Bonne journee!

フランス地方菓子に出会うための旅を終え、その後の日々の日記です。

エスニック料理

2008-07-31 | 日々のこと
湿気の多い、重い暑さにエスニックで。

生春巻き、小エビのチリ炒め、冬瓜のスープ。
ライム入り炭酸水で、気分だけ東南アジアリゾート。

デザートはいただいた文旦でつくったゼリー。
果肉たっぷりで爽やかな甘みです。


ちなみに、食卓の後ろに写っているのは、最近我が家にやってきたメダカちゃん。
日に日に大きくなっていきます・・・


les arcs-en-ciel

2008-07-29 | 日々のこと

  夕方、夕立の後に虹が現れました。
 よーく見ると、ダブルの虹。
 ここ数年、一年に一度くらいは見ることができます。
 子供の頃は気づいていなかっただけでしょうか?
 虹に出会えると、なんだか幸せなことが起きる気がしてしまいます。

 残念ながら、いかにも日本的な屋根とアンテナがちょっぴり絵にならないですねぇ・・・

 

  


アルザス風パン屋さん

2008-07-28 | お菓子
岡山市内にあるパン屋さん、「boulangerie colombages(ブーランジュリー コロンバージュ)」に行きました。
数年前に出来て、気になりつつ行けてなかったお店。
先日、友人がこちらのバゲットを持ってきてくれ、とてもおいしかったのです。

コロンバージュとは、アルザス地方でよく見られる木枠の建物のこと。
こちらは、コルマールのプチット・ヴニーズ。


残念ながら、お店の写真を忘れてしまったのですが・・・コロンバージュ風の造りです。
お店の中はフランス風にショーケースに入ったパンをお店の方に言って取ってもらう方式。

プチクグロフ発見!
あ~、懐かしい。
クグロフを捜し求めて歩き回りましたっけ・・・
他にクロワッサン、フレッシュブルーベリーペストリー、フィグ&ピーカンも購入。

クグロフは、程よい軽さの生地。もう少しレーズン入ってると個人的にはうれしい。
フレッシュブルーベリーペストリーはご自宅になったブルーベリーの実を使っているそう。
甘さがやさしくて、今の時期ならではと思うとありがたいです。


午後、まったりしていたところ、急にカーテンがはためいたかと思うと、空は真っ暗になっていました。
さっきまでピーカンの夏空だったのに驚きです。

このあと、雷を伴った激しい嵐に。
北陸や関西では大変な被害が出ているようですね。。。
夕立とはまた違ったひどい豪雨。
これも異常気象なのかしら。

コーヒーとお菓子の日

2008-07-27 | お菓子
近所のカフェへ。
こちらは、カフェというより、”喫茶店”といった方がぴったりなお店かも。
コーヒーの種類が多く、焙煎室も持っているきちんとしたお店なのですが、ご近所のおばちゃん達に愛される憩いの場といった感じ。

今日は暑い日にぴったり、水出しコーヒーをいただきました。
雑みがなくて、すっきりした味わいです。
水出しでも、しっかりとお味は出るんですね。
スイーツはブルーベリーレアチーズケーキ。
甘いものは欠かせないですね!


夜の食事のあとは、ショコラのテリーヌをカプチーノと共に。
これは、作ったもの。混ぜるだけの簡単ルセット。
初めて作ったのですが、まるでフォアグラのテリーヌのような、まったり・ねっとりとした食感が濃い目のカフェとよく合います。

夏にはちょっと重いかしら?
実はこれ、チョコレートケーキ大好きな姪っ子ちゃん9歳のバースデープレゼントの試作なのです。
大人っぽいケーキが好きな彼女のことを考えてなのですが、果たして気に入っていただけるでしょうか。

モモの季節

2008-07-25 | 日々のこと
7月も後半になってきて、スーパーでは桃がたくさん並ぶようになっています。
岡山は白桃の産地。
夏の果物というと、すいかのイメージですが、私は桃を見ると夏だなぁ・・・としみじみ感じます。
今は白鳳という種類が主流。
もう少しすると、清水白桃という代表的な品種が出回ります。

スーパーで熟れ切ったモモを発見。
少し触っただけで、くぼみが出来てしまいそうなくらい、熟れています。


ちょっと贅沢に、桃ジュースにしました。
一人1個分使っています。
柔らかな色合いのほんのりピンク色をしています。
とろりとして、やさしい甘さ。
おいしい~♪
今度はお菓子に使いたいです。


桃ジュースは食前のアペリティフ。
夕食は夏の定番、ナスカレー!
ちょっと見た目は・・・ですが、たっぷりのナスとベーコンだけのシンプルカレー。
ナスが旬の時期ならではのカレーで、夏にはいつも作っています。
皮をむいているため、とろりとした舌触り。
煮込む時間も少なくって、暑い夏には便利です。
カレー粉を入れて炊き上げたご飯と一緒にいただきました♪


土用の丑の日

2008-07-24 | 日々のこと
ここ最近の暑さで、完全にやる気を失っておりました・・・
今年のヨーロッパは涼しいようですね。
あぁ、うらやましい。
夏がなくなると、それはそれで季節感なくなりますものね。
仕方ないです。

今日は土用の丑の日。
世の中の風習に従って、うなぎを食べればきっと元気も出るはず!!
しじみの潮汁も一緒に。
明日から言い訳できないので、活動します。。。

そうそう、うなぎに奈良漬は必須なんでしょうか?
パートナーはそうみたい。
そういえば去年も買ってきてって、言われたことを思い出しました。
今年は忘れちゃったので、なしですが。

物干し竿にカマキリが。
すごく透き通った緑色がキレイ。
夏ですねぇ~。

初IKEA

2008-07-20 | 日々のこと
神戸のポートアイランドにできたIKEAに行ってきました。
4月にできて、ずっと行きたいと思っていましたが、ようやくです。
スウェーデンのお店らしく、鮮やかな黄色とブルーが目を引きます。


早めに着いたせいか、想像より人も多くなくてすんなりお店の中へ。
黄色いお買い物バックと鉛筆、フロアガイドを取り、2Fのショールームへ。
順路に沿って、リビングルーム、キッチンといったコーナーが続いていきます。
テイストごとに部屋が再現されていたり、種類もたくさんあって、楽しい!
しかもどれもリーズナブル。
じっくり見てしまって、なかなか前に進めません。

システムキッチンも色々あって、日本のメーカーにはないヨーロッパテイストなものが沢山。
こんなのがいい~!
DIYで改装しちゃおうかと思ってしまうほどでした。

1Fのマーケットホールは小物がたくさん売っています。
かわいくて、安い!
どんどん袋に入れちゃいそうになります。
照明なんかもかわいくて、種類もたくさん。
微妙に違う日本とのデザイン。
フランスで買って帰れなかったから、何だか嬉しくなってしまいました♪

セルフサービスエリアには、こーんなに上まで家具がぎっしり。
ショールームでチェックしたものを、こちらで取り出して購入します。
ほとんどが自分で組み立てるもので、コストカットされているため安くできるのですね。


結局、クッションカバーやスタンドライト、フルートグラスなど購入。
今度行くときは、よーくプランニングして行きたいと思いました。

ちなみに、お昼は中のカフェテリアで。
メニューはスウェーデン料理がメインです。
珍しいですよね。
選んだのは、スウェーデンのミートボール。
スグリのジャムが添えられているところが、それっぽい。
サーモンのお料理も色々ありました。

東京 2日目

2008-07-19 | お菓子
17日はパティスリーから。
ずっと行きたかったお店「paris s'eveille パリセヴェイユ」
自由が丘の駅から、数分歩いたところにあります。
一応調べていってたけれど、ちょっぴり迷いながらも無事到着。
お店の外観はシックであまり目立たない感じ。


早く行ったので、お客さんは1組だけ・・・と思うと、なんとシェフでした。
某有名デパートの方と打ち合わせ中のようでした。
こちらの金子シェフは、パリの「アルノー・ラエール」など超有名店で修行を積んでこられた方。
お店にはフランスのラジオがかかっていて、アンティークのクグロフ型やアニョーパスカルの型など、さりげなくフランスらしさが漂います。

ショーケースには美しいプティガトーの数々・・・
サロンで頂いたのは、こちらのケーキ。
”le supreme”つやつやのグラサージュと名前に惹かれました。
フランボワーズではなくて、ミュール(ブラックベリー)。
ミュールのやさしい酸味とショコラのムースが絶品。
やっぱり、人気があるのは納得です。本当においしい。


お持ち帰りで、キャラメルのサントノーレ。
こちらは本の表紙を飾っていたケーキ。
後ほどパートナーと頂いたのですが、キャラメルのコクとノワゼットの香ばしさがまるでプラリネみたい。
濃厚だけど、重くないおいしさでした♪


ギフト系は小袋に入った焼き菓子やケーク類、コンフィチュールが充実していました。
私が引かれたのは、ヴィエノワズリーなどのパン類とフィユタージュのお菓子たち。
焼き立てな感じの、いかにもサクサクとした食感が見て取れます。

ボストックとクィーニーアマン。
ボストックはブリオッシュにオレンジ風味のシロップをタップリしみこませて、クレームダマンドとアーモンドで焼き上げたお菓子。
クィーニーアマンはブルターニュで食べた地方菓子です。

ノワゼットとグリオットがたっぷり入ったハードなパンや、チーズけいのもの、パンオショコラなど、1つずつ全部欲しくなるほど。
フランスのパティスリーでブリオッシュやクロワッサンを置いているのは当たり前のことですが、日本のパティスリーでこれだけのものを作るのは大変だろうな・・・なんて作り手のことを考えてしまいました。

フィユタージュのお菓子は、手に乗りそうなくらい小さなピティビエやショーソン、ポンヌフなど美しい層と模様のしっかり焼き色の着いたもの。
全部ください!と思わず言いそうになったのをぐっと抑えました。
今度行くことがあったら、全部試してみたい。。。

たっぷりのお持ち帰りを持って、気分は満足。
待ち合わせのミッドタウンへ。

まだ時間があったため、「トシ・ヨロイズカ」へ。
お昼前でまだ混雑はしていませんでした。

”トシマンデルクローネ”という素朴な焼き菓子を購入。
スイスの修行中に作った思い出のお菓子だそうです。
サクサクしたフィユタージュとシュトロイゼルがシナモンの香りがして、素朴でおいしかったです。
焼き菓子はスイスやベルギーのものが中心でした。

こちらのお店は、カウンターでできたての皿盛りデザートがいただけるのが特徴ですが、シェフが厨房に立っていらっしゃいました。
シェフ直々に作っていただけると、おいしさも倍増でしょうね。

パートナーと合流し、ランチで銀座へ。
昨日、先生に教えていただいた、「しゃぶせん」

こちらのお店、カウンターに一人ずつ銅の小鍋が設置されていて、好きなようにしゃぶしゃぶしていただきます。
回転寿司のようにカウンターがぐるりとまるくなっていて、みなさん楽しそう。
特製のごまだれがピリ辛で食が進みます。
しゃぶしゃぶだからもたれないし、野菜もたっぷりいただけます。
最後は鍋のだし汁でスープを作ってくれました。
パートナーも楽しかったらしく、うれしそうに食べていました。
先生、ありがとうございました!

この後、暑い中央通りをぶらぶらして、ホテル西洋銀座でゆっくりティータイム。
私はローズとラベンダーのハーブティーをおかわりまでして、ゆっくり過ごしてしまいました。
こちらのサロンはいつ来ても雰囲気もよく、ゆったりと過ごせるので大好きです。


大充実の東京滞在、次に行きたいところもいくつか・・・
また近いうちに訪れたいです。

東京へ

2008-07-18 | お菓子
16日・17日と東京に行ってきました。
3年以上ぶりです。
以前はよく東京へ行く機会もあり、パティスリー巡りをしたものです。
素敵なお店もたくさん増えているのでしょうね♪

まずは、パートナーが用事のあった東京ミッドタウンへ。
もちろん私は初めて。
とっても暑い日でしたが、庭に竹や水が流れていて、とっても涼しい。
ビルの中も変わった水のオブジェや竹が植わっていて、なんとも涼やかです。


ランチにおしゃれな和食レストラン「HAL YAMASHITA」へ。
神戸牛を使ったちらし寿司のランチでした。
素材の良さが伝わってくるおいしさでした。


やっぱり、都会ですね~。
建物の規模も景観もしっかり計画された美しさがあります。
パティスリーもサダハルアオキ、ジャンポールエヴァン、トシヨロイズカといった、超有名店ばかりが入っていました。
さすがですね。

このあと、一人で銀座へ。
おけいこ事の先生と久しぶりの再会です。
先生は以前岡山でレッスンをされていて、その頃お世話になっていたのですが、先生が拠点を東京に変えられ以来です。
今、銀座でスクールをなさっているため、そちらへ伺うと・・・
以前と変わらない、いえ、よりパワフルになった先生がにこやかに迎えてくれました。

少しおしゃべりしたあと、先生行きつけの「ロイヤルクリスタルカフェ」へ。
こちらはラリックやシャガールといった超有名な美術品が美しく飾られている、優雅な空間。
奥の個室に案内していただき、しばしお茶をいただきながら楽しい時間を過ごさせていただきました。

先生は楽しい計画をいろいろとお持ちのよう。
多くの刺激を頂いて、またがんばろうと強く思ったのでした。

先生と銀座三越の前でお別れし、少しぶらぶらと街を歩きます。
三越の2F、銀座4丁目の交差点に面している喫茶店が改装の様子。
なんとあのラデュレができるようなのです!
7月26日にオープンのようです。
パリを代表するパティスリー、とうとう日本進出なんですね。


夕方、ホテルへチェックイン後、行きたかったカフェへ。
乃木坂「カフェドラペ」
少しわかりにくい、石畳の道沿いにひっそりと佇むカフェ。
緑に覆われています。
中に入り、手前のサンルームに通されました。
夕方のためお客様も多くなく、ゆったりとした静かな雰囲気です。

いただいたのは、キリマンジャロとレアチーズケーキ。
コーヒーはしっかりコクのある、丁寧に入れられたものでした。
レアチーズケーキはこちらのスペシャリテ。開店以来の人気商品だそうです。
口に入れるとふわっと消えてしまい、ミルクのやさしい味わいが残りました。
レアチーズというより、クレームダンジュのような、本当にやさしい味です。
器もマイセンで、随所にこだわりが見られました。

落ち着けるカフェって本当にいいなと思えるものでした。
早く自分も素敵な場所を作りたい・・・と。
夕方の一時をゆったり過ごすことができました。
一人でこんな風にぼんやりできる場所に出会えるとうれしいですね。

ランチの会

2008-07-15 | お菓子
久しぶりのお友達が家にやって来て、ランチとお茶で盛り上がりました。
暑いので、冷製のお料理ばかり・・・
ラタトゥイユ、サラダ、蒸し鶏のバジルソース。
デザートはティラミス。


彼女も人生が大きく変わりつつある、過渡期。
お互いがんばろーねー。なんて励まし合いながら、将来の希望や不安なんかを語り合ったのでした。


夜は、以前からずっと作りたかったものにチャレンジ。
それは、ローズ風味のショコラ。
ローズティー用の花びらとローズシロップでガナッシュを作りました。
ちょっぴり香りが薄いかな?なんて不安。。。


テンパリングもトランペも久しぶりだから、やや緊張。
しかも、チョコレートフォークが見当たらない!
仕方ないから、普通のフォークで。
ちょっとやり辛い。
しかも、気温が高くて、ガナッシュがあっという間に柔らかくなってしまいます。
何度も冷蔵庫との往復をしなければいけませんでした。

テンパリングのショコラは作業温度に保ちやすくていいのだけれど、室温が高すぎるのも難しいですね。
何とか形になったかしら・・・?

これは、ローズがとっても似合う方への贈り物に。