BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔女の旅々 第12話 『ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語』 感想: すごいな、まるまるイレイナの一人芝居回w そしてアムネシアがようやく登場!

2020-12-18 23:13:26 | 魔女の旅々
いやー、最後の最後で、これかよー!って感じの、イレイナしか出てこない回w

まぁ、16人? 17人? のイレイナだったわけだけど。

さすがに笑えた。


ところで、最終的に、今回の話がすべてイレイナの夢オチであったことを考えると、要するに、イレイナは夢を通じて、あの9話のエステルとの過去改変の悲劇から受けた傷を癒やしたかった、ってことなのだろうね。

そのために、複数の「ありえたかもしれない自分」の姿をつくりだし、中でも、あの粗暴なイレイナという形で、自分が絶望した姿をいったん客体化して、然る後にそんな自分も受け入れた上で、自分の心のバランスを保った、ってことなのだろうな。

あの、粗暴なイレイナとの対決のあとの場面には、そんな意味が込められていたのだと思う。

要は、9話の落ち穂拾い回でもあった、ってことなのだろうな。


それはともあれ、

最後に出てきたアムネシアって、聞いたところ、イレイナ包囲網!の、今後、サヤに匹敵するほどのイレイナ・ラブ1になる娘って聞いていたのだけど。

あの終わり方ってことは、遠からず2期がある、ってことだよね?

それとも、アムネシア編については劇場へ!とかのノリなのかな?

実は、アムネシア編は終盤のどこでやるだろう?とずっと思っていたのだけど、結局、今回はやらなかったわけだね。

うーん、いつやるんだろうねぇ。。。


とりあえず、この『魔女の旅々』、思っていたレベルを遥かに超えて面白かったので、続きを是非!って感じだな。

ホント、いい意味で、旅の話なので、何が起こってもおかしくはないってのがいい。

それに、イレイナ以外のキャラも、いい感じにキャラが立っていて、いつやってきても、きちんと、その人の役回りをこなせるキャラばっかりで、それも魅力的だった。

まぁ、筆頭は、もちろんサヤなんだけどねw

でも、結構、フラン先生もいい味だしていたしw

続きをぜひぜひw

不遜なイレイナの姿が見れないのは寂しいよね。。。

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魔女の旅々 第11話 『二人の弟子』 感想: そうか、うすうすイレイナも気づいているのね、ニケの正体にw

2020-12-11 22:52:04 | 魔女の旅々
前回と合わせて、前後編のような話。

基本的には、骨董堂を再びとっちめる、という話だったのだけど、

終わってみれば、また、お前かよ、サヤ!w

って感じで、ひたすら、サヤのイレイナ・ラブが炸裂!

加えて、ミナが重度のシスコンだったこともわかったりしてw

しかし、イレイナとサヤは、自分たちの師匠が姉妹弟子だったのは知らなかったのね。

そういう意味では、今回は、いろいろな意味で「中締め」回だった。

最後にイレイナが「ニケの冒険譚」は全5冊で、私はそれ以上に・・・、と言っていたけど、どうやら、今回の「二人の師匠」「二人の弟子」の話って、原作でも第5巻にある話らしいから、ちゃんと、そのことも含めてのメタ発言ってことで。

で、この中締め回で、イレイナも、フランとシーラの師匠がニケであり、自分の母親であることにも感づいてしまった、ってこと。

それをフランが確認するような口ぶりだったわけで。

でも、イレイナとしては、世の中、知ってしまったらそれでおしまい!ってこともあるから、

いやまぁ、私は気づいてないんですけど、え、何のことです?

って感じで、とぼけたってことね。

なるほど。

そうやって、まだまだお話は続きますよ、ということか。

それはそれでいいなぁ。

しかし、前回と合わせて、今回は、バカバカしい捕物帖のような話の裏で、結講、物語的には、大事な設定が明らかにされた回だったんだ。

こういうところ、この物語は、さじ加減がうまいよね。

やっぱりいいなぁ、この物語w

イレイナが、大雑把ないい性格をしているところがいいw

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魔女の旅々 第10話 『二人の師匠』 感想: イレイナ・ママンがフランとシーラの師匠なこと、もう隠す気ないのねw

2020-12-04 23:04:59 | 魔女の旅々
前回のめっちゃ心臓に悪い話とは打って変わって、今回はフランとシーラが彼女たちの師匠と旅していたときの物語。

二人ともまだ出会ったばかりで、ケンカばかりしていた頃の話。

にしても、もうホントに、彼女たちの師匠が、イレイナのママンであることを隠す気はないのね。

フランは、師匠に頼まれて、師匠の娘イレイナを魔女に鍛え上げた。

で、そのイレイナが目をかけたサヤを弟子にとって魔女にまでさせたのがシーラ。

いやー、因果はめぐるねぇw


ともあれ、今回の話は、基本的にフランとシーラが骨董堂をやっつけた、というので終わりだったのだけど、

でも、今回の引きを見ると、これ、次回に続くのかな?

シーラがサヤに運び屋をさせた荷物の中身が、多分、フランとシーラが全滅させた骨董堂の復活?に関わるもので、そのことに気づいたシーラが、フランと予定していた旅をキャンセルして、フランとともにサヤの後を追ったわけだけど、

その目的地であるタイミングよく?悪く?イレイナも向かっている最中のようで。

となると、サヤ、シーラ、フラン、イレイナの4人が偶然にも揃うという、めっちゃレアなシチュが生じることになるわけど・・・w

これは見てみたいなぁ。

どうせろくなことにはならないのだろうけどw


ともあれ、イレイナ・ママンとイレイナって、ある意味瓜二つなんだな。

ものすごく性格が似ている、というか。

イレイナのそこはかとなくある底意地の悪さは、ママン譲りなことがほぼ確定してきたように思うw

ということで、次回も楽しみだなぁ。

てか、なにげにものすごく次が気になる物語になってきたよw


にしても、イレイナ・ママンとイレイナがもうどうしようもないほど血の繋がりが濃いことはわかったけど、

そのイレイナ・ママンとシーラの出会い方が、微妙に、イレイナとサヤの出会い方に似ているのがなんともw

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魔女の旅々 第9話 『遡る嘆き』 感想:これまでで一番ドラマティックだったけど、超バッドエンドだったのは悲しい。魔法って怖い。

2020-11-28 00:23:37 | 魔女の旅々
うーん、これは、心底胸糞の悪い話。

でも、イレイナは全然悪くないけどね。

むしろ、心的障害を受けた被害者だけど。

でも、それ以上に、エステルが報われない。

だって、なんとかして親友と思っていたセレナが、道を誤るきっかけをなくして、つつがなく人生を生きる世界を望んでいたのに、

そのために、自らの血を使って時間遡行魔法まで完成させたのに、

その結果、わかったことは、単にセレナが根っからの殺人鬼でしかなった事実。

で、結局、10年前の世界でセレナを殺すために、自らの記憶を対価にしてその場でセレナを殺害して・・・バッドエンド!

でも、結果として、セレナと過ごした記憶を全てなくすことが出来たのだから、エステル個人の人生にとっては、差し引きゼロでまぁ納得できるのだろうけど。

問題は、まさに、その二重三重に不幸な出来事の一部始終を、いわば強制的に見せられてしまったイレイナ。

今回ばかりはイレイナに同情するほかない。


でも、それもまた、傍観者を決め込む「旅人」をきどってここまで来ている報いといえば報いなのかもしれない。

ちょっとかわいそうな気もするけどね。

それに、もともと金に目がくらんで、エステルのところを訪ねたのも事実だし。

にしても、あの冒頭の、エステルとバカな話をしていたときが最も幸せな時になるとは。

でもまぁ、いろいろと教訓の多い回ではある。

過去を変えようとしてはいけない。

記憶は常に自分にとって都合の良いものに書き換えられている。

他人を巻き込まなければならない善行は善行足り得ない。

等々。

旅先でこういう経験を重ねることで、イレイナは、きっとイレイナになっていくのだろうな。

でもそうした「旅の試練」を、イレイナ母もくぐり抜けた上での『ニケの冒険譚』だったのだろうから。

イレイナが望んで引き受けた試練だった、ってことなんだろうな。


でも、さすがは「旅物語」のことだけはあって、喜劇もあれば悲劇もある、ギャグもあれば惨劇もある、笑いもあれば絶望もある、という、このイレイナのお話。

思っていた以上に面白いと思えてきた。

これ時間をかけてもいいから、いつまでもエピソードを映像にしていってほしいな、と思ったよ。

そういう意味では、今回のエステルの魔法、どれをとっても気合の入っている作画で素晴らしかった。

ホント、ものすごくドラマのある回で素晴らしかった。

でもそれがトラウマになったであろうイレイナには心から同情する。


さて、次回は、悲劇?喜劇? どちらだろう?

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魔女の旅々 第8話 『切り裂き魔』 感想:なんかホラーな探偵モノで、ブチ切れたイレイナさんが素敵だったw

2020-11-20 23:12:13 | 魔女の旅々
あれー、またサヤがでてきたよw

ここのところ、皆勤賞じゃないかw

まぁ、サヤはイレイナに会ってないけどね

えーと、師匠なんだよね、あの「夜闇の魔女」シーラ、って。

だから、途中で気づいたわけね。

まさか、ああいうオチになるとは思っていなかったけど。

要は、イレイナの敵を、サヤがとったってことねw

あの犯人の人形師は、死刑にならなかったけど、サヤが怒りにまかせてギタギタにしたwってことだね。


あー、でも、あのオークションの雰囲気は、突然、フィギュアマニアの会場みたいになっていて、シーラさんじゃないけど、頭を抱えるよね。

で、あの場面でブチ切れるイレイナは、でも、ああいうマニアには逆にご褒美なんだろうなあ。

マジでキモいw


それにしても、今回は、なんか、普通に探偵ものだったな。

なんていうか、これ、さすがは「旅々」というだけのことはあって、物語のジャンルは何でもあり、なんだな。

で、そもそもイレイナが、旅人という傍観者ポジションにあるから、訪れた先の国の様子をまさに観察者としてメタ視点で語ってしまうから、語りも何でもあり、ってことで。

そういう意味では、結構、無敵なフォーマットだな、この物語。

なんか、最初の頃の「非情なイレイナ」さんが嘘みたいじゃないかw

まぁ、今回は自分の紙を切られたために、完全に私怨でブチ切れていたわけど。

でもまぁ、こういうのはいいよね。

にしても、切られた髪まで回収して、自分の髪に戻せるのだから、魔女って、ほんと、ン何でもありだな。

うん、マジで何でもありだ。

ということで、次回もサヤの登場かな?

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魔女の旅々 第7話 『旅人が刻む壁/ぶどう踏みの少女』 感想:これ、もうイレイナ母がニケであること、隠す気ないよね?w

2020-11-14 00:12:44 | 魔女の旅々
あれれ、また、サヤが出てきたよw

先週はサヤが出てきて面白かったなぁ、でも、サヤってまたしばらく出ないんだよなぁ、・・・って思って見始めたら、いきなり出てきたや、サヤ!って大笑いw

そして、いきない、イレイナに対する思いの丈=劣情を、思い切り書き散らす始末。

でもまぁ、上手いなぁ、と思ったのは、確かにサヤは出てくるけど、イレイナとはすれ違う、ってことね。

要は、視聴者はサヤのおバカっぷりを知って笑えるけど、でも、イレイナは彼女に出会うことはないw

もっとも、サヤのせいで、せっかく『ニケの冒険譚』のなかでお気に入りの「壁のある国」にたどり着いたのに、肝心の壁はすでになくなってしまっていたw

あはは、こういうの、いいね。

にしても、もうニケがイレイナ母であることは隠す気ないんだなーってw

だって、旅先のお役人さんが、イレイナをニケと見間違えるのだから。

けれども、イレイナが(身体的なw)スペック的に見劣りすることで、あれ、この人、ニケとは違う!と言われるのだから、世話はない。

さすがに、自分の母親に呪いはかけられないしねw

で、その壁の国の後に訪れたワイン造りの国、というか村では、今度は、イレイナ自身が自分の気分の暴走で、仲の悪かった2つの村を喧嘩をさせて1つにまとめてしまうのだから。

これ、微妙に、ニケ、サヤ、イレイナ、が順に似たようなことをしていて可笑しい。

因果はめぐる、というかw

でも、こういう形で、ニケやサヤの短いエピソードが加えられるのなら、なんか洒脱な寓話の用に見えてくるから不思議。

もっとこういう展開も欲しいなぁ。

しかし、このお話、さすが「旅旅」というだけあって、旅先のコンディションによって、お話の質が全く変わってしまうのは、慣れてくるとなんか斬新w

とはいえ、最初の頃の、君子危うきに近寄らず、とばかりにやばいことがあったら、その厄災は見なかったことにして、とっとと退散するイレイナの非情さも捨てがたいのだけど。

でもまぁ、やっぱり、サヤとニケはいいなぁ。

はたして、イレイナは、ニケの正体にいつか気がつくのだろうか?

あ、そうそう、サヤのCVの黒沢ともよって、『アクダマドライブ』の一般人/詐欺師でもそうだけど、ごくごく普通の、でもちょっとネジが外れた人を演じさせたら右出る人がいないくらい、役柄にぴったりで驚く。

なんていうか、普通の人の中に潜む「揺れるヤバさ」みたいなところを、極めてナチュラルに演じてしまうのはホント、スゴイなぁ。

ということで、次回もまた、サヤの登場よろしく。

なぜなら、サヤがワンポイントリリーフするだけで、この回はきっとハズレではない!って思えるような気がするからw

打率がいいんだよ、サヤw

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魔女の旅々 第6話 『正直者の国』 感想:あははw これサヤとイレイナのふたり旅にしたほうがオモシロイんじゃない?

2020-11-07 00:01:38 | 魔女の旅々
いやー、最初はさ、「正直者の国」っていうから、あー、また嘘がつけなくて殺伐とした国で、イレイナがさっそうと見捨てて帰る話だと思ってたわけ。

たしか、キノさんの旅のほうにも「正直者の国」ってあった記憶があるから。

それを最初に想定していたわけね。

で、確かに、最初のうちはそうで、あー、やっぱそうかぁ、誰も喋らないから、また鬱かー、と思ってたらさ、

まさかのサヤさん、再登場回w

てか、サヤって誰だっけ?って一瞬思っていたのだけどね。

でも、あ、なるほど、あのイレイナが稽古をつけてやった魔女見習いの子ね?、ってようやく思い出したわけで。

で、結局のところ、この「正直者の国」という場面設定は、単に、サヤがイレイナ・ラブ!の本音をひたすらダダ漏れさせてw気色わりーwって思わせるためだけの、舞台装置だったw

なので、鬱回と思いきや、今までで一番のギャグ回になっていてw

しかも、サヤがいると、イレイナがまともに見えるwというおまけ付きでw

いやー、これは楽しい。

あとは、一応、サヤが協会所属の魔女、という設定にして、再会したイレイナに、私、ついていきます!とか、言わせずに、一応、最後に別れさせたのはうまかったw

まぁ、このサヤのノリなら、しばらくイレイナと一緒に旅をさせてもおもしろかったんじゃないかな、とは思うけど。

とはいえ、なにごとも、過ぎたるは及ばざるが如し、だからね。

時々出てきて、イレイナを引っ掛け回すトリックスターの役割、ってほうが、サヤにはあってるんだろうなw

ということで、いやー、楽しかった。

いや、ホント、サヤはいいわー。

イレイナの引き立て役に、こんなにふさわしい子はいないわw

あ、そうそう、最後にサヤがイレイナの首にかけたネックレスって、ぜったいなんか仕込んであるあるよね?

ぜったい、次への伏線だよね?

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魔女の旅々 第5話 『王立セレステリア』 感想: 結局今回ってフラン先生がイレイナ・ママ=ニケの弟子ってことのバレ回でしかないよね?

2020-10-30 23:11:18 | 魔女の旅々
なんか久しぶりにフラン先生が登場したと思ったら、魔法学校の先生で、生徒を通じてイレイナと旧交を温める機会を持った・・・だけの回w

いや、まさか「だけ」で終わるとは思ってなかったけど。。。

となると、ポイントは、やっぱりフラン先生とイレイナの二人で『ニケの冒険譚』の話をしていたくだりだけど。。。

あれ、どう見ても、最後のニケが指導した魔女見習いって、フラン先生だし、

そうなると、やっぱり話の流れ的に、イレイナ・ママがフラン先生の師匠であるニケだった、ってことにしかならないよね?

てか、イレイナ、気づこうぜw

まぁ、だから、なんなんだ?ってことだけどさ。

天才に生まれてかえって伸び悩んじゃった娘のイレイナに困ったイレイナ・ママ=ニケが、昔の教え子であるフラン先生に、イレイナの指導を頼んだ、というのが第1話だった、ってことの種明かしでしかないよね、今回は。

ご丁寧に、フラン先生が魔女になった後、ニケは普通の女性になって暮らしましとさ、って情報まで教えてくれるのだから。

となると、問題は、イレイナが、その事実にいつ気がつくのか?

まぁ、もう気づいているのかもしれないけれどw

あと、AパートとCパートの、フラン先生の本とかグッズとかを販売している国の話は話でやるのかな?

あれだと、なんでフラン先生があそこまで人気があるのか、わからないのだけど。。。

ともあれ、イレイナって、フラン先生が出てきているときくらいしか、まともでいられないように思ったのがちょっとやばい。

フラン先生がいると死神にならないw

というか、もはやイレイナが、旅先で、無慈悲な傍観者として不幸を放り出して出国する場面こそが見たい場面になっている。。w

文字通り、ビッチじゃないイレイナなんて、つまらないじゃないかw

次回はまた、非道のイレイナになってくれるかなぁw

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魔女の旅々 第4話 『民なき国の王女』 感想: イレイナってもしかしてただの死神とかじゃないの?

2020-10-24 00:42:32 | 魔女の旅々
あはは。

いやー、すごいな。

今回出てきたのは、イレイナとミナロゼの二人だけだよ?

それで、物語自体はミナロゼの、父に対する復讐劇で終わりだよ?

しかも、一旦、父を魔物に変えて、人間の意識をもったまま国民をすべて滅ぼす、という絶望を味あわせた上で、断罪する、という。

で、イレイナ、それを見てただけだよ?

まぁ、見たのは、最後の一幕だけだけどさw


にしても、あはは、なんだよ、これ?

ちょっと斜め上がすぎる気もしてきた。

まだ、キノさんの方が善人だったなぁ、って思うくらいw

にしてもなぁ、イレイナの最初の様子だと、この人、一宿一飯の恩義、って概念もないのかと、一瞬疑ってしまったよ。

もっとも、今回は、穴掘り機くらいの役割は果たしたわけだけどさw.

でも、最後は、結局、ミナロゼの鬼畜ぶりに呆れてしまって、

あ、こいつ、これ以上刺激しないでとっととお暇しよう!

って具合に逃げ出して言ったのがスゴイ。

まぁ、それくらいドライじゃないと「旅々」なんて続けてられないのだろうけど。

しかし、これ、もう最後まで、ずっとこんな感じで、基本、傍観者で終わるのかなぁ?

まぁ、最後の2話くらいは、当事者となる話になるんじゃないかな、とは思っているけどさ。

でも、なんか、こう、だんだん癖になってきている気もして。

この、なんとも酷薄な傍観者きどりが、結構、いい気がする。

つまりは、これ、ダンテの「神曲」みたいな、地獄めぐり、というか、煉獄めぐりの旅、なんだろうなぁ。

まぁ、魔女だからね。

ウィッチだからね。

本来、悪魔ファクターがついて回ってるからねw

うん、次回も、底冷えがする感じで楽しみだよw

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魔女の旅々 第3話 『花のように可憐な彼女/瓶詰めの幸せ』 感想: うわぁ、エグいなぁ、これダークファンタジーじゃん…

2020-10-16 23:21:46 | 魔女の旅々
あー、これは後味悪いわ。

『キノの旅』でも、時々胸糞悪い話が出てきたけど、今回のは、どちらもそうで、かなり苦しい。

教訓にすらならない、いやーな感じ。

ただ、それ以上に、もはやその惨状をゆるりとかわして、次の旅に出かけてしまえるイレイナだよなぁ。。。

これ、さすがに旅立ってから直後の話だったら、もっとうぇええ・・・とかなってたんだろうなぁ。

でも、こんなものを見続けて、しかも、それを日記に書き記して、一種の人類観察日記にしてしまったら、

まぁ、こういう世界もありますよね、

とか言って、納得しちゃえるんだろうな。

今回も結構、言葉を飲み込んでいる場面が見られたし。

このままイレイナはスレたままで行ってしまうのか。

それとも、一種の感覚麻痺になりつつあるイレイナの目を覚まさせるような事件なり人物なりが出てきたりするのだろうか?

むしろ、イレイナの今後の行方の方が気になってきたよ。。。

あー、にしても、胸糞悪い話だったなぁ。

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