11/10 なぜか私もこの日に大学病院の診察
ブログを見ていると、11/10の診察の方が何人か見受けられ、びっくりです。
3年と3か月 おかげさまで 再発は見受けられないとの結果でした。
ただ、脂肪肝が見受けられるとカルテを見ると書いてある。
術後1年の時には脂肪肝がほとんど無いといわれていたのですが、最近はまた脂肪肝になっている、血液検査も脂肪肝の傾向があるので明白である。
大学病院の教授診察で
脂肪肝のことを聞いたら
”この手術したら脂肪肝になりやすいからね~!”
の一言で終わってしまいました。なんか心配です。
そこで、調べてみると、
膵切除後の脂肪肝発生の危険因子について単変量解析した結果、術前減黄処置あり、主膵管拡張あり、膵癌であること、術式(膵頭十二指腸切除術)、門脈合併切除あり、インスリン療法なし、消化酵素剤使用あり、止血剤使用あり、体重減少(5kg以上)、BMI減少(3kg/m2以上)が有意な因子として見いだされた。
との事、止血剤使用だけは違うが、それ以外の項目はすべて当てはまってます。
脂肪肝だからどうした?なんてことを調べてみると
脂肪肝群、非脂肪肝群の間で3年生存率と3年無再発生存率を検討した結果、3年生存率は脂肪肝群55.8%、非脂肪肝群62.7%で有意差は認めなかったが、3年無再発生存率は、脂肪肝群25.2%、非脂肪肝群48.8%と、p=0.053で統計学的な有意差は認めなかったが、脂肪肝群の方が不良な傾向にあった
う~む!やっぱりやばいな~!
それで、予防は?>
膵切除術後脂肪肝が長期予後に影響を与える可能性があること、BMIを3kg/m2以上減少させないように、大量消化酵素、少量インスリン投与を含めた適切な栄養管理を行うことが脂肪肝発症の予防につながる
とのことでありました。
違う論文では
術後膵外分泌機能不全による消化吸収障害が重要な課題となっている。膵外分泌機能不全が深く関与していると考えられる脂肪肝は、膵頭十二指腸切除約30%に発生すると言われ、肝不全に移行した重篤例も報告されている。
かなり真剣に対処しなくては!!現在は脂肪便がでるようことまでは無いのですが、何か対処しなくては!とのことで>
脂肪肝発生症例中、パンクレリパーゼ、パンクレリパーゼ以外の消化酵素剤、消化酵素剤を服薬しない症例の3群に分けて検討した。脂肪肝の1年後累積改善率はそれぞれ92%、51%、56%であり、パンクレリパーゼ内服群では脂肪肝が有意に改善された。
とのこと、パンクレリパーゼとは?>
リパクレオンは日本初のブタの膵臓からパンクレアチンを高度に抽出・精製した高力価製剤
やっぱりリパクレオン!
数か月前、大学病院からリパクレオンはもういいよ!との事であったが、やっぱり膵頭部切除した場合には必要!と思い、大学病院の帰りにホームドクターのところに行ってリパクレオンの処方箋を頼みました。
その医院では、レパクレオンの処方をしたことが無いようで、お抱え薬局でもリパクレオンの在庫が無く、時間をおいて取りに行く事になってしまいましたが、親切丁寧に対応してくれました。
やはり、医者をうまく使っていくのがいいですね!
(大学病院の教授は…うまく利用するというのは難しい!!)
病院帰りにちょっと撮影しに行ってきました。
もう冬ですね~!
膵がん切ってから自分も気にしてます
自分が見つけたのは以下の2点でした
解決策が見つかりますように
https://kenkyuukai.m3.com/journal/FilePreview_Journal.asp
http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/13704/1/30K16592.pdf
お久しぶりです。膵臓癌カフェでは、ありがとうございました。
参考文献ありがとうございます、PD手術をしたら胆管炎、脂肪肝は切っても切れない仲なのでうまく付き合っていくしかないですね〜!
お互い気を付けて行きましょう!