詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

詰将棋第一番<解説>詰将棋パラダイス平成26年1月号「新人コンクール」(番外編第一番に実力者向け改作図掲載)

2015-01-24 19:42:42 | 詰将棋
        実力者の方は詰将棋パラダイス平成27年6月号「読者サロン」に掲載された
        改作図(このブログの番外編第一番に掲載)から解いて頂くようお願いします。




        第一番 詰将棋パラダイス平成26年1月号「新人コンクール」

        1三桂、1一玉、1二歩、同玉、2一銀、1三玉、1四歩、同玉、
        2六桂、同香、2五金、1三玉、2三角成、同玉、2四金打まで十五手詰。

        この詰将棋は第58回新人コンクールで採用された
        私の記念すべき初入選作です。
        入選の知らせを受ける前から、この作品は私の第一番だと決めていて、
        何とか世に出ないものかと思っていました。
        「ヤング・デ・詰将棋」の1月号を狙っていたものの、
        1月号は課題作の募集であることが分かり、投稿希望先に困りました。
        難問揃いの「高等学校」か、入選もしていないのに「表紙」か。
        「表紙」向けの詰将棋であると
        思っていることをアピールすることを狙いとし、
        「表紙」へ投稿…
        すると約2週間後の10月下旬に
        「新人コンクールなら即採用」との通知が来て、
        再投稿しろという意味だと判断し緊迫の再投稿。
        1月号で無事採用されました。

        初手は3三桂から入ってもらえると嬉しい。これは同金で詰まない。
        ならば右から打つ1三桂が格好いい。
        1三桂に同金なら今度こそ3三桂が決まることを見越しての初手。
        2手目3一玉は3二歩以下。
        2手目1一玉以下変化を丁寧に読みながら、
        作意を最後に読むようにしてもらうのが良いかと。
        初手から順に盤に並べてもらえれば
        詰め上がりで2筋に駒が6枚縦に並ぶ「1」があぶりだされる。
        だから年賀詰として1月号を狙っていた。
        1月号で「1」が初入選作となり感無量。
        みなさんはこの詰将棋の初形を見て「あぶりだし」であることが
        お分かりになったであろうか。
        分からなかったのなら作者冥利に尽きる。
        「1のあぶりだし」。
        私は常に、この詰将棋のように1本筋の通った人間でありたいと思う。
        (詰パラ初入選作。平成25年作。)

        
        <第1週週刊将棋五段問題封じ手(第1579回・12月31日・1月7日合併号)>
        先週掲載した私の封じ手は▲3五馬。
        週刊将棋の解答は▲3五馬。
        正解。幸先の良いスタートで安堵。
        <第2週週刊将棋五段問題封じ手(第1580回・1月14日号)>
        私の封じ手は▲2五桂。果たして…

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