今日発売の日経ビジネスに「廃妄の大学発ベンチャー~民営化時代のタックスイーータ」という記事が出ている。
私は前職では大学で生まれた技術の技術移転をやっており、大学発ベンチャーの必要性も訴えていただけに、誌面で指摘されているような現状は非常に忌々しきことだと痛感する。
自分も経営者のはしくれなので、多少はその企業の経営の良し悪しは分かるが、
私が知る限りの大学発ベンチャー(大学の技術を基盤として発足した企業)で「まっとうに」やっているのは
①経営者がビジネスのプロであること
②補助金に頼りすぎず、自力で売上を上げたり、リスクマネーを調達したり、自己責任で借り入れしたり、要するに自己責任の資金を用いていること
③その道のプロ(学者ではない)がいること。
が挙げられると思う。
ん?・・・ちょっと待て・・この①~③って、企業としてアタリマエのことじゃないの?
そうなんです。今の大学発ベンチャーって、誌面でも指摘されているように、アタリマエの企業ではないんですよね。
なんと言うか、国の保護を受けて育ちながら、成果を自分達で得ようとする意思がミエミエで・・・
これ、他の(というか、普通の)経営者が見たらキレますよ。
文部科学省にしても経済産業省にしても、その企業の実態を見る「目」があれば、これほどズサンな補助金バラマキなど行われないだろうに、出すほうも「目」がなく、もらうほうもそれをアタリマエと思っている・・・
正直、そんな企業はぜーーーーーーったいにうまくいくはずがない。
まず、大学の先生が経営者にはなるべきではない。
ビジネスを知らない人がしゃしゃり出て、出資者に迷惑をかけるくらいなら、起業などしないほうがいい。
それに、売りが立っていないのに、調子に乗るなといいたい。(そんなベンチャーばかりではないと思うが・・・)
あー、いろいろ言いたいことはあるが、ちょっと読んでいて腹立たしかったので・・・ま、これくらいで。
私は前職では大学で生まれた技術の技術移転をやっており、大学発ベンチャーの必要性も訴えていただけに、誌面で指摘されているような現状は非常に忌々しきことだと痛感する。
自分も経営者のはしくれなので、多少はその企業の経営の良し悪しは分かるが、
私が知る限りの大学発ベンチャー(大学の技術を基盤として発足した企業)で「まっとうに」やっているのは
①経営者がビジネスのプロであること
②補助金に頼りすぎず、自力で売上を上げたり、リスクマネーを調達したり、自己責任で借り入れしたり、要するに自己責任の資金を用いていること
③その道のプロ(学者ではない)がいること。
が挙げられると思う。
ん?・・・ちょっと待て・・この①~③って、企業としてアタリマエのことじゃないの?
そうなんです。今の大学発ベンチャーって、誌面でも指摘されているように、アタリマエの企業ではないんですよね。
なんと言うか、国の保護を受けて育ちながら、成果を自分達で得ようとする意思がミエミエで・・・
これ、他の(というか、普通の)経営者が見たらキレますよ。
文部科学省にしても経済産業省にしても、その企業の実態を見る「目」があれば、これほどズサンな補助金バラマキなど行われないだろうに、出すほうも「目」がなく、もらうほうもそれをアタリマエと思っている・・・
正直、そんな企業はぜーーーーーーったいにうまくいくはずがない。
まず、大学の先生が経営者にはなるべきではない。
ビジネスを知らない人がしゃしゃり出て、出資者に迷惑をかけるくらいなら、起業などしないほうがいい。
それに、売りが立っていないのに、調子に乗るなといいたい。(そんなベンチャーばかりではないと思うが・・・)
あー、いろいろ言いたいことはあるが、ちょっと読んでいて腹立たしかったので・・・ま、これくらいで。
コメントありがとうございます。
おかしい・・・のではなく、まっとうにやっている会社もたくさん知っています。
そうした企業をひとくくりにする気は毛頭ありません。
ただ、企業を経営することが、大学の研究の延長の感覚でいる会社が多くあるのも事実です。そこは素直にオカシイと思います。
日経ビジネスでの指摘もそうしたVBに対する警笛だと受け止めています。
私は大学の技術がもっと実業になって欲しいと心底思っています。私もそのお手伝いをしていたわけですし、思いいれもあります。
ただ、企業を経営することに対してリスクを取らずに、研究の延長で国の保護を受けている企業に対しては腹立たしさを感じます。
国=出資者と捕らえると、出資金=税金ですからね。同じ経営者としては信じられないと思うのが率直な意見です。