愛煙家の多事総論

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テレネット

2007-03-05 20:36:34 | 国内情勢
最近、テレビとネットの融合が急速に進んでいる。とはいっても、大手テレビとネットの癒合が進んでいるわけではない。

“YouTubeテレビ”続々 Wiiでネットとテレビが融合

YouTubeなど動画投稿サイトの人気映像を、テレビで見るための新サービスが続々と登場している。YouTubeのAPIを活用し、WiiブラウザとWiiリモコンで簡単に操作できるようインタフェースを工夫したもので、テレビ番組を見るように気軽に動画を楽しめるのが特徴だ。サービス提供元は、小規模なベンチャー企業や個人ばかり。2年ほど前に注目を集めた、大手ネット企業によるテレビ局買収劇とは異なる次元で、ネットとテレビは着実に融合してきていると言えそうだ。

 Wii対応の動画サービスで先陣を切ったのは、2月16日に公開されたはてなの「Rimo」(リィモ)だ。YouTubeの人気動画をエンドレスに再生できる仕組み。リモコン型のシンプルなインタフェースで、テレビのように気軽にダラダラと見られるサービスを目指した。Rimoはサービスインと同時に話題を集め、ユニークユーザー(UU)数は3日で10万人を突破。総アクセスの16%がWiiからの接続だったという。

 翌16日には、個人が構築した同様なサービス「DARAO」が登場。YouTubeまとめサイトで取り上げられた動画も一気に見られるのが特徴で、Wiiに最適化はされていないもののWiiでも閲覧でき、Rimoと同様、テレビを見るように受け身で楽しめる。京都のベンチャー企業・ドラゴンフィールドも28日、同社のブックマークサービスで人気の動画を、Wiiで連続再生できるサイト「CGM TV! DOGGAWii(ドガウィー)~みんなのチャンネル~」を公開。paperboy&co.の家入一真社長ら2人によるユニット「milkyway」からも3月2日、テレビ番組表のようなインタフェースで、WiiからYouTube動画を見られる「oreseg」(オレセグ)が登場した。



いやぁ・・・これは便利になったねぇ。まさかWiiそんな使い方もあったとは。
当初、PS3が掲げていた「ゲームでなく、マルチコンピューター」という理念。気づけばWiiが実践していたとは、何たる皮肉か。

それにしても、大手テレビが利権という著作権にしがみついて、YouTubeに警告ばっか出して関係を冷やしている間に、ベンチャーや中小企業はすでに次世代のビジネスモデルを提案している・・・。

大手テレビが衰微しているとは言われてきたが、こういったビジネスが増えるに従って、本格的に大手テレビの地位は脅かされ始めている。


これで、大手テレビも視聴率主義の俗悪バラエティなどをやめて、もっと、本当に人々が見たいと思える番組を作ってくれれば良いのだが・・・。

無理だろうなぁ。一度エデンのりんごの味(利権)を知ってしまえば、そこから離れられないのが人間だし。




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