これは凄かった。
何がって、本の構築が。
意図的な幻想構造主義?
密度の高い文章がやはり美しく、形式は破格だけど高踏主義的な読者に媚びない話の組み立て、その主題。
芸術の為の芸術、でないけど、これを読んで何かの役に立つとか、筆者が訴えたいものがあるとかでなく、ただただ構築された世界を極上の方法で見せてくれている、といったカンジでしょうか。
1読した後、すぐに読み返したくなる本。
ビジュアルはないけれど、混沌としていて、猥雑で、血みどろだったり、醜悪だったりするものの中にある美しいものが浮かんできます。
それこそ「耽美」。
本の紹介をWEBで見ると、ストーリーの要約というか紹介ですが、それが推理小説だったらネタを中途半端に話されるようなカンジだし、紹介としては魅力を紹介できていないと思いました。
いやー、クリック×2して買った本も残り1冊となりましたが、今まで読んだ皆川作品の中で1番美しい。
近年書かれている本同士が微妙にリンクしているので、また読み返しても楽しめそうなので、8冊目が終わったらまた振り出しに戻っているかもしれません。笑
何がって、本の構築が。
意図的な幻想構造主義?
密度の高い文章がやはり美しく、形式は破格だけど高踏主義的な読者に媚びない話の組み立て、その主題。
芸術の為の芸術、でないけど、これを読んで何かの役に立つとか、筆者が訴えたいものがあるとかでなく、ただただ構築された世界を極上の方法で見せてくれている、といったカンジでしょうか。
1読した後、すぐに読み返したくなる本。
ビジュアルはないけれど、混沌としていて、猥雑で、血みどろだったり、醜悪だったりするものの中にある美しいものが浮かんできます。
それこそ「耽美」。
本の紹介をWEBで見ると、ストーリーの要約というか紹介ですが、それが推理小説だったらネタを中途半端に話されるようなカンジだし、紹介としては魅力を紹介できていないと思いました。
いやー、クリック×2して買った本も残り1冊となりましたが、今まで読んだ皆川作品の中で1番美しい。
近年書かれている本同士が微妙にリンクしているので、また読み返しても楽しめそうなので、8冊目が終わったらまた振り出しに戻っているかもしれません。笑