を獲得していったことがよく見えてくる。新たな読み方を提唱する、注目の一冊。〉
本当にわかる宗教学
井上順孝=著 日本実業出版社 1575円
〈「宗教学」は、特定の教義の中身ではなく、宗教と呼ばれる「人間の営み」を見つめる学問。本書では、宗教史をふまえつつ、「多くの宗教に共通する概念」「社会や人の心との関わり」などを明らかにします。現代における宗教の意味を学べる1冊です。〉
親鸞
石井恭二=著 河出文庫 河出書房新社 1050円
〈2011年に750回忌を迎える親鸞。旧仏教を超え、智から無知へ、賢から愚へ、人間の心の深層で悩み、非僧非俗のまま横ざまに庶民の中に入って伝えたその絶対的平等思想の実体を分りやすく解読する。〉
一休・正三・白隠 高僧私記
水上勉=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 998円
〈乱世に風狂一代を貫いた一休。武士道を加味した禅をとなえた鈴木正三。諸国を行脚し教化につくした白隠。伝説の禅僧の本格評伝。〉
親鸞
津本陽=著 ワンテーマ21 角川書店 760円
〈親鸞とはどのような人物で、その教えとはどのようなものなのか? 二度の長編小説で親鸞に取り組んだ著者が、長年の門徒としての視点と多くの資料から、親鸞の生きた時代に立ち返って解き明かす。〉
官能仏教
西山厚=監修・著 角川書店 1470円
〈象の姿の二人が抱き合う不思議な仏像・歓喜天や、閻魔大王の手下に攻められる色白の僧が描かれた国宝絵巻などを通し、あなたの知らない仏教の官能的な姿とその本当の意味を豊富な図版で丁寧に解説する極上エッセイ!〉
無量の光 下 親鸞聖人の生涯
津本陽=著 文春文庫 文藝春秋 700円
〈越後に流された親鸞は、妻・恵信尼とともに静かに暮らすが、やがて赦免。親鸞は、関東に出向き、『教行信証』の執筆に専念する。次第に増えていく門徒たち。しかし、親鸞は全てを捨て、京へ戻り、仏典の研究に明け暮れる。浄土真宗の教祖の90歳で入寂するまでの足跡と教えを現代にわかりやすく伝える一代記ここに完結!〉
無量の光 上 親鸞聖人の生涯
津本陽=著 文春文庫 文藝春秋 730円
〈平安末期、親鸞は、比叡山延暦寺に入門する。源平の戦いや大規模な飢饉により、日本中が苦しみに喘ぐ中、親鸞は激しい修行に打ち込むものの納得がいかず、ついに20年修行した叡山を下り、専修(せんじゅ)念仏を説く法然に弟子入りする。〉
近世日本思想の基本型 定めと当為
豊澤一=著 ぺりかん社 3990円
〈中世から近世と新たな秩序への移行期の思想形成の型を人のつながりを軸に追求する。〉
空也上人がいた
山田太一=著 朝日新聞出版 1260円
〈山田太一の19年ぶりの書き下ろし力作小説。特養ホームで老婆を死なせてしまった27歳のヘルパー草介は、女性ケアマネの重光さんの紹介で、81歳の老人の在宅介護を引き受ける。介護する側の疲労、介護される側のいたわり。ヘルパーと老人とケアマネの風変わりな恋がはじまる。心の痛みを抱える人々と一緒に歩いてくれる空也上人とは?〉
阿頼耶識の発見 よくわかる唯識入門
横山紘一=著 幻冬舎新書 幻冬舎 798円
〈唯識とは、『西遊記』で有名な玄奘三蔵が伝えた仏教思想の根本で、「人生のすべては、心の中の出来事にすぎない」と説く。心の最深部にあるのが〈阿頼耶識〉。「心とは何か」を解明する鍵だ。〉
ブッダにならう 苦しまない練習
小池龍之介=著 小学館 1365円
〈現代人の多くの方々の不安や悩みを解決できる仏道の教えを、25個の言葉にまとめ、誰にでもわかるように現代語訳し、その一つひとつをていねいに解説しています。さらに25題それぞれに人気漫画家・鈴木ともこさんが4コマ漫画を書き下ろし、わかりやすく、親しみやすくしてくれました。〉
仏教文化と福祉 普遍思想の視点から
三友量順=著 大法輪閣 13600円
〈「善意・よきこころ」という普遍的命題を尋ねてきた発表の中から、研究篇(仏教文化・福祉)、報告篇、英文論考の3部にまとめた自選論文集。本書には「マザー・テレサ女史からのメッセージ」ほか海外の視察・現地報告なども含まれる。〉
よみがえりゆく平等院
神居文彰=著 学研ビジュアル新書 学研パブリッシング 1000円
〈宇治・平等院が創建当初の姿でよみがえる! 阿弥陀如来像、雲中供養菩薩像、鳳凰堂の建つ州浜や橋など、調査・発掘による新資料をもとに復元された姿をカラービジュアルで掲載。さらに最新のコンピュータ・グラフィックス技術で景観や法要などを再現する。〉
一休さんの般若心経講義
大角修=著 エソテリカ・セレクション 学研パブリッシング 1575円
〈あの有名な禅僧の一休さんが、般若心経の解説書を書いていた? 江戸時代に出版されたその原書を現代語訳。一休さんの愉快なとんちエピソード・狂歌・原書の絵などを織り交ぜながら、般若心経を一行ずつ解説し、般若の知恵とは何かを楽しく学ぶ本。〉
世界の宗教がざっくりわかる
島田裕巳=著 新潮新書 新潮社 756円
〈キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教等、それぞれの歴史、教義、関係性を一気に学んでこそ、私たちは全体像を得ることができるのだ――現代人のための宗教ナビゲーション。〉
おかげさまの命を生きる
鷹司誓玉=著 講談社 1470円
〈「青春を賭して……」出家から56年におよぶ仏道修行 善光寺「大本願上人」が悟りの境地を初めて綴る珠玉の智慧〉
浄土教の事典 法然・親鸞・一遍の世界
峰島旭雄=監 東京堂出版 3300円
〈比較宗教学の立場で、浄土三部経の概説・歴史から浄土教を理解するための250のキーワード、建築・美術を解説。詳細な年表付き。〉
いきなりはじめる仏教生活
釈徹宗=著 新潮文庫 新潮社 620円
〈誰もが漠然とした生きにくさを抱える現代社会。こんな状況だからこそ、あえて仏教をおすすめします。仏教の知見は今すぐ活用できて、より良く生きるために必要なものばかり。気鋭の宗教学者にして僧侶である著者による、目からウロコの仏教案内。〉
新アジア仏教史15 日本5 現代仏教の可能性
末木文美士=編 佼成出版社 4200円
〈仏教の伝来は、思想のみならず寺院建築・仏教美術・仏教文学等さまざまな分野で日本文化を大きく開かせた。また盂蘭盆や彼岸などの仏教行事は、現在でも多くの宗派の年中行事として連綿と受け継がれている。日本仏教の基礎を築いた仏教伝来から日本仏教が形作られる平安院政期までの仏教の展開を多角的に論じその深層を探る。〉
新アジア仏教史14 日本4 近代国家と仏教
末木文美士=編 佼成出版社 4200円
〈近代仏教は神仏分離と廃仏毀釈に始まる受難の出発であった。近代化、そして資本主義の発展とともに顕在化する社会の矛盾。仏教はようやく新たな思想形成に着手し、禅は知識人に大きな影響を与え、新しい文学も芽生えた。明治維新と仏教、近代仏教の形成とその展開、戦争と仏教など広い視野に立つ論考から近代仏教の真実の姿を探求する。〉
梶山雄一著作集(8)業報と輪廻 仏教と現代との接点
梶山雄一=著 御牧克己=編 春秋社 9975円
〈大乗仏教の空・中観思想と認識論・論理学を中心に幅広い分野で、仏教の文献学的・哲学的解明に多大の業績を残した一大碩学の全容を開示。本巻では、「ブッダの死」「仏教倫理の基礎」「脳死・輪廻・クローン人間」「輪廻の思想」「廻向の宗教」「業報論の超越」などを収録。〉
インド最古の二大哲人 ウッダーラカ・アールニとヤージュニャヴァルキヤ
宮元啓一=著 春秋社 2100円
〈「深遠なるインド哲学」の源流、二大哲人ウッダーラカ・アールニとヤージュニャヴァルキヤの哲学とは、どのようなものか。名のみ高く、実際には知られることのなかった二人の実体を、本邦初、流麗かつ本格的な原典訳で示す、画期的な書。〉
死もなく、怖れもなく 生きる智慧としての仏教
T.N.ハン=著 池田久代=訳 春秋社 1995円
〈戦争体験を経て、在家の仏道を志した著者が、中村久子、北原白秋、宮澤賢治、坂村真民、相田みつをなど、日本を代表する詩人たちの詩を味読しつつ、生命の尊さを説く、こころ温まる仏教エッセイ。〉
真宗大綱 曽我量深講義録 下
曽我量深=著 春秋社 6300円
〈「我れ如来を信ずるが故に如来在ます」上巻に引き続き、阿弥陀如来の発願の真の意味から親鸞晩年の「自然法爾」の世界まで、真宗の信に関わるあらゆる点について縦横無尽に説き尽くす。熱情溢れる「信の人」曽我量深師晩年の名講義、上下巻完結。〉
新刊1103
2011-03-29 / 新刊
新 刊 1103
NHK宗教の時間 ヒンドゥー教の世界(上)その歴史と教え
森本達雄=講師 NHK出版 950円
〈「よきヒンドゥー教徒」として生きたガンディーの語録を手がかりに、インドの80%の人々が信仰し、日本人も仏教などを通してその影響を受けているといわれる「ヒンドゥー教」について考えます。〉
NHKこころの時代 ブッダの最期のことば(上)
田上太秀=講師 NHK出版 950円
〈インドに生まれた仏陀(釈尊)の死後、2500年がたちます。仏陀が臨終直前に説いた教えを、紀元前に編纂された古い『涅槃経』と、紀元後に創作された新しい『涅槃経』の2つの『涅槃経』を対比しながら解き明かします。〉
復元 幻の大寺院新薬師寺の謎に挑む
NHK「復元 幻の大寺院」プロジェクト=編 NHK出版 1890円
〈2008年秋、天平時代の遺構が発掘された。古地図に描かれているものの、10世紀に倒壊したあと行方がわからなくなっていた「幻の大寺院」がついに姿を現したのだ。考古、建築、仏教美術の専門家らによるプロジェクトチームが平城京最大の謎に迫り、東大寺大仏殿と並ぶ空前絶後の大寺院・新薬師寺の姿をCGにより復元。〉
真宗学シリーズ4 真宗教学
信楽峻麿=著 法蔵館 2100円
〈親鸞以後750年に及ぶ浄土真宗の教学の歴史を解明。特に近世・近代と戦争に協力した戦時教学を批判的に検証した画期的な論考。〉
仏教語おもしろ雑学事典 知らずに使っているその本当の意味
大法輪閣編集部=編 大法輪閣 1575円
〈「ウヤムヤ」「ガタピシ」など、日常よく聞く言葉の中から仏教ゆかりの語・370語を選び出し、本来の意味、言葉の変遷、その語にまつわるさまざまなエピソードなどを紹介。「雑学」感覚で学べる、やさしい仏教語入門書!〉
超訳 ブッダの言葉
小池龍之介=著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1785円
〈心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施した。驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、あるときは凛々とした勇気を吹き込む。〉
核の時代における宗教と平和 科学技術のゆくすえ
武田龍精=編 法蔵館 3780円
〈科学技術の進展がもたらした核の時代は、これまでとは根本的に異なる死生観を招いた。そのような死生観に応答できるパラダイムはいかなるものなのか、宗教間対話を通して探究する好著。〉
中世天照大神信仰の研究
伊藤聡=編 法蔵館 12600円
〈根本的変貌を遂げた中世神道。その思想運動の中核をなす伊勢や天照大神信仰の言説に焦点を絞り、従来不可解とされてきた両部神道説の形成と展開を初めて解明する、画期的大著。〉
心が温かくなる日蓮の言葉
大平宏龍=著 PHP新書 PHP研究所 861円
〈共感と共苦の宗教家・日蓮は何を語っていたのか。「感謝」「誇り」「悲しみ」などのテーマに分けて『法華経』の教えを易しくひもとく。〉
いのちの問答 "あなた"に届けたい話のお布施
藤澤克己=著 幻冬舎 1260円
〈(テキスト情報なし)〉
葬式をしない寺 大阪・應典院の挑戦
秋田光彦=著 新潮新書 新潮社 735円
〈「檀家ゼロ、葬式・法事は一切しない」。大阪にある浄土宗・應典院は、これまでのお寺の常識をひっくり返す、革命的なコンセプトを持つ。はたして今、社会から求められるお寺とは何か。改革を担った僧侶自身がつづる、「寺院再生のシンボル」應典院の挑戦。〉
教行信証大綱 曽我量深講義録 上
曽我量深=著 春秋社 6300円
〈著者最晩年、88歳のとき(昭和37年)に大谷大学で行なわれた「教行信証」の全体にわたって、長年の研究・思索のすべてを傾注した白熱の講義を全収録。親鸞の「他力の信」の成り立つ根幹を明らかにした近代真宗学の最高峰の成果。〉
いのちを拝む
瀬上敏雄=著 春秋社 1680円
〈戦争体験を経て、在家の仏道を志した著者が、中村久子、北原白秋、宮澤賢治、坂村真民、相田みつをなど、日本を代表する詩人たちの詩を味読しつつ、生命の尊さを説く、こころ温まる仏教エッセイ。〉
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