だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

臨場 劇場版

2012-07-01 22:47:32 | 映画(ら行)

日本
ドラマ/ミステリー

    * * * * * * * *

“死者の声を根こそぎ拾う”がモットーの型破りな検視官・倉石義男の活躍を
描く横山秀夫原作の人気TVドラマの劇場版。
残忍な無差別通り魔殺人事件と、その2年後に起きた関係者の連続殺人事件を
軸に、検視を通して被害者、加害者、そして遺族たちの心と向き合っていく
主人公の姿をリアルな筆致で描き出す。
主演は「あかね空」の内野聖陽、共演に松下由樹、渡辺大、高嶋政伸。
監督は「探偵はBARにいる」の橋本一。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

2010年冬。吉祥寺で死者4名を出す凄惨な無差別通り魔事件が発生。
しかし犯人の波多野は、精神鑑定で心神喪失と認定され、刑法39条によって無罪
となる。その2年後、港区と神奈川県で弁護士の高村則夫と精神科医の加古川
有三が相次いで殺害される。
検視に当たった警視庁の倉石義男は双方の状況に類似点を見つけ、同一犯の
可能性を指摘。しかも2人は、2年前の事件で犯人を無罪に導いた当事者だった。
警視庁と神奈川県警の合同捜査本部が立ち上がり、通り魔殺人事件の遺族による
犯行との見立てで捜査が開始される。
そんな中、死亡推定時刻に疑問を抱き、独自の捜査を続けて捜査本部と対立する
倉石だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ドラマは全部は観てなくて2~3話観た程度だったんだけども、予告編で興味が
惹かれたので、観に行くことに。

刑法39条ってイラナイんじゃない?

ここ数年来のいろいろな事件を観てるとそう思ってしまう。
キチガイだからって罪に問わないって、それはキチガイを人間扱いしてないん
じゃないかな。それってキチガイに対する差別なのでは?
キチガイが犯した罪について理解できなくても、犯した罪に関しては応報の罰を
受けさせてこそに人間扱いしてると思うんだがな。

で、内容のほうですが、検死シーンなどが丁寧に描かれていたりしてそれなりに
見応えがあった。
それに波多野役の柄本祐が凄い。『まほろ駅前多田便利軒』や『守護天使』でも
思ったが、ああいう悪人役やらせると上手いな。
後は、被害者の母親役の若村麻由美も素晴らしかった。
娘を失った悲しみや怒りの持って行く場のない苦しみがありありと伝わってきた。

ただ被害者遺族、冤罪事件の被害者の父親の現職警官が犯人と思いきや、
真犯人はあの人だったんだが、あの人の動機が弱すぎる気がする。
それと倉石の病設定は必要だったの?
個人的には全然いらないと思うんだが、あれはドラマ版の設定なのかな。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

にほんブログ村 映画ブログへ

クリックしてくださった方、ありがとうございます。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
目からうろこ (sakurai)
2012-07-12 07:59:15
>それってキチガイに対する差別なのでは?
そこは気づかなかった!!ですよね。
いっチョ前の人間として、扱うべきですよね。

犯人は、予想通りでした。
ダメだなあ。。。つい先読みしちゃう。
柄本ジュニアは本当にうまいですね。
キレた役と言うオファーが来ると、「またか・・」とか思うんでしょうかね。それともオーディション?
返信する
>sakuraiさん (はくじ)
2012-07-14 22:54:27
こんばんは。
コメントありがとうございます。

そういった人達の親族や支援者は権利ばかり
主張して義務とかには特別扱いを要求することが
多いですね。
個人的には彼らことこういう人々を差別している
ような気がしてしまいます。
同列に扱って、同列に処分する
これができないなら、隔離するべきだと個人的には思います。

柄本ジュニアは本当にこの手の役は嵌ってますね。
でもこういう役って演技力ないとダメですからね。
そういう点では彼は大いに評価されていると思います。
返信する

コメントを投稿