ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

工業発展のために…河本ダム

2023-06-01 06:59:32 | 岡山(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、今回は岡山県新見市金谷(にいみし かなや)にある高梁川水系の河本(こうもと)ダムを目指します。アクセスは県道33号の正田トンネル手前の脇道を本郷川沿いに入り、二ツ目の橋を左へ入ります。そしてそのまま道なりに進んで行くと目的地の右岸に到着します。

まずはダム下へ行って「ご尊顔」を拝みます。訪れた日は絶賛放流中でした。

副ダムの様子。

右岸にやってきました。

右岸から見たダム上。歩いてみましょう。

ダム本体には「高梁川水系 西川」「河本ダム」と書かれたプレートが嵌め込まれています。


ダム上、中央から見た貯水側の景色。

ダム下を覗き込み、

下流側の遠景を眺めます。

対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

竣功は昭和38年(1963年)12月で、

この場所に知事の名前が記されているのは珍しいかも…。

左岸、ダム横から下流側を眺めます。

左岸の壁面には概要と諸元が記されたプレートが嵌め込まれています。それによれば、河本ダムは水島工業地帯への工業用水の供給、洪水調節、発電を目的とした県営の多目的ダムで、昭和36年4月1日に着工し、昭和38年(1963年)12月に完成した高さ64.0m、長さ258.0mの中空重力式コンクリートダムだそうです。

左岸の上流側には河本ダム管理事務所があり、


そこには水利使用許可標識が貼られています。これは水力発電のための標識ですね。

その付近から見たダムの様子。

そして、もと来た道を戻ろうと右岸の道を下ろうとしたら、そこには慰霊碑が。

下部には13人の名前が刻まれています。おそらくダム建設中、不幸にして亡くなられた方々なのでしょう。合掌。


地域の工業発展と災害防止のために活躍するダムなんですね。
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