詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

シューベルティアーナ

2015-02-28 21:04:45 | 日記
私はこの間、音楽のコンサートに行ってきました。
そのコンサートとは横浜市にある戸塚区民文化センター「さくらプラザ」で催された
「鈴木理恵子 室内楽シリーズVol.2 ピアノトリオ 魅惑の室内楽」です。
私が音楽の本格的なコンサートに行くのは初めてで、
観に行くきっかけは私の人生の伴侶(あともうちょっとで結婚かな)が以前ピアノの先生をしていた人で、
ピアノトリオのピアノを担当する「若林顕」の名をポスターで見て「是非行きたい」となったからでした。
私はもともとマイケル・ジャクソンとルパン三世ぐらいしか聴かない人だったのですが、
彼女の影響でクラシックも聴くようになりました。彼女から初めて借りたCDはドビュッシーのピアノトリオでした。
そんな私が2015年2月15日に彼女とさくらプラザホールに行き「室内楽シリースVol.2」を聴いてきました。
天井が高いホールの舞台真ん中にグランドピアノがあり荘厳な雰囲気の中、
トリオの3人が観客から見て左側から入場し右手前にチェロの上村昇、真ん中奥にピアノの若林顕が右向きにピアノに向かい、
左手前に鈴木理恵子という図式で約3時間の演奏となりました。どんな曲目だったか紹介します。
   アレンスキー      ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調Op.32 第1楽章~第4楽章
   バッハ          無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番BWV.1004より「シャコンヌ」
   シューベルト      エレンの歌 第3番(アヴェ・マリア)D.839
   シューベルト      歌曲集「白鳥の歌」より 第4曲 セレナーデD.957-4
   メンデルスゾーン   ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調Op.49 第1楽章~第4楽章
素晴らしい演奏で感動しました。
途中で私は何度も音楽の旋律を投稿予定の詰将棋の初手にイメージさせるなど自分に重ね合わせながらの3時間となりました。
「シャコンヌ」は鈴木理恵子の独奏ですがピアノ専門家の彼女も私も「素晴らしい」と口を揃えました。
「室内楽シリーズVol.3 ヴァイオリンとギターの調べ~聖夜の室内楽~」は2015年12月19日(土)に
同じくさくらプラザで予定されているそうです。
帰り際に鈴木理恵子と若林顕(二人は夫婦です)のCDを買い、
サイン会の場で二人のサインをCDジャケットに貰いました(鈴木理恵子さんが日付を間違えてしまったことは
見ないことにします。)。
そのCDを彼女は「気持ちが落ち着いて素晴らしい演奏」と言っています。
私も今、そのCD「SCHUBERTIANA(シューベルティアーナ)」の一曲目を聴いていますが、
一曲リピートを一ヶ月毎日聴いても堪能出来そうです。
私もみなさんが一ヶ月堪能出来るような詰将棋を作れたらいいなと思っています。

<第6週週刊将棋五段問題封じ手(第1584回・2月11日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲5二龍。
週刊将棋の解答は▲5二龍。
正解。6問中5問正解。正解率83%。調子いいな。
<第7週週刊将棋五段問題封じ手(第1585回・2月18日号)>
私の封じ手は▲4九香。同成銀にも落ち着いていけば…

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詰将棋第二番 詰将棋パラダイス平成25年12月号・中級

2015-02-21 22:19:58 | 詰将棋
        詰将棋パラダイス収録作からのブログセカンドリリースはこれ。
        詰パラ初入選一ヶ月前の平成25年12月に掲載となった作品です。
        「詰将棋パラダイス」には初級・中級・上級と3つのコースがあり
        中級コースにあたるのは「表紙詰将棋」1題と
        「ヤング・デ・詰将棋」10題です。
        「表紙詰将棋」は入選扱いで
        夏風さん担当の「ヤング・デ・詰将棋」は
        読者投票次第では入選の可能性がある懸賞問題4題と
        入選の可能性はないものの佳作扱いの
        「ヤング・デ・詰将棋 解付きコーナー」6題から構成されています。
        その解付きコーナーにこの詰将棋が
        私の詰将棋パラダイス初発表作として掲載されました。
        解説は一ヶ月後ですので、それまでこのはがきをじっくりご鑑賞下さい。

        今日私は横浜美術館で開催されている
        「ホイッスラー展」を観るためにみなとみらいに行き
        ホイッスラーの「唯美主義」「ジャポニズム」の作品を堪能してきました。
        3月1日までの開催ですので興味のある方は是非。
        横浜市営地下鉄桜木町駅からの
        横浜美術館への道のりでは動く歩道に乗りますが、
        そこから右手にインターコンチネンタルホテルが見えます。
        平成8年に当時七冠の羽生名人対森内八段の
        名人戦第3局が行われたところです。
        終盤大熱戦でした。
        その頃に横浜駅付近のコンビニで
        初めて週刊将棋を買い(一面は羽生対三浦の棋聖戦第2局)、
        詰将棋ロータリーの11手詰を5手ぐらいで無理やり詰ましました。
        その時が私と詰将棋の出会いになります。

        
        <第5週週刊将棋五段問題封じ手(第1583回・2月4日号)>
        先週掲載した私の封じ手は▲6六金。
        週刊将棋の解答は▲6六金。
        正解。5問中4問正解。正解率80%。
        <第6週週刊将棋五段問題封じ手(第1584回・2月11日号)>
        私の封じ手は▲5二龍。

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「将棋魔法陣 二上達也詰将棋作品集」

2015-02-14 21:45:04 | 詰将棋の本
「将棋魔法陣」という本を買いました。
推理小説のような題名ですが将棋棋士二上達也九段の詰将棋作品集です。
序文は弟子の羽生善治名人であります。
昭和初期に出版された本のような趣のある装丁ですが、
それもそのはず、昭和28年にガリ版刷りで発行された作品集を昭和49年に改訂、
さらに不完全作の修正を経て今年1月に
日本将棋連盟から発刊されたという過程があるのです。
昭和7年生まれの二上達也九段は平成2年に引退するまで
タイトル5期(棋聖4期、王将1期)獲得した名棋士で
日本将棋連盟会長を務めていたこともあります。
詰将棋の名手として知られていて今回の「将棋魔法陣」の発刊となりました。
ポストカードの付録とともに2月上旬に私の手元にも届いたので
早速第1番を解いてみました。
二上九段が提示した作意最終手と私が選択した最終手が完全一致しました。
味わい深い作品が揃っていそうで全題自力で解く意気込みです。
二上九段のエッセイを読むと余詰などに寛容な姿勢も見られます。
詰将棋ちょっと入選の私には精神的に余裕はなくガチガチで、
今のところそれが心地いいです。
自信作の詰将棋投稿直前に余詰等を発見しての落胆からの立ち直りは
詰将棋創作の醍醐味の一つでもあると思います。
また投稿時に「余詰はないはずだ!」と奮い立たせ
緊張しながらポストに投函するのはいいものです。
二上九段の「途中の変化を読み切らなければ詰ませたと言えないように思う。」
との言葉がありますが私の考えと一致していて嬉しいです。

ところで私は昨年で指将棋を引退したつもりでしたが
今日、友人との久しぶりの再会であっけなくカムバックしてしまい
時間切れ引き分けでした。
来週のブログは詰将棋第二番を掲載しますが入選作ではないことを
ご了承ください。

<第4週週刊将棋五段問題封じ手(第1582回・1月28日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲7九飛。
週刊将棋の解答は▲7九飛。
正解。2問連続正解で正解率75%。
<第5週週刊将棋五段問題封じ手(第1583回・2月4日号)>
私の封じ手は▲6六金。

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天童の将棋駒

2015-02-07 23:01:37 | 日記


     今月の「将棋世界 」(3月号)の私の注目記事は「名匠たちの駒」です。
     東京が生んだ五大駒師「豊島龍山」「奥野一香」「宮松影水」「金井静山」「木村文俊」
     の高級将棋駒がカラー写真で紹介されています。それぞれ200万円前後の価格です。
     将棋タイトル戦では、このレベルの将棋駒が使われるのでしょう。
     「将棋駒博物館」所蔵だそうで是非行ってみたいと思ったものの、大阪にあるのか。
     将棋世界の黒をバックにした美しいカラー写真を観ていると気持ちが落ち着いてきます。
     という訳で今回は私の将棋駒をカラー写真で紹介しているのです。
     駒の名産地山形県天童市の駒です。
     高級駒ではなく一般向けの駒ですが
     「白椿中彫」の木の駒で6千円ほどで買った記憶があります。
     玉将の底に作者名も彫ってあります(左の写真参照)。
     「天童将棋株式会社」の定番駒のようです。
     この駒を名人400年のゴールデンウィークの時に買いました。
     そしたら気合が入って詰将棋が作れるようになりました。駒は大事です。
     谷川浩司駒箱は家宝の五段免状を取得した時に将棋連盟からもらいましたが、
     今初段以上の免状を取得すれば
     同じく谷川浩司駒箱(カシュー塗の黒色)がもらえます。
     免状取得もやはり気合が入ってますます強くなると思いますので
     みなさん頑張ってください。

     <第3週週刊将棋五段問題封じ手(第1581回・1月21日号)>
     先週掲載した私の封じ手は▲1二歩。
     週刊将棋の解答は▲1二歩。
     正解。白星先行。
     <第4週週刊将棋五段問題封じ手(第1582回・1月28日号)>
     私の封じ手は▲7九飛。


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