最近、作業が立て込んでいて、ブログの更新が後回しになっていました。納車している車両について、まとめて書いていきます。
先に、点検を行った車両ですが、点検内容に従って修理していきます。点検後に、フロントフォークからオイル漏れがありましたので、追加になります。ガソリンタンクの底が錆びていましたので、ガソリンタンクとボルトガスケット類、ガソリンフィルターを交換です。
ギアオイル交換とリアブレーキキャリパーは、清掃のみです。
フロントブレーキキャリパーは、点検清掃とブレーキパッド交換です。
フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。フロントブレーキの交換前の写真を撮り忘れました。
クーラントへのエンジンオイル混入は無かったので、全量交換とオイルポンプとクランクケースの間のガスケットからオイル漏れがありましたので、ガスケットのみ交換です。
左側は、シフトシャフトのオイルシールからオイル漏れがありましたので、オイルシール交換です。プラグキャップとプラグコード交換中です。プラグコードは赤で、イグニッションリレーも装着しました。
ゲルバッテリー(駆)は弱っていたので、この後補充電しました。レギュレーターを交換し、エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)です。充電状態が良くなったので、点火状態が良くなりました。(バッテリー点火です。)
フロントフォークのオイルシール類を交換し、組み上げました。
ガソリンタンクが写っていませんが、今回交換した部品です。ノロジーは、車種別に販売されていましたが、中身は同じで汎用でしたので、長さが長いものがそのまま装着されていました。ブリーザーパイプは、劣化し、オイルが吹いていましたので、交換です。水回りについては、外したガスケット類はすべて交換です。フロントブレーキパッドは、危うく裏板が当たりそうでした。後期型レギュレーターですが、充電電圧不良でした。
ステムのナット部ですが、純正は、ナット、ゴムワッシャー、ナット、周り止めワッシャー、トップブリッジの順番になっており、ステムベアリングの締め付け調整とトップブリッジの固定は、影響しないようになっていますが、取付け方法が間違っていましたので、正規の順番に戻しました。また、年式も古いので、イグニッションリレーを装着し、点火系の配線をバイパスしました。
最終チェックと試乗も問題無く、納車になり、横浜のご自宅まで、問題無く帰宅されたとのご連絡がありました。
2017.09.30 作業担当 ヤダ(矢田)