ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

母からのプレッシャー

2017年04月26日 | Weblog
実家の母は84才で、
今年60才になる独身の兄と2人暮らしだ。
いつの間にか年寄りだらけになってしまった古い団地に住んでいる。
団地の平均年齢は70才を超えていると思う(^_^;)
どちらかが欠けて・・と言ってもほとんど女の人が残っているのだが
一人暮らしか
何故か我が家のように60代の息子と暮らしている人が多い(笑)
実家に行くと
母はご近所さんの話をマシンガンのように話し続ける。
母によると
どこのお年寄りも幸せそうじゃ無い。
家の中で歩くのもやっとでしょっちゅう転んで救急車で運ばれているのに
一人暮らしで
子供たちはたまに覗きに来るが
誰も引き取って面倒を見ようとしない。とか
息子と2人暮らしで
男だから気が付かないのか
お婆さんはいつも
シワシワの服を着せられていて
その服のまま
病院に連れて行かれる姿が哀れだ。とか
子供が家を建てる時に500万円出してやって
その時には「お母さんの部屋もありますから」と言われたと
嬉しそうに言っていたのに
未だに一緒に住みましょうと言われてない。とか
そんな話をエンドレスで話し続ける。
どこの子供も薄情で
親の面倒なんかみようともしない。
と言う事を言っているのだが
それは
「あんたはそんな薄情な事しないわよね」と
私にじんわりとプレッシャーをかけているのだと思う。
だから
「みんなそれぞれに事情があるんだよ」と
子供世代を擁護するような事を言うと
たちまち機嫌が悪くなる。
私は常に親側の味方でなくちゃいけないのだ。
「そうだね~。酷い子供たちだね」と
母の意見に同調していてばご機嫌だ。
母はそれで
「娘は味方。私は大丈夫!」と安心するのだろう。
10年くらい前は
○○さんが娘に旅行に連れて行ってもらった。とか
素敵な洋服を買ってもらったとか
誕生日にレストランで祝ってもらったとか
よその子供たちはとってもいい子の
羨ましいわ~~~を
行くたびに聞かされていたのだけど・・ね(^_^;)
主人の両親
私の父
今のところ3人看取った。
だからもちろん母も看取る気でいる。
その中でも母が一番手ごわそうだ。
自分の娘だから言いたいこと言うだろうし・・・(^_^;)
気が凄く強いし・・。
ボケたら最強だろうな~~。
ボケない事を祈らなきゃ(笑)
今のところ掃除・洗濯・食事の支度
何でもこなし
自転車で買い物にも行くスーパー婆さんだ。
東京オリンピックを観る気満々だし
当分は大丈夫だろう!
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