詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

詰将棋鑑賞その6

2016-08-28 22:06:27 | 詰将棋鑑賞
私が最も解いた詰将棋は誰の作品か、と考えたら週刊将棋とスポーツ報知の伊藤果八段かなと思う。「四百人一局集」に載っている<スポーツ報知  平成20年2月9日>の持駒7色を解いてみた。まずスポーツ報知だから15手詰以内だな、と分かる。盤上桂香歩のみの無仕掛け図式で美しい。2手目の分かれ道を駒余り以内に討ち取ることが出来なかったが、玉を引き込んでから揺り戻して詰ます、桂の使い方が印象的だった。伊藤果八段の作品はアクロバティックなものが多いなと思いながら解くのに苦労するのを楽しみにしていたものだ。伊藤果八段は作品集「果し状」を出されている。私に言われても駒余る。報知の「10分で二段」に長考していたし…

今年の夏は暑かった。今日は涼しいが。台風ニュースも頻繁だ。お盆には横浜で行われた京急将棋祭りに行ってきて、貼り出されている懸賞詰将棋の図面と解答を名刺の裏に書いて久しぶりに会った棋友に渡したりした。

<詰パラヤン詰解付き解見ずに感想>
A やりにくい初手。
B 飛をどかす。
C 玉を引っ張り桂を駆使する。
D 中盤の応酬が見事。
E 香がポイント。
F 幻惑を乗り越えて「と」の技ありから収束で一本。

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