ここのお肉を食べるために高速 → 下道 → 高速と乗り継いではるばる遠征。
山形の、「和牛料理はんだ」さん。
前にお邪魔したのは6年前?いや、7年前?
あの時の、得も言われぬ美味しさが忘れられずに「いつかまた行きたい!」と、ずーっと夢見ていた。
寡黙でちょっと怖そうな店主。
(え・・・。まさか、なんか、この人、怒ってる?^^;)って勘違いしてしまいそうな人だけれど、とても正直というか、肉に対してとても真摯に向き合っておられるのが分かる。
間違いなく、本当に美味しい肉だけを我々に提供する。
白布に包まれた大きな肉塊を丁寧に一人前ずつ切り分けるのはオーダーが入ってから。
付け合せにも手抜きがなく、スープもとても美味しい。
牛ロースステーキは丁寧な下処理でとても柔らかく、脂身が抜群に美味しい。
ニンニクとエシャロットが効いたソースが実によく合う。
ステーキのソースパンやフライパンを一回一回調理が終わる度に手際よくシャカシャカと洗って拭いて所定の位置に戻していくスピード感にも一切の無駄がなく、カウンター越しに眺めていて気持ちがいい!
丁寧な仕事って、きっとこういうこと。
しょっちゅう行けるお店ではないけれど、だからこそ夢想する楽しみがある。
数年後。
また楽しく、美味しく、気持ち良くあのお肉を味わうために、日々頑張ろう!と思える、そんなお店があるって、とても幸せ。