こちらは、山梨県立考古博物館の正面玄関です。
今日は、あいにくのお天気ですが、考古博物館の前庭では、
ピンクと白のハナミズキが見頃を迎えています。
とくに、画面の中ほどのピンクの木は、一番華やかです。
さて、皆さまの考古博物館では、この春の企画展『氷河時代のムラとくらし』がはじまりました。
これは、約2万年前のヤマナシでの最初の暮らしを紹介するものなのだそうです。
考古博物館では、こうした企画展、ほとんどを学芸スタッフの皆さんが
手作りで演出をされているようです。
展示品は、おもに2万年もの長きにわたって、地下に埋もれてきたもので、
発掘調査によって現代によみがえったものですから、
その間、ずっとくさらずに、現代人に情報を伝えてくれる石器などが中心となります。
手のひらにのるような小さな石器、素朴な形をした石の道具の中に、
遥か昔のヤマナシのことを思う時間・・・、とてもいい時間の過ごし方だと思います。
2点目の写真ですが、考古博物館の前庭に展示してある親子の
ナウマン象のブロンズ像です。
山梨でも各地で、かつて、このナウマン象が棲息していた
そのことを物語る資料が発見されています。
春の企画展『氷河時代のムラとくらし』は、ナウマン象がいたころのお話しともいえます。
この企画展は、6月28日(日)までとなっているようです。
どうぞ、ナウマン象が山梨にいたころの世界を楽しんでみてください。
(撮影: 2009.4.16)
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