ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

ル・クルーゼ、ココット、オーバル。

2006年03月25日 | blog

いつかは欲しいとおもっていたら、
おもいがけず同居人の妹さんが送ってくれました。
鶏も「まる」のまんま入る、オーバルです。うれしい。

鋳物のざっくりした荒々しさを、
鮮やかな色目のとろっとしたホーローで包んだこのお鍋は、
独特の頼もしさとやさしさがあります。
しかし、いい発色ですねー。
鋳物の鍋というとダッジ・オーブンのイメージがあって、
もっと重いかとおもったんですがそうでもない。

内側の肌色っぽい色目も、使い込んでも汚れが目立たない配慮があります。

ハンドルまわりがちょうど鋳物の[型]の合わせ目で、
ざくざくと切り出した跡があるんですが、
このへん、持ったカンジがすごくいい。
太さとか断面とかの指当たり。
ミトン越しに持ちあげて滑らないカタチ、ということかな。

それで最初になにをつくったかというと、
ごはんを炊いてみました。

う…うまい!

お米の甘みがしっかり出て、べたつくこともなく、ふっくらおいしい。

なぜこんなにおいしく炊けるのかということについて、
同居人とおおいに討議しましたがわからず。なんででしょう。

こんなにおいしくごはんが炊けてしまうと、
アテハカの立場がないです。どうしよう。
いや、アテハカもじゅうぶんふつうにおいしく炊けるんですけど、
このルクルーゼにはかなわん。

以前愛用のレミパンについても書きましたが、
わたしも料理をするし、同居人も料理については超ベテランで、
お互い使い慣れたナベ釜は捨てないので、
結果的に我が家は異常に「ナベ釜過剰」です。わはは。

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