風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

いまごろのスミレ

2015年08月21日 | 草や木そして花・実


 考古博物館の建物の裏手でスミレを見ました。昨日のお昼休みのことです。
今の時期ですから当然に花はなく、それでもよく見ると話題がありました。



 もう少し近寄って見ました。
昨日の天気は、朝のうち雨、のちに曇りになりましたが、時折パラパラ降りました。
そんなわけで葉の上に雨粒が見られました。
 それから、春につけた花が実を結び、それが弾けて中の種子が飛び散ったあとが
観察できました。褐色をした3つに分かれて開いたさやがそれです。
 その傍らに、閉鎖花が見られます。
スミレの仲間に特有なもので、黄緑色のつぼみのようなものがそれです。



 こちらも、最初の写真の範囲でその一部をクローズアップしたものですが、
この写真の右上に、今にも種子がこぼれそうな状態が見られます。
これは、その状況から熟した閉鎖花による種子ではないかと考えられます。

(撮影:2015.8.20)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ある遺跡の調査から | トップ | スミレがあれば、続いてあれ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

草や木そして花・実」カテゴリの最新記事