料理本とかいろいろあるけど、
じぶんて作ってみて食べてみて、
「合う本/合わない本」ってありますね。
平野レミとかグッチ裕三の料理は、
わたくし的にはすごく「合う」んです。
ああいう芸能人の人たちは、エンタテイメントのプロだから、
料理もひとつの「表現」として、
「わかりやすさ」と「たのしめるサービス」にあふれているとおもうわけです。
「視覚・聴覚」までのショウビズ世界の表現者にとって、
五感にフルに伝わる「表現」としての「料理」は、最高のステージなのでしょう。
「いっちばん簡単で、身近にできるクリエイティブな表現なんだよ」と、
タモさんもおっしゃっております。
フライパンや鍋のカタチなんてものは、
時間をかけて今のバランスになったのであって、
当初はマユツバだなぁとおもってたんですが。
「マシューズベストヒットTV」の「マシューケータリング」の
コーナーにハマったわたしは、
あのハイテンションのレミの「表現」に、一目置くようになったのです。
もしかしてこれは信用できるのではないか?と。
そんで買ってみました。
使いやすいです。
特に、炒めてから煮込みに移るカレー、シチュー系とかは、
その遷移が自然でいいですね。
炒め物も飛び出さないし。
この宇宙的ポップ?なディティールはなかなかナマっぽくて豪快ですが、
レミのリアルな「斬った貼ったの試行錯誤」が感じられます。
デザインなんて、デザイナーがこぎれいに
体裁よくまとめるだけじゃない、ってことですかね。
(オシャレっぽく撮ってみようかとおもったけど手強いなぁ。)
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