風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
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アキアカネの尻上げ

2009年10月15日 | チョウやトンボなど


 昨日のお昼休みは、空に雲のかたまりが点々と広がり、
ときどきお日様が隠れるような空模様でした。
 そんな中で、赤トンボの不思議な行動が観察されました。
この写真は、日差しが雲に遮られていた状況でのものです。



 そして、ちょっと日が見え始めたときです。
10月の中旬でも、お昼の日差しが直に当たると、けっこう暑く感じます。
そうなると、こんなことが起こるようです。



 さらに日差しが強くなりました。
すると、ますます赤トンボは、お尻を高く上げるのです。



 もう一度、別な赤トンボで見てみます。
あっ、これはどうやらアキアカネのようですね。
前の個体もたぶんアキアカネだと思われます。
ここでは、もう、お尻が上がり始めています。
そう、初めから日が強く当たっている状況です。



 みるみるうちに、お尻を上げていきます。



 こんなに高く上がりました。
でも、どうしてだと思いますか。
 答えは、アキアカネがとまっている屋根に出来た影が物語っています。
アキアカネは、日差しが強いとき、太陽に向けて、お尻を高く上げますが、
出来る影は、とても小さくなります。
つまり、強い日差しを受ける面積を最小にしていくのです。
暑さ対策だと考えられているようです。

(撮影:2009.10.14 場所:


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