黒い老犬は電気ウナギイヌの夢をみるか

誰にでも人懐こく無防備な笑顔で近づくので、人からよく「犬みたいだね」と言われるのだが、最近それも意外とアリかなと思う僕。

灯台下暗し

2015-05-31 04:46:40 | 我が自閉的人生

職場によくいる「空気が読めない娘」の陰口大会。


「あいつデリカシー足りないっ!」


「あいつ自分のことしか考えてないっ!」


「いくらなんでも酷すぎるっ!」


「まあねーそういう見方もあるかもねー。」


「そうねーそういうところもあるかもねー。」


黙って聞いていたベテラン女子が口を開いた。


「クラスの6.5%に発達障害のお子さんがいるわけじゃない?」


「そして、その子たちも大人になるわけじゃない?」


「その大人が、先生にならないとも限らないわけじゃない?」


「そう考えると、仕方ないでしょう。」


なんというか、著しく俺で申し訳ないです。


だからこういう陰口も、苦手なんです。


そう言ってるあなたも、実はなかなか…



言うようにしてる

2015-05-21 04:40:20 | 我が自閉的人生

「ソナーのない潜水艦」だった僕は、


人の気持ちを踏みにじり、人の善意をコケにして、


ひたすら自分の快楽を追求し続けた。


結果、まわりを傷つけ自分も傷ついていったのだが、


残念ながらそれにすら気づかずに、


船体がボロボロになって、思うように動かなくなって、


数十年前にわたって積み重なったダメージは激しく、


回復するにはまだまだ時間と努力が必要だ。


そんな僕の「外付ソナー」に映るのは、


自分のまわりを航海する「ソナーのない潜水艦」たち。


無駄に自信過剰で、配慮が足りなくて、


悪い結果は全部まわりのせいにする「ソナーのない潜水艦」たち。


だから僕は、言うようにしてる。


「無駄に自信過剰ですね。」って。


「配慮が足りませんね。」って。


「全部あなたのせいですよ。」って。



十戒

2015-05-17 04:40:20 | 我が自閉的人生

1.誰もがやりたがらない仕事をすすんでやること。


2.それをやったことは誰にも話さないこと。


3.自分の仕事より人の仕事を優先すること。


4.残った自分の仕事は、夜中に一人でやること。


5.どんなにキツくても、キツそうに見せないこと。


7.それでも嫌われる理不尽を受け入れること。


8.自分の悪口を言う人を嫌いにならないこと。



1年後

2015-05-14 04:35:54 | 我が自閉的人生

自分の行動がまわりからどう思われているか。


その答えを何となく知るのは1年後。


がむしゃらに頑張る時期はたしかに必要。


ただ頑張れば認めてくれるわけではない。


自分の行動は逐一自分のまわりの人間によくも悪くも評価されて、


「あなたとはもう友だちじゃない」と言われたが、


その噂話ネットワークを武器にして、


誰かを自分の思い通りに操ろうとする人たちの存在だ。


噂話に制限される行動範囲の面でも、


デメリットしか感じないのだが、それでも止まない噂話。


今後はその辺りも視野に入れて慎重に立ち振舞う必要がある。


基本正しいことをしていれば、自分を恥じる必要なし。


そう思わなければ、とてもじゃないがやってけない。



付箋

2015-05-10 04:35:19 | 我が自閉的人生

僕の備忘録には付箋がいっぱい。


仕事上忘れちゃいけないメモがほとんどだが、後から見るとおかしな付箋もたくさんある。


例えば、「あんまり笑わない」と書かれた付箋。


例えば、「失言注意」と書かれた付箋。


例えば、「基本つまらなそうな顔をする」と書かれた付箋。


「調子に乗らない」と書かれた付箋は、4枚あった。


「人間性 < 職務遂行能力」と書かれた付箋。


「常に見られてる」と書かれた付箋。


確かに仕事上忘れちゃいけないことかもしれないが、


わざわざ付箋に書いて貼ることだろうか。


思った時に書いとかないと、忘れちゃうのさ。


「思った時に書く」という付箋も、貼っとかないと。